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【特集】【今週読まれた記事】新高値の階段を一歩一歩、待つのは“壮大な上昇”か

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は9月30日から10月6日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 44円高、213円高、12円高、1円高、62円高。5日続伸で年初来高値をほぼ連日更新する日経平均株価の値運びです。3日を除いて上げ幅はわずか。しかし、着実に上値に向かって進み続ける足が、相場の強さを物語っています。9月19日の大幅高が解散総選挙を経ての安倍政権継続への期待を表したものならば、9月25日から1週間のもみ合いは小池新党の仕掛けと勢いを見てのためらい、そして今週10月2日からの上昇は、希望の党失速と自民党勝利によるアベノミクス継続を織り込みに向かう動きとみていいでしょう。

 ランキング上位の記事中でも、政局が相場に与えた影響について触れたものが目につきました。「中村潤一の相場スクランブル 『加速する材料株相場 秋高特選7銘柄』」は個別テーマ株の物色意欲が旺盛な現在の相場で、注目に値する銘柄を紹介し今週のアクセスランキング1位に輝いた記事。銘柄紹介に移る前段の全体相場の分析において、「安倍有利の構図は動かない、というのが今のマーケットの認識」と指摘しています。

 「武者陵司 『世界同時経済ブーム、安倍大勝の公算、壮大な株高に』」は、タイトルから衆院選動向に触れていますが、主題は全世界で同時に進行する景気拡大と、年末にかけて訪れるであろう日本株の「壮大な上昇」。前回の「相場転換、バスに乗り遅れるな」(前編)(後編)に続き多くのアクセスを集め、大評判となりました。

 「黄金の3ヵ月相場」が到来すると言うのは「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 森よりも木! 有望株は枝振りで厳選」です。武者氏の年末にかけての「壮大な上昇」、北浜氏の「黄金の3ヵ月相場」。年末ラリーにはまだまだ早い10月から、人気連載陣が強烈な強気でそろい踏みです。

 選挙に絡んでは、9月23日の記事「黄金セオリー“選挙は買い”、新アベノミクス『急騰当確ランプ』10銘柄 <株探トップ特集>」が再浮上。そのほか「【杉村富生の短期相場観測】 ─ 総選挙期間中は株高という経験則があるが…」、「徹底検証・小池新党は何をもたらすか、政策と関連株を追う <株探トップ特集>」などもよく読まれました。相場観特集も「走り出した総選挙相場、日経平均高値更新の意味は」をテーマにし、株式市場、為替市場の見通しを第一生命経済研究所・桂畑誠治氏外為どっとコム総合研究所・神田卓也氏内藤証券・田部井美彦氏に聞いています。

 投資テーマの特集記事で最もアクセスを集めたのは「2017年『ノーベル賞』銘柄は? 日本人4年連続受賞ならこの株が来る <株探トップ特集>」。残念ながら今年の日本人のノーベル賞受賞はなし。もっとも長崎出身の英国人作家であるカズオ・イシグロ氏が文学賞を受賞したことから、文教堂グループホールディングス <9978> [JQ]など書店株の一角が動意する場面もあったようです。

 ほぼ終わった話題であるノーベル賞に対し、量子コンピューター関連株の相場はまだ始まったばかり。「燃え上がる『量子コンピューター』関連買い、次なる変貌候補は <うわさの株チャンネル>」は2週連続でランキング上位に入っています。量子コンピューター関連の有望株であるデータセクション <3905> [東証M]を紹介した「今週の『妙味株』一本釣り! ─ データセク」も多くのアクセスを集めました。

 脚光を浴びる新技術は量子コンピューターだけではありません。5日には「完全“自動翻訳”時代がやって来る! 商業化レース加速と関連株 <株探トップ特集>」が人気化。IoT関連では「IoTイベントに変貌遂げたシーテック、今年の注目企業は? <株探トップ特集>」、「本命IoT通信方式『LPWA』、巨大市場にらみ主導権争い活発化 <株探トップ特集>」の2記事がランキングに入っています。史上最高値更新が続く米国株式市場については「帰ってきたトランプラリー、“米国結束”がNYダウを押し上げる <株探トップ特集>」、外国人投資家動向については「外国人投資家“日本株買い”再開へ、『アクティビスト』が狙う株 <株探トップ特集>」がアクセスを伸ばしました。

 スクリーニング物で最も人気を集めたのは「円安の追い風に乗る、輸出関連【業績上振れ】有力候補リスト <成長株特集>」。為替市場でドル円が1ドル=113円の重いフシ目をジリジリと円安方向に進んでおり、期初の慎重な為替レートに基づいた業績予想を開示している企業は、そろそろ上方修正の可能性が高まってくる局面です。リスト中の企業では、平田機工 <6258> は業績修正履歴データを見ると昨年は11月11日に売上高、利益、配当のすべてを増額修正しており、現在の好業績が続くのなら今年も同じ時期に上方修正が期待できるのでは? と予想されるところです。スクリーニング記事ではそのほか「好業績続く“小型株”、中間期【上振れ】候補リスト〔東証1部〕編 <成長株特集>」、「高成長【始動】候補リスト〔第2弾〕 32社選出 <成長株特集>」が人気を集めました。

 少額投資シリーズでは「5万円以下で買える、増収増益・低PER『お宝候補』」をピックアップ。【東証1部】編 23社【2部・新興】編 20社がともに人気を集めました。高配当株紹介では「10月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」、東証1部銘柄を対象とした「【高配当利回り株】ベスト50 <割安株特集> (9月29日現在)」、東証全銘柄を対象とした「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 10月5日版」がランキング入りしています。

 日々数多くの発表が行われるなかで、好材料・好決算を一つ一つ見つけだすのは骨が折れるもの。それらを一気にチェックするための定番記事が「明日の好悪材料」と「本日の【サプライズ決算】」です。先週末から今週にかけて配信した記事リストは以下の通りです。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月29日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月2日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月3日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月4日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月5日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】 速報 (9月29日)
  ★本日の【サプライズ決算】 速報 (10月2日)
  ★本日の【サプライズ決算】 速報 (10月3日)
  ★本日の【サプライズ決算】 速報 (10月4日)
  ★本日の【サプライズ決算】 速報 (10月5日)

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