【特集】5万円以下で買える、高ROE・好業績「お宝候補」35社選出【2部・新興】編 <割安株特集>
ジー・スリー <日足> 「株探」多機能チャートより
上場企業の売買単位の引き下げや、株式分割などで株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証2部・新興企業でも約270銘柄が最低投資金額が5万円以下で購入できる。なかには、今期最高益更新や配当利回りが4%超といった「お値打ち株」も存在する。
最低投資金額が5万円以下と小額資金で購入が可能な銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、購入や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、投下した資本に対し企業がどれだけの利益を上げられるのかという観点からROEに注目した。ROEが高い銘柄ほど効率的に株主資本を活用できているといえるほか、機関投資家が投資先候補として選定することも期待される。
下表は東証2部、ジャスダック、マザーズ上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)予想ROEが8%以上、(3)今期経常増益、――を条件に投資妙味が高まる割安な「お宝候補」35社を選び出し、ROEが高い順に記した。(※ROE、最低投資金額は2日現在)
予想 ┌─ 経常利益 ─┐ 最低投資
コード 銘柄 市場 ROE 増益率 今期 前期 金額
<3647> ジー・スリー 東2 30.47 83.8 500 272 16300
<2778> パレモ JQ 25.05 10.1 710 645 28000
<6334> 明治機 東2 24.94 84.6 720 390 45900
<3241> ウィル 東2 23.98 11.9 735 657 36400
<6719> 富士通コン 東2 22.20 26.9 900 709 37900
<4800> オリコン JQ 21.38 14.2 660 578 33000
<9445> フォーバルT 東2 21.21 2.9 720 700 41000
<3242> アーバネット JQ 21.17 20.3 2070 1720 44200
<8912> エリアクエス 東2 18.60 61.4 410 254 11700
<4842> USEN JQ 16.97 10.4 10500 9513 45900
<9385> ショーエイ JQ 16.13 8.7 525 483 39300
<1717> 明豊ファシリ JQ 15.12 1.2 600 593 35500
<6072> 地盤HD 東M 14.38 18.6 281 237 38800
<1434> JESCO 東2 14.12 64.8 450 273 44100
<8737> あかつき本社 東2 13.98 233 1400 421 38200
<3323> レカム JQ 13.09 209 300 97 6500
<2437> シンワアート JQ 12.95 15.1 382 332 30500
<3372> 関門海 東2 12.06 277 200 53 33200
<6881> キョウデン 東2 11.96 10.8 2100 1896 30800
<3071> ストリーム 東M 11.81 60.1 277 173 12300
<5289> ゼニス羽田 東2 10.54 0.1 2300 2297 28000
<3187> サンワカンパ 東M 10.38 5.7 295 279 35600
<7939> 研創 JQ 10.35 9.9 312 284 41200
<7719> 東京衡機 東2 10.33 9.1 240 220 41000
<6658> シライ電子 JQ 9.98 3.0 520 505 27700
<2341> アルバイトT JQ 9.38 0.6 668 664 22900
<3347> トラスト 東2 9.29 5.8 1500 1418 30700
<7863> 平賀 JQ 9.16 2.6 393 383 45300
<1789> 山加電業 JQ 9.12 15.1 252 219 47800
<7888> 三光合成 JQ 9.03 48.4 2000 1348 37900
<3238> セントラル総 東2 8.68 51.5 650 429 26000
<2788> アップル 東2 8.38 40.8 728 517 35000
<4640> アンドール JQ 8.35 10.5 200 181 48500
<3069> アスラポート JQ 8.28 16.1 1070 922 42500
<2754> 東葛HD JQ 8.11 12.6 474 421 39100
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、ROE、増益率が%。
※対象条件について、今期の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
株探ニュース