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【特集】【今週読まれた記事】 最高益が止まらない、青天井へ向かって走る株価と業績

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は5月6日から12日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 12日の日経平均株価は77円安。一時1ドル=114円台まで進んだドル高・円安の一服とともに、4月後半から始まった大幅な上昇も小休止となっています。とはいえ売買代金は高水準で活況が継続。ゴールデンウイーク明けの東京株式市場は先行きへの期待が充満しています。相場を支えているのは、国際情勢への懸念が払拭されたことによる安心感、好業績銘柄への旺盛な物色意欲、そして有望投資テーマへの期待感。今週の株探の人気記事にも、投資テーマを扱ったものが上位に並びました。

 「テンバガーを追え! 発見『10倍株』生む“働き方改革”銘柄 <GW特集>」は5連休中に配信し、大人気となった記事。株式市場で軽視されがちだった人材サービス関連株が「大化け株の宝庫」であり、「とんでもない大出世株が眠っているセクター」と指摘。2013年初めから15年7月までの2年半で株価が64倍に上昇したディップ <2379> を例に、次の「テンバガー(10倍株)」候補を探り支持をあつめました。

 今週配信で人気を集めたのは「始まった『5G関連』資金流入、観測“外国人投資家”ホンキ買い <株探トップ特集>」。IoT時代の到来であらゆるモノがインターネットに接続される時代のインフラには次世代通信規格「5G」の普及が必須。一部銘柄には機関投資家からの資金流入が観測されていることを伝えています。IoTの可能性は製造業においても大きな変革を生み出そうとしています。「IoT×AIで生産性向上、成長戦略『スマート工場』関連に商機 <株探トップ特集>」はスマート工場普及に向けた動きと各社の取り組みを紹介。また、連休中に今年後半に注目の業界を取材した「音声アシスタント本格化、AI・IoT等新展開は-検証・下期注目業界(上) <GW特集>」では、AI関連株IoT関連株そのものの動向を追っています。後編「EV車“本格シフト”と日本勢の行方-検証・下期注目業界(下) <GW特集>」では電気自動車リチウムイオン電池関連について紹介し、ともに多くの方に読まれました。テーマものではそのほか、「急速普及モード“セルフレジ” 流通革命、そして関連株の行方 <株探トップ特集>」がアクセスを伸ばしました。

 業績にスポットライトを当てた記事からも、多数の人気記事が生まれています。「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第2弾〕 28社選出 <成長株特集>」は、最高益企業を紹介する大人気“青天井”シリーズの最新版。8日から11日に決算を発表した銘柄を対象に、1-3月期に過去最高益を5%以上上振れし、かつ通期でも最高益を見込む企業をリストアップ。2日までに決算を発表した銘柄を対象とした第1弾「前半戦速報、利益成長【青天井】銘柄リスト 19社選出 <GW特集>」に続きランキング上位入りです。“前半戦速報”では「18年3月期【利益成長株】ベスト30 <GW特集>」、「18年3月期【最高益】銘柄リスト 24社選出 <GW特集>」もランキング入り。さらに2018年3月期に経常最高益を見込み、かつ割安な銘柄を紹介した「“2万円目前”東京市場、勝利呼ぶ『Wメリット』22銘柄リスト <株探トップ特集>」もアクセスを伸ばしました。とにかく多数の決算発表が集中するこの時期、“最高益”という本来は大きな注目が集まるような銘柄ですらも見逃されがち。週末に改めて有望株の発掘に挑戦したいところです。

 また、最高益ならずとも「増収増益」という企業業績において最高の結果を見込む企業も見逃せません。その日に決算が発表された銘柄の中から増収経常増益予想の企業をリストアップ。連続増収増益期数と予想PERを記載した「18年3月期【増収増益】リスト」は連日大きなアクセスを集めています。

  高成長企業を探る! 18年3月期【増収増益】リスト <成長株特集> 5月8日版
  高成長企業を探る! 18年3月期【増収増益】リスト <成長株特集> 5月9日版
  高成長企業を探る! 18年3月期【増収増益】リスト <成長株特集> 5月10日版
  高成長企業を探る! 18年3月期【増収増益】リスト <成長株特集> 5月11日版
  高成長企業を探る! 18年3月期【増収増益】リスト <成長株特集> 5月12日版

 銘柄一覧ではなく、個別の注目株を紹介した「ゴールデンウイーク特選“黄金の注目株”」は今週もランキング入り。紹介した銘柄の連休明けの値動きはどうだったでしょうか。

  ゴールデンウイーク特選“黄金の注目株”(1) 好業績と宇宙関連で脚光 <個別株特集>
  ゴールデンウイーク特選“黄金の注目株”(2) 有機ELの追い風を受け <個別株特集>
  ゴールデンウイーク特選“黄金の注目株”(3) 中計前倒し達成の勢い <個別株特集>
  ゴールデンウイーク特選“黄金の注目株”(4) 時流乗る直近IPO銘柄 <個別株特集>
  ゴールデンウイーク特選“黄金の注目株”(5) 公共投資の恩恵大きく <個別株特集>

 割安株の特集は今週は少なめ、「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 5月10日版」が唯一ランキング入りしています。少額投資シリーズでは「5万円以下で買える、低PBR・高利回り『お宝候補』26社選出 <GW特集>」が人気でした。

 相場観特集「トレンド完全転換、日経平均はどこまで上がる?」では、ブーケ・ド・フルーレット・馬渕治好氏Argo Navis・清水洋介氏内藤証券・田部井美彦氏にインタビュー。馬渕氏は「2万1000円台まで上値を伸ばす可能性」、田部井氏は「2万円台固めから、さらに上を目指す展開」を予想しています。

 「年末日経平均2万5000円、来年末3万円が視野」と言うのは武者陵司氏。「日本株・ドルの買い場到来」<前編><後編>はトランプ政権のドル安指向は挫折し、「年末125~130円、来年末130~135円」のドル高・円安が進行、「日本株式はより大きく上昇する可能性が高い」と分析しています。

 連載記事では「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 北浜特選GW明け“勝負株”」が大人気だったほか、「【植木靖男の相場展望】 ─物色3本柱に揺るぎなしか」は現在の上昇相場は「若い」と指摘。日柄をもとに今後の展開を分析し、アクセスを伸ばしました。

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