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【特集】【今週読まれた記事】上昇相場復帰でビッグウェーブが到来する株は、景気拡大ムードで戻ってきた上げ潮

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は4月22日から28日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 4月17日が底打ちの日だった――ということでしょうか。3月半ばを境に調整に転じた日経平均株価は、この日に1万8224円の安値をつけたあと小幅ながら上昇に転じ、21日からの4日間で858円急伸し一気に1万9000円台を回復しました。国際情勢の悪化がマーケットを揺さぶり、特に4月15日の金日成誕生日、25日の朝鮮人民軍創建85年に対して警戒感が高まりましたが、25日を待たずに戻り相場が始まった事実は、市場が衝突は起きないと読んだことを意味します。この間の経緯を「地政学不安はテクニカル売りの口実であったこと、それは絶好の買い場を提供する」と表現したのは武者陵司氏。「円高要因ほぼ消え、アベノミクス相場再開へ」前編後編では、世界同時好況と世界的株高と円安進行による日本株の上昇を力強く予想しています。

 相場の復調ムードは株探のアクセスランキングにも強く表れました。今週のランキング1位は「生まれるか“大化け株”、観測『機械株』強烈ビッグウェーブ <株探トップ特集>」。3位には「全面高スイッチオン、常識超え“半導体バブル相場”の片鱗 <うわさの株チャンネル>」が入り、1ヵ月間の調整期間中は鳴りを潜めていた投資テーマ、それもシクリカルセクターを扱った記事へのアクセスが爆発しています。株探をご利用下さる投資家の皆様は相場経験の豊富な方が多く、経済循環と株価の関係をよくご存じです。日銀が景気判断を「緩やかな拡大に転じつつある」に上方修正したいま、設備投資需要の盛り上がりが機械関連株や半導体関連株の追い風となることは必定。特集の方向と投資家の皆様の見方が一致したのでしょう、両記事がともに高水準のアクセスを集めました。

 スクリーニングものの記事では、最高益にスポットライトを当てた記事がアクセスを伸ばし、こちらも相場の上げ潮ムードを反映した結果となりました。今期予想が出そろった2月期決算企業から最高益更新企業を紹介した「絶好調の18年2月期、【最高益更新】52社一挙公開 <成長株特集>」、その中からさらに2ケタ増収予想の企業をピックアップした「売上成長“10%超”、18年2月期【最高益】銘柄リスト 16社選出 <成長株特集>」がよく読まれました。

 3月期決算企業の決算発表も集中期を迎え、配信が始まった増収増益企業リストもランキング入り。「高成長企業を探る! 18年3月期【増収増益】リスト <成長株特集>」が4月26日版4月27日版が上位に食い込みました。アクセス集計期間の関係でランキングには入りませんでしたが、最新4月28日版も来週は上位に入ってくるでしょう。

 底打ちから上昇復帰があまりにも急だったため、前週までに配信した底値買い推奨記事が今週もランキング入り。19日配信の「中村潤一の相場スクランブル 『リバウンド前夜の“底値株”投資作戦』」、12日配信の「究極の逆張り候補『10銘柄』、嵐去りし後“鮮烈リバウンド” <株探トップ特集>」がアクセスを伸ばしたほか、「売られすぎ【RSI(20%以下)】低PER 18社選出 <テクニカル特集> 4月21日版」もよく読まれました。

 相場が調整から上昇に転じたとなれば、直近IPO銘柄にも期待が持てます。「来るか『直近IPO』、懸念後退で中小型株に復活の足音 <株探トップ特集>」は3月から4月に新規上場した銘柄を紹介したもの。全体相場の調整局面で株式公開を行った銘柄は初値が伸び悩む傾向がありますが、一方でセカンダリーでの値幅取りチャンスも膨らみます。そのほか投資テーマの記事では、「もう一つのAI、“空中ディスプレー維新”実現トップランナー銘柄は <株探トップ特集>」、「大阪万博“誘致合戦”スタート、総点検『本命』と『大穴』株 <株探トップ特集>」が人気でした。

 人気の少額投資シリーズでは「5万円以下で買える、今期増収・増益『お宝候補』34社選出 <割安株特集>」が大人気でした。配当利回りに焦点を当てた記事では、3月期決算企業を除く東証1部上場の高配当株を紹介した「【高配当利回り株】ベスト50 <割安株特集> (4月21日現在)」、REITを除く東証全体の高配当株を紹介した「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集>」がアクセスを伸ばしました。「まだ間に合う、4月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」で紹介した銘柄は既に権利取り日を過ぎてしまいましたが、高配当株を長期保有したい場合には、権利落ち後に安値をつけた時期がかえって拾い場になることもしばしば。今一度チェックする価値があるかもしれません。

 相場観特集では、ゴールデンウイークを前にした相場展開を松井証券・窪田朋一郎氏日本アジア証券・清水三津雄氏東洋証券・檜和田浩昭氏にインタビュー。ともに相場の復調を予想しています。連載陣の記事では「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 狙うは消費関連! リスク回避&成長期待で魅力光る」、「富田隆弥の【CHART CLUB】 『反発してもアヤ戻り』」、「【植木靖男の相場展望】 ─ 株式市場に曙光射すか」がアクセスを伸ばしました。


※株探サイトでは、ゴールデンウィーク(GW)期間に「ゴールデンウイーク特選“黄金の注目株”など<GW特集>を30本」配信する予定です。ご期待ください。


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