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【特集】【今週読まれた記事】乗っていますか上昇相場、外国人投資家“猛烈”日本買いの行方

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は10月21日から27日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 2万2000円に到達。日経平均株価の上昇は、まさに“とどまるところを知らない”という表現が相応しい勢いを見せています。背後には、海外投資家の猛烈な日本株買い。「衆院選・与党大勝で『安定の日本』に世界の評価、上昇相場“本番”はこれから <三編集長座談会>」(上)(中)(下)は、衆院選翌日に、株式・為替・コモディティの各編集長がマーケットの行方を語り合ったもの。KlugFX山岡編集長が指摘するのが、ドイツの右傾化やカタルーニャ独立問題など、世界の政治が荒れ気味となるなかで、日本では与党勢力が圧勝したことで世界的な安心感を誘っているという指摘。「総選挙後も“株高が続く3つの理由”、総仕上げアベノミクスの上昇力 <株探トップ特集>」でも、上昇が続く第1の理由として、衆院選結果とアベノミクス継続を評価する外国人投資家の買いを挙げています。

 投資部門別売買動向も、この見方と符合します。10月に入ってからの、海外投資家の買い越し額は6575億円、4593億円、4452億円。しかし、個人投資家は、あろうことか6週連続の売り越し。6週間合計の売り越し額は2兆1941億円に達し、ついに訪れた歴史的上昇を享受できているのかどうか、何やら心配になってしまいます。もっともそれは、株探においでくださる個人投資家の方々には当たらない心配でしょうか。今週、株探で最もアクセスを集めたのは「衆院選通過とアベノミクス大復活、急騰スイッチ『オン』5銘柄 <株探トップ特集>」。この記事が驚異的な数のページビューを叩き出してランキング1位に輝いたのであれば、当然のごとく上昇相場を捉えてこの週末を迎えていることだと思われます。

 海外投資家の買いはどのくらい続くのでしょうか? 「数ヵ月」は続くと見るのは「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 衰えぬ“高値”上昇気流、外国人買いの後押し続く」。海外投資家の一手買いに対し、日本の機関投資家が売りをぶつけるような構図の場合、過去の例では買いは数ヵ月間にわたって続いていたことを紹介。さらには、米国市場の上昇ぶりを考えれば、買いはさらに続くと分析。こういった状況では「間もなくまた高値へ進む」であろう銘柄が注目とし、数々の有望株を紹介しています。

 「年末から2018年にかけて壮大なアベノミクス相場第二弾が始まった」。そう考えられるのではないかと言うのは武者陵司氏の「中国の爆投資が引き起こすハイテクブーム、受益者は日本」です。集計期間最終日の27日に配信したためランキング上位には入りませんでしたが、昨年来、世界同時好況からの上昇相場到来を一貫して唱えてきた武者氏の分析は必読の記事といえるでしょう。

 武者氏は「日本株を買わない理由が見当たらなくなっている」として、「過去最高の日本企業収益」を挙げています。折しも現在は決算発表集中期間の真っ只中。最新の企業業績動向は、武者氏の言うとおり「過去最高の収益」を上げているでしょうか? いち早くそれを知るための大人気コンテンツが、市場予想を上回る好決算を紹介する「サプライズ決算」です。今週、この「サプライズ決算」に15時10分に配信する株探プレミアム専用の「超速報」が加わりました。

  ★本日の【サプライズ決算】 超速報 (10月26日)
  ★本日の【サプライズ決算】 超速報・続報 (10月26日)
  ★本日の【サプライズ決算】 超速報 (10月27日)
  ★本日の【サプライズ決算】 超速報・続報 (10月27日)

 決算集中期間はさらに、15時35分にも新たに発表されたサプライズ決算を追加した「超速報・続報」を配信。サプライズ決算を1秒でも早く知りたいとの声に応えました。

 全ユーザー対象の速報版はこれまで通りの時間に配信。通常時は17時過ぎ、決算集中期間は16時と18時の2回配信です。

  ★本日の【サプライズ決算】 速報 (10月20日)
  ★本日の【サプライズ決算】 速報 (10月23日)
  ★本日の【サプライズ決算】 速報 (10月24日)
  ★本日の【サプライズ決算】 速報 (10月25日)
  ★本日の【サプライズ決算】 速報 (10月26日)

 今週は決算集中期間のため、アクセス数も通常時の倍以上に膨らんでいます。

 好業績銘柄を紹介するスクリーニング物の記事ももちろん人気でした。最もアクセスを集めたのは増額修正の先回りを目指した「今週の上方修正【大予想】 43社選出 <成長株特集>」。今年は好業績を背景に業績予想の増額を発表する企業の数が増えており、リストの価値は例年以上に高まっています。最高益銘柄をリストアップした「利益成長【青天井】銘柄リスト〔6-8月期〕 19社選出 <成長株特集>」は2週連続のランキング入り。決算集中期間は毎日配信の、その日に発表された決算から直近3ヵ月の業績が増収増益となった銘柄をリストアップした「好調持続へ、17年7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集>」は10月26日版がアクセスを集めました。


 投資テーマでは、半導体関連株への資金回帰を指摘した「半導体株“爆騰ロード”、東京市場に眠るダイヤモンドを探せ <うわさの株チャンネル>」が大人気となったほか、「追い風は止まず――好調『化粧品関連』株価の行方 <株探トップ特集>」、「燃費規制強化で高まる需要、“自動車軽量化”ニーズ捉える銘柄は <株探トップ特集>」がよく読まれました。

 少額投資シリーズは「10万円以下で買える、財務健全・低PBR『お宝候補』」の【東証1部】編 28社【2部・新興】編 23社がそろってランキング入り。高配当株紹介では東証1部銘柄を対象とした「【高配当利回り株】ベスト50 <割安株特集> (10月20日現在)」、東証全銘柄を対象とした「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 10月26日版」がともにアクセスを集めました。10月の配当取り権利付き最終日の26日は過ぎましたが、配当落ちで下落したところは、長い目で見れば拾い場ということもしばしば。そうした投資を行う方であれば、「まだ間に合う、10月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」は価値あるリストになっているかもしれません。

 相場観特集は「歴史的“強気相場”、この波はどこまで」と題し、ブーケ・ド・フルーレット・馬渕治好氏東洋証券・檜和田浩昭氏に見通しを聞きました。連載陣では「【植木靖男の相場展望】 ─ 物色は超値がさ株から中位株へ」がよく読まれたほか、「中村潤一の相場スクランブル 『燃え上がる株高 変身DNAを持つ銘柄群』」は2週連続のランキング入りです。

 日々数多くの発表が行われるなかで、好材料を一つ一つ見つけだすのは骨が折れるもの。それらを一気にチェックするための定番記事「明日の好悪材料」は今週も全記事がランキング入りしています。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月20日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月23日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月24日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月25日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月26日発表分)

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