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【特集】ゴールデンウイーク特選“黄金の注目株”(2) 有機ELの追い風を受け <個別株特集>

日写印 <日足> 「株探」多機能チャートより

●日本写真印刷 <7915>

―有機EL向けセンサーフィルムが拡大、株価再上昇へ―

【注目ポイント】
 日本写真印刷 <7915> は戻り歩調をたどっているが、業績回復期待を背景に先高感が強く、3月3日につけた年初来高値3485円更新が期待できる。

 タブレット端末向けタッチセンサーの需要不振や開発費の増加で、17年3月期業績は営業赤字となったもようだが、17年12月期(決算期変更に伴い9ヵ月決算)以降の業績回復期入りが期待できる。注目点はセンサーフィルム再拡大による収益底上げと、非IT分野の拡充による成長力向上で、特に前者では、iPhone新モデルにも搭載される予定の有機EL市場の拡大などが追い風となる。台湾のTPKと中国のオーフィルムテックとの提携による影響が懸念されたが、同社のセンサーフィルムに関する技術力や量産実績、量産能力は世界トップクラスであることから、競合他社に比べて優位性がある。また、既に同社は設備能力の拡張と大規模な要員確保を済ませていることから、需要拡大の恩恵をフルに受けるとみられており、市場拡大が中長期的な成長力強化につながろう。

 また、自動車内装材や蒸着紙は安定的に成長しており、産業資材分野の牽引役となることが期待されている。12日に17年3月期の決算発表を予定しているが、17年12月期は営業利益96億円、18年12月期は同200億円を予想する調査機関もある。決算発表などを通じて、センサーフィルムの競争状況と需要拡大の方向感が確認できれば、株価は上昇局面に突入しよう。

【投資作戦】
 株価は3月3日に年初来高値3485円をつけた後、調整していたが、4月17日安値2324円で底を打ち、戻り歩調をたどっている。17年12月期の回復を先取りする格好だが、有機ELシフトの進展や非IT事業などの底上げが確認されれば業績拡大が加速するとみられている。高値からまだ半値戻りにも満たない時価水準は投資妙味が大。仮に決算発表を機にいったん材料出尽くし感が出ることがあれば、格好の拾い場となりそうだ。

上値目標(1)3400円
上値目標(2)3900円


【ゴールデンウイーク特選“黄金の注目株”配信予定】
3日(水)13:00 “黄金の注目株”(1) 好業績と宇宙関連で脚光 <個別株特集>
4日(木)13:00 “黄金の注目株”(2) 有機ELの追い風を受け <個別株特集>
5日(金)13:00 “黄金の注目株”(3) 中計前倒し達成の勢い <個別株特集>
6日(土)13:00 “黄金の注目株”(4) 時流乗る直近IPO銘柄 <個別株特集>
7日(日)13:00 “黄金の注目株”(5) 公共投資の恩恵大きく <個別株特集>

★ゴールデンウイーク期間中、「GW特集」を“30本”配信します。ご期待ください。
       →→ 「GW特集」の記事一覧をみる

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