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2017年01月08日09時30分

【市況】【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 成長力見直される中堅・小型株に照準!

株式アドバイザー 北浜流一郎

「成長力見直される中堅・小型株に照準!」

●滑り出し順調も、物色の流れに変化

 案じられた今年の大発会は、日経平均株価が479円も上昇して驚かされた。しかも、その後も「急騰後は急落」という東京市場につきものの不安定な動きもなし。

 2017年相場はいまのところ順調な滑り出しだ。

 もちろん、上げっぱなしではなく、時々は反落するものの、その幅は小さい。

 こんな動きをどう見るか。当然、トランプ・ラリーがまだ続いている証拠ということになる。改めて書くまでもなく、トランプ大統領の誕生(就任式)は1月20日。少なくとも市場はそれまで現在のような好展開を続ける可能性が高く、引き続き資金増の期待が持てる。

 ただ、昨年11月9日から昨年末にかけては大型主力株が主な物色対象となった流れに、年初から変化の兆しが見えている。中堅株や小型株に関心と資金が回りつつあるのだ。

 たとえば、私がよく注目銘柄に取り上げるエムスリー <2413> だ。この株は昨年10月14日に3670円の高値をつけたあと売られる一方となり、12月9日には2573円の安値をつけた。その後多少もたついたものの、12月半ば過ぎから本格的に回復に転じて、6日には3120円の高値があった。

 日本M&Aセンター <2127> も類似の動きだ。高値は昨年10月20日の3485円。その後しばらく高値保ち合いが続いたあと11月半ば頃から急落、12月7日の2827円で底を打ち、今月6日は3395円の戻り高値をつけた。

●株式投資の醍醐味は成長株投資にあり!

 このように銘柄ごとに細かくチェックしていくと、いまは中堅株、小型株の値動きが良くなっていて、パフォーマンスも上がりやすくなっている。

 その意味するところは、企業の成長力が見直されつつある。こういうことになる。

 株式投資の醍醐味は成長株投資だ。成長が見込める銘柄に投資して思いがけないほどの利益を獲得する。これが最高の喜びをもたらしてくれるが、この投資法は一方でリスクが高い。

 株価は成長の限界に敏感であり、大抵まだ成長力があると思える段階でピークを打ち、そして一旦下落に転じるとまず戻らないからだ。

 前述した銘柄にもそんなリスクがあり、手放しの楽観などは許されないが、年初の段階ではまだリスク度は低いと見てよく、中堅株、小型株への投資を考えてみたい。

 そこで、まず注目は福祉用具レンタル卸最大手の日本ケアサプライ <2393> [東証2]だ。介護需要は今後増加は考えられても減少は当面あり得ない。この点を考えるとこの会社の収益は着実に伸び続けると見てよい。

 国内ブランド特化型のセレクトショップを運営するTOKYO BASE <3415> [東証M]の株価も見直されるつつある方向にある。スローペースながら着実高が見込める。

 プレスリリース配信サイトを運営するPR TIMES <3922> [東証M]も収益性の高いビジネスモデルであり、株価も期待が持てる。

 そして、M&Aキャピタルパートナーズ <6080> 、日本M&AセンターのM&Aの仲介に強い2社も、目先株価は高いので押し目を狙うということなら、まだ投資魅力ありだ。

 実はM&A仲介を手掛ける上場企業は他にストライク <6196> [東証M]がある。こちらは株価が調整中。時間をかけられるならこの株でもよい。

 最後に前述したエムスリーを。

2017年1月6日 記


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