【特集】【今週読まれた記事】来るか全面強気相場、“青天井”の業績そして…
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
メジャーSQ通過とともに日経平均株価が終値ベースの昨年来高値を更新。滞留出来高の多かった1万9500円どころを抜け出してきました。 東証2部やジャスダック市場、マザーズ市場の強調展開は継続。2月に1ドル=111円台でダブルボトムを形成したドル円は1ドル=115円台と再びドル高・円安トレンドに復帰。東京株式市場には、にわかに全面強気相場の気配が漂い始めています。
上値メドは「2万1744円」。日経平均の見通しをそう示したのは「【杉村富生の短期相場観測】 ─ 高値保ち合いを離脱できるか、否か? 相場は正念場!」。充分に見込める水準としては、PER17倍水準の「2万0536円絡み」を提示するとともに、「全般カサ上げ相場が展開されると考えられる」なか、個人投資家にとって有効な戦術をアドバイスし人気を集めました。
「強勢銘柄に乗れ! 新値更新の中に宝は眠る」と書き、多くのアクセスを集めたのは人気連載【北浜流一郎のズバリ株先見!】。新値をつけた銘柄に狙いを絞る投資法を紹介し、東証1部の有望株を紹介しています。
「未踏の高峰を行く地味にスゴイ市場」東証2部からマークしたい銘柄を紹介し、やはり大人気となったのは「中村潤一の相場スクランブル 『東証2部は超バリュー株と夢の成長株の宝庫』」。東証2部指数上昇の礎は会社解散価値を大きく下回りながら有配の銘柄であり、「商いが膨らみさえすれば、自然と株価には浮揚力が働く」と指摘。「目先動意含みの超バリュー株に勝機」とし、多くの支持を得ました。
アクセスランキング上位に並んだのは人気の“青天井”特集。
利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第1弾 34社選出 <成長株特集>
利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第2弾 43社選出 <成長株特集>
利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第3弾 31社選出 <成長株特集>
相場が堅調ないま、ここで紹介した過去最高益銘柄へ素直に照準を合わせるのが、勝利への近道かもしれません。第1弾は時価総額1000億円以上の東証1部銘柄、第2弾は時価総額1000億円未満の中小型株、第3弾は時価総額50億円以上の新興市場と東証2部上場銘柄をリストアップしています。
業績にスポットライトが当たっている局面だからでしょうか。前週までに配信した好業績銘柄の紹介記事が数多く、今週のランキングにも食い込んでいます。最上位に入ってきたのは「【大予想】来期“大幅増益”期待リスト 38社選出 <成長株特集>」。2月26日の配信から2週間が経とうとしていますが、いまだ根強いアクセスを集めています。来期増益期待銘柄では、さらに10銘柄に絞り込んで紹介した「上昇先取り! 魅惑の『2018年3月期』大幅増益候補“10銘柄” <株探トップ特集>」も人気でした。また、今期の業績増額期待銘柄を探った「好業績の“中小型株”、今期『上方修正』期待リスト」も、時価総額300億円以上2000億円未満の銘柄を対象とした〔第1弾〕、時価総額300億円未満を対象とした〔第2弾〕がともに2週連続でランクインしています。
業績記事に押され気味の投資テーマの記事ですが、ここに来て新テーマも浮上してきています。「<話題の焦点>=IoT時代到来で飛翔するFPGA関連株」、「ピンポイント“がん細胞”破壊BNCT、次世代治療『最前線』銘柄 <株探トップ特集>」は今後、大きな注目を集めるかもしれないテーマを紹介。まだ先の長い2017年相場のどこかで大化け株を生み出すかもしれず、目を配っておきたいところです。「新ステージ突入『民泊関連株』、巨大市場“勝者”を追う <株探トップ特集>」は新法が閣議決定された民泊関連銘柄に改めて脚光をあてたもの。「3月IPO戦線、一風堂・ほぼ日など注目企業『売買ポイント』は <株探トップ特集>」は、いよいよ15日から上場ラッシュが始まるなか、再読の価値ありかもしれません。「<話題の焦点>=直近東証1部指定銘柄に注目、伸び盛り企業を改めて評価」は少し角度を変え、東証1部指定を受けた銘柄を紹介。1部指定により値を飛ばしていても、株価指標はまだまだ割安というケースもあり、長く楽しめる投資対象となるかもしれません。
“少額投資”シリーズでは、「5万円以下で買える、今期“上振れ”期待の『お宝候補』 25社選出 <割安株特集>」が人気を集めました。高配当株紹介では東証1部銘柄を対象とした「【高配当利回り株】ベスト50 <割安株特集> (3月3日現在)」、東証全銘柄を対象とした「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 3月9日版」、「3月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」がアクセスを伸ばしました。1年で最も多くの銘柄が配当権利取りを迎える3月は、思わぬ高配当銘柄が見逃されていることもありチェックは怠れません。
週初の相場観特集はブーケ・ド・フルーレット・馬渕治好氏、証券ジャパン・大谷正之氏に相場見通しをインタビュー。ともに先行きの良化を予想し、今週の相場展開の良い道標を示していただきました。
株探ニュース