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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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東証P
506円
前日比
+6
+1.20%
PTS
506.9円
14:59 04/26
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.9 5.39 2.29 8.95
時価総額 572億円
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決算発表予定日

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【今週読まれた記事】中小型株シフトを先回り、AI関連人気は止まらない

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は2017年1月7日から13日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 大発会に日経平均株価が479円の大幅高となり、先行きへの期待感が一挙に高まったものの、その後は売りが先行。12日に日経平均は1万9069円と、昨年末以来の1万8000円台が見えるところまで押し目を形成しました。もっとも、トランプ次期大統領の破天荒な記者会見や一時1ドル=113円までドル安・円高が進んだことを考えれば、5日の昨年来高値1万9615円から12日安値までの下げ幅546円は浅く、むしろ押し目買い意欲の強さを感じさせるものでした。下げたとは言え日経平均の13日終値は昨年末比では0.90%高とプラスを維持。同期間のマザーズ指数は3.78%高、東証2部指数は3.35%高と、新興市場や小型株に資金が循環していることを示唆しています。

 株探では昨年末から、中小型株への資金シフトを予想する記事を多数配信してきましたが、相場経験豊富な株探読者の方々も見方は同じだったもよう。それを表すように今週、最もアクセスを集めたのは「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 成長力見直される中堅・小型株に照準!」でした。年明けからは中堅株、小型株の値動きが良くパフォーマンスが上がりやすくなっていると分析、「その意味するところは、企業の成長力が見直されつつある」とし、多くの有望株を紹介。ランキング1位に輝きました。

 同じく「【杉村富生の短期相場観測】 ─ やはり、テーマ性を有する元気な小物にマトを!」も小型株への投資を薦め人気を集めました。また、トランプ氏の政策の“負”の部分を指摘。慎重さを失わず、リスクマネジメントを徹底することを説いています。昨秋の早い時点から上昇相場到来を予言し、強気の旗手として活躍した杉村氏の慎重意見だけに心しておきたいところです。

 テーマという点では、現在の株式市場では人工知能(AI)関連銘柄が大人気。次から次へと新たな関連銘柄が登場し株価を大きく変貌させていることが、この投資テーマの持つ可能性の大きさを表しています。今週は新たに「中村潤一の相場スクランブル 『AIと低位材料株周辺に風雲急の気配』」、「AI相場“中核”、NVIDIA関連の「神通力」 <うわさの株チャンネル>」を配信し、ともに大きなアクセスを集めました。

 AIに次いで急上昇中の注目テーマはフィンテック関連、そして仮想通貨関連でしょうか。「2017年“仮想通貨法”施行、『フィンテック』関連株は本格飛翔へ <株探トップ特集>」は改正資金決済法の施行により、いよいよフィンテックが本格普及期を迎えつつあることを紹介しています。本格普及を迎えつつある新技術といえば、「セルロースナノファイバー、実用化加速“元年”へ <株探トップ特集>」でも同じことは言えそう。また、今週は炭化ケイ素(SiC)繊維関連の報道で日本カーボン <5302> が急騰。こちらのテーマも折に触れて材料視されそうです。「2017年ヒット予想、次にブレイクするのは?」 博報堂生活総研・川谷愛作氏に聞く!<直撃Q&A>(1)(2)は今年1年、話題になりそうなテーマを聞いたもの。銘柄紹介は行っていませんが、ヒットの気配を押さえておけば、思わぬ投資テーマや銘柄を発掘できるかもしれません。

 スクリーニングものの記事では、低額投資シリーズの「3万円以下で買える、低PBR・高配当『お宝候補』33社選出 <割安株特集>」が大人気でした。東京証券取引所の方針が浸透し、最低投資額は一昔前から比べると本当に安くなりました。記事では1年前に3万円以下で買えた安川情報システム <2354> [東証2]、リンクアンドモチベーション <2170> の株価が2倍以上に上昇したことを伝えています。今回紹介した33社の中にも、同じような大化け株が眠っているかもしれません。

 「発表迫る、16年12月期【上方修正】期待リスト 37社選出 <業績修正特集>」、「下期レート“1ドル100円”の輸出関連『上方修正』期待リスト <業績修正特集>」もともに大きなアクセスを集めました。今月後半から12月期決算企業、3月期決算企業の業績発表シーズンを迎えるにあたり、業績増額の可能性を持つ企業を先回りすることの価値は言うまでもありません。輸出企業に限らず上方修正の可能性のある企業を探すのであれば、新年特集で配信した「初夢乗せる、上方修正【大予想】 36社選出 <新春特別企画>」を見直してみてもいいかもしれません。

 さて、北浜流一郎氏が「成長力が見直されつつある」と述べていましたが、そうとなれば“青天井”シリーズをはじめとする成長株特集の出番です。今週は新春特集として配信した「2017年の利益成長“青天井”ばく進、有力株リスト <新春特別企画>」がランクイン。直近四半期に最高益を更新し、通期でも最高益を見込む成長力にあふれた40社リストは改めてチェックする価値アリです。同じく新春特集の「2017年【業績最強株】候補リスト 35社選出 <新春特別企画>」は連続最高益更新見通しの企業を紹介したもの。「高成長『始動』候補リスト 31社選出 <成長株特集>」は昨年暮れに配信した記事ですが、いまだにアクセスを集めています。「2017年“IPO候補”を徹底調査、ツレ高期待の『関連株』は? <株探トップ特集>」は今年のIPO候補企業を探った特集。いずれ株式市場に登場した際には、高成長が期待される銘柄に位置づけられることになります。記事では上場予備軍の企業を紹介するとともに、その企業に出資している銘柄や関連企業も紹介しています。上場期待が高まっていく中で、これら出資企業や関連企業が人気化することがあるのはよく知られたところで、その点から頭に入れておいて損はない情報でしょう。

 また、定番の高配当株特集では「【高配当利回り株】ベスト50 <割安株特集> (1月6日現在)」が人気でした。

 相場観特集では【身構える市場、トランプ相場はどこへ行く】と題し、東洋証券・大塚竜太氏証券ジャパン・大谷正之氏に相場見通しを聞きました。「武者陵司 『トランプ政治の陰の主役、強いドル』」は今後、これまで以上のドル高が進むとの見方を示しており、今週のマーケットがドル安・円高で微調整となったことを考えれば要チェックの記事でしょう。


★北浜流一郎など4氏「お年玉企画」など、【新春特集】の記事一覧をみる!

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