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【特集】【今週読まれた記事】 2万円は通過点、上昇相場に乗る有望株記事が人気

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は5月27日から6月2日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 週末、日経平均株価は317円高で一気に2万円大台を回復。5月16日にあと1円51銭まで迫りながら跳ね返された重要な節目を、いったん押し目を作った後の再挑戦で上抜いてきました。週初の日経平均は1万9600円台の小動きで、売買代金も細り気味でした。週末のこの展開を予想した方は多くなかったかもしれません。もっとも、株探のアクセスランキングでは前週1位が「上昇相場は終わらない、株価躍進候補“最強セレクション10銘柄” <株探トップ特集>」、そして今週の1位は「勢い止まらず“個別株物色”、『割安&好業績&好チャート』照準 <株探トップ特集>」。5月後半の調整期間も、終わらない上昇相場と止まらない勢い、というのが読者の皆様の見立てだったということが浮き彫りになっています。

 こうなると次の注目ポイントは上値メド。2万177円で取引を終えた日経平均が、2015年6月高値2万952円を更新するのかどうか。そしてその後も上昇を続けるのかどうかに市場の興味が絞られます。2日の株探トップ特集「完全突破“2万円”、上値追い加速の真相と『これから買うべき株』 」では市場関係者の見方を取材。2日夜の配信のため、今週のアクセスランキングには入っていませんが、是非参考にしていただきたいところです。

 日経平均がこれから高値に挑戦する一方で、既に歴史的高値に進んだ市場も存在します。「26年ぶり高値『ジャスダック』、大幅高待つ厳選“7銘柄”リスト <株探トップ特集>」は、1991年以来の高値に進みながらも、いまだ割安優良株の並ぶジャスダック銘柄を紹介し多くのアクセスを集めました。

 投資テーマの記事では人工知能(AI)関連株が席巻。前週2位で先鞭をつけた「『AI関連株』繚乱、待つのは“史上最大”大相場か―― <うわさの株チャンネル>」が脅威の2週連続ランキング上位入り。今週配信の「中村潤一の相場スクランブル 『AIメガトレンド相場に乗る最強布陣20銘柄』」、「注目『シンギュラリティ関連株』、2045年AI“人間超え”を買う <株探トップ特集>」も大きな支持を集めました。AI以外をテーマとした記事では、「『ビッグデータ』の波、農業に到来 “収穫”を得る銘柄は <株探トップ特集>」がよく読まれたほか、やはり前週配信の「爆騰『ビットコイン』、新常識“有事の仮想通貨買い”が導く未来は <株探トップ特集>」がアクセスを伸ばしました。仮想通貨市場への資金流入と激しい値動きが話題になっていますが、時にこうしたマネーの動きが何事かを示唆している場合があり、引き続きアンテナを高くしておきたいところです。

 スクリーニングものの記事で最もアクセスを集めたのは「18年3月期【連続最高益】更新リスト 30社選出 〔第2弾〕 <成長株特集>」。時価総額500億円以上の3月期決算企業を対象とした第1弾に続き、500億円未満から銘柄を選出。“小型成長株”は株価の上昇率が特大のものとなる場合があり、目の離せないリストとなっています。最高益見込みの割安株をピックアップしたのは「18年3月期に最高益見込む、低PBR『お宝候補』 26社選出【2部・新興】編 <割安株特集>」。日経平均が急伸し主力大型株が上昇したとなれば、時をおいて小型株に資金が循環するのがセオリー。そうした観点から注目のリストと言えるでしょう。最高益という観点では、「最高益【大復活】銘柄リスト 35社選出 <成長株特集>」も人気でした。

 大人気の少額投資シリーズでは、「10万円以下で買える、4期以上連続最高益『お宝候補』30社選出 <割安株特集>」がランキング3位に。配当利回りにスポットライトを当てた記事では東証1部上場銘柄を対象とした「【高配当利回り株】ベスト50 <割安株特集> (5月26日現在)」、東証上場全銘柄を対象とした「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 6月1日版」が人気でした。

 アクセスを集めにくい個別銘柄の記事では、アイロムグループ <2372> の決算速報「アイロムG、今期最終を2倍上方修正」が下位ながらランキング入り。個人投資家の皆様の注目を集めているようです。

 月曜日恒例の相場観特集「強気か押し目待ちか、揺れる東京市場の見通しは」では東洋証券・大塚竜太氏三木証券・高橋春樹氏にインタビュー。ともに予想は「日経平均2万円乗せはきっかけさえあればすぐ」というもの。金曜日配信の「完全突破“2万円”、上値追い加速の真相と『これから買うべき株』 <株探トップ特集>」にも登場した大塚氏の見解は「“2万円”は道路標識のようなもので、単なる通過点」。6月相場の行く末を考えるうえで、必見の“相場観”となっています。そのほかでは北浜流一郎氏杉村富生氏富田隆弥氏の好評連載陣の記事がいつもながらの人気を集めました。

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