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【特集】【今週読まれた記事】上昇気流を見逃すな! 東証2部&JQ平均“歴史的高値”が語るもの

東証2部指数 <日足> 「株探」多機能チャートより
 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は8月19日から8月25日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 「きょうもまた史上最高値、大注目『東証2部』のまだまだ割安28銘柄 <株探トップ特集>」を配信したのが7月24日。あれから1ヵ月、東証2部指数は今週、再び最高値を更新しました。東証2部だけではありません。日経ジャスダック平均も25日、7月27日につけた高値をほぼ1ヵ月ぶりに更新。1990年以来の高値をつけています。そう、東京株式市場は、市場の一角を見れば“絶好調”といっても過言ではありません。

 もちろん日経平均株価に表れる市場の風景は相変わらずの悪天候ですが、“全面安”と“局所高”では雲泥の差があります。「今の悪地合いにあっても、我が道を突き進む強力な上昇波を形成している銘柄は確かに存在する」。今週のアクセスランキング1位となったのは、そう言って2つの視点から要注目の20銘柄を紹介した「逆風相場を圧倒する“順張り&逆張り”二刀流、超買い場『20銘柄』 <株探トップ特集>」でした。現在の東京株式市場には、決して単調な逆風環境というわけではなく、上昇気流の吹いている場所が存在する。そんな主張が支持され、大きなアクセスを集めました。

 「中村潤一の相場スクランブル 『材料株“大回転スペクタクル相場”を追う』」も同じく、上昇気流の吹いている場所から銘柄を紹介しランキング上位入り。市場ごとに落差の大きい展開となっている背景を、「日銀が敷いたセーフティーネットは、皮肉なことに東証1部ではなく東証2部や新興市場で効果を発揮」していると分析し、東証2部の有望株を紹介。筆頭で紹介した森尾電機 <6647> [東証2]は大幅高に買われています。

 その他の銘柄紹介記事にも、表向きの悪地合いを強調しつつも、しかしそれは一過性のものにすぎないというニュアンスを匂わせたものが並びました。「逆風の東京市場、“割安&最高益”株で反転を待つ <株探トップ特集>」は経常最高益予想ながら株価が割安水準にある銘柄をリストアップ。「上昇復帰ならここが来る? 今なら割安の“1Q超絶増益”株 <株探トップ特集>」は先週のランキングトップ記事ですが、今週もランキング上位に。記事中に紹介した銘柄のいくつかは、全体相場が上昇に復帰してもいないのに、既に“来はじめて”おり、読まれ続けるのも納得の内容となっています。

 投資テーマの紹介記事では、「EV普及が導く『非鉄株』上昇、市場構造変革の先に見えるもの <株探トップ特集>」がランキング上位に入りました。非鉄価格に数年ぶりの高値が相次いでいる背景に、中国の堅調な景気のほか、電気自動車(EV)の普及による需要増などの構造的変化があることを解説し大きなアクセスを集めました。「空き家が日本を埋め尽くす…国交省、対策本気で関連株に商機 <株探トップ特集>」は、産業界でも高まってきた空き家問題解決への動きを紹介。「“たった5兆円”モバイル決済に巨大成長余地、商機をつかむ銘柄は <株探トップ特集>」は日本のモバイル決済比率の低さと、低いがゆえに成長余地も巨大という、現在注目が集まりつつあるテーマを紹介。「帰ってきた『インバウンド関連』、爆騰気配の“本命&穴株”総ざらい <うわさの株チャンネル>」は2週連続のランキング入りです。

 スクリーニングものの記事では、出そろった4-6月期決算から、時価総額別に経常増益率の高い銘柄をリストアップした「4-6月期“利益成長株”ベスト30 【小型株】編 <成長株特集>」、「4-6月期“利益成長株”ベスト30 【大中型株】編 <成長株特集>」がアクセスを伸ばしたほか、「4-6月期“売上成長株”ベスト30 【中小型株】編 <成長株特集>」が人気でした。「利益成長“青天井”銘柄リスト【第3弾】 34社選出 <成長株特集>」は配信から2週間が経過しましたが、根強く読まれています。

 人気の少額投資シリーズも4-6月期決算をテーマに採択。「5万円以下で買える、4-6月期大幅増益『お宝候補』」として、【東証1部】編 21社【2部・新興】編 12社がともにアクセスを伸ばしました。高配当利回り株紹介は、東証1部を対象とした「【高配当利回り株】ベスト50 <割安株特集> (8月18日現在)」、東証全銘柄を対象とした「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 8月24日版」、REITを対象とした「注目が高まる【REIT】高利回りベスト30 <割安株特集> 8月23日版」が人気でした。

 「世界同時好況はいよいよ明らか」。力強い書き出して始まったのが「武者陵司 『好調な日米経済、トランプ政権の進化に期待』」。「米国では年後半の成長加速が見えて」おり、日本の景況改善は米国以上と分析。政治問題や地政学リスクから株式市場は乱調ながら、米トランプ大統領がスティーブ・バノン首席戦略官を罷免したことが「トランプ政権の大きな変質」につながる可能性を指摘。「数週間以内にトランプラリーが再開される可能性」があるとし、興味深く読まれたようです。

 その他の相場観特集および連載の人気記事は以下の通りでした。

  馬渕治好氏【遠ざかる2万円、夏の終わりに待つものは】(1) <相場観特集>
  檜和田浩昭氏【遠ざかる2万円、夏の終わりに待つものは】(2) <相場観特集>

  【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 日本株の活力計「元気株指標」の薦め
  【杉村富生の短期相場観測】 ─ 現状を正しく認識し、リスク・マネジメントを徹底せよ!
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「先安懸念を孕むチャート、買いは“好転”待ち」

 ランキング入りはできなかったものの、特にアクセスの多かった個別銘柄記事は以下の2記事。

  リチウム電池関連が軒並み急動意、需給逼迫で波状的な物色資金の波押し寄せる
  インフォテリが後場急上昇、総務省の「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業に採用

 引き続きリチウム電池関連株への注目が高いこと、フィンテック仮想通貨といったテーマの中核銘柄として位置づけられていることに加え、業績面でも絶好調なインフォテリ <3853> [東証M]への高い注目が浮き彫りとなっています。

 「明日の好悪材料」と「サプライズ決算」のランキング入りは以下の通り。今週の「サプライズ決算」は2本でした。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月18日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月21日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月22日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月23日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月24日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】 速報 (8月21日)
  ★本日の【サプライズ決算】 速報 (8月22日)

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