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【特集】【連休中に読まれた記事】“テンバガーを追え”が大人気、週明け相場に募る期待 <GW特集>

 今週の株式市場はゴールデンウイーク(GW)の大型連休で、通常取引は5月1日(月)・2日(火)の2営業日のみ。株探では毎週土曜日に「今週読まれた記事」を配信し、その週の相場展開とともに人気記事をご紹介していますが、今週は形を変え「連休中に読まれた記事」として4月29日から5月6日にかけて人気を集めた記事を紹介いたします。

 東京市場が3日から3日間の休場となることから、リスク回避の売りが警戒された1日・2日の取引でしたが、終わってみれば日経平均株価は2日連続の大幅高。国際情勢の緊張などが警戒され4月17日に1万8224円まで下落した日経平均は、5月2日には1万9445円まで値を戻しました。連休中の海外市場ではNYダウが再び終値で2万1000ドルの大台を回復。為替も一時1ドル=113円台とドル高・円安が進行し、連休中も海外市場ではリスクオンが継続。連休明けの東京株式市場の展開にも期待が集まるところです。

 9日間にわたり<GW特集>として配信中の記事のうち、最もアクセスを集めたものは「テンバガーを追え! 発見『10倍株』生む“働き方改革”銘柄 <GW特集>」。現在、日本経済が抱える最大のテーマが働き方改革による人材の有効活用。この数年来のブラック企業批判や直近の宅配便をめぐるニュースなどは同じ文脈上に表れた現象で、いずれも失業率の低下と賃金上昇につながってくるもの。いわば“失われた20年”からの脱却という大テーマと表裏をなすのが“働き方改革”銘柄といえるでしょう。こうしたなか、記事では「大化け株の宝庫」である人材関連株の可能性を紹介し多くのアクセスを集めました。

 「今年前半の【急騰】材料株 ベスト50 <GW特集>」は5月2日終値時点の今年の上昇率のランキング50位までの銘柄を、その上昇材料とともにリストアップしたもの。5ヵ月間で株価が倍化した銘柄は29社で1位の銘柄は5倍の上昇を記録しています。株式市場はいつの時代も数々の大化け株を生み出してきました。紹介した銘柄にもまだまだ上値が広がっているかもしれず、要チェックと言えるでしょう。

 「前半戦速報、18年3月期【最高益】銘柄リスト 24社選出 <GW特集>」は2日までに決算発表を終えた3月期決算企業から2ケタ増益以上で経常最高益を見込む企業をリストアップ。「前半戦速報、18年3月期【利益成長株】ベスト30 <GW特集>」では時価総額100億円以上の銘柄を対象に今期の経常増益率上位30社をランキング。ともに多くのアクセスを集めました。この時期はあまりにも多くの企業が決算発表を行う上に、連休の谷間で一つ一つの決算発表に対する注目も薄れがち。大幅な増益を見込む企業が安値で放置されることもしばしばあり、こうしたランキングの中にお宝銘柄が埋もれていることも珍しくありません。

 「18年3月期増益を見込む、低PER『お宝候補』リスト40社選出 <GW特集>」はさらに分かりやすいお宝銘柄を探ったもの。4月28日までに決算を発表した企業を対象に18年3月期予想ベースの低PERランキングを作成。5月1日、2日に大幅上昇した銘柄でも、まだまだPERは低いままで見逃せません。「まだ間に合う、17年3月期【業績上振れ】期待リスト 36社選出 <GW特集>」は上方修正の可能性がある銘柄をリストアップ。決算前半戦は終えましたが8日以降も多くの企業が決算発表を控えており、17年3月期の最後の増額先回りにも注目が必要でしょう。

 個別注目株のGW特別企画も多くのアクセスを集めました。

  ゴールデンウイーク特選“黄金の注目株”(1) 好業績と宇宙関連で脚光 <個別株特集>
  ゴールデンウイーク特選“黄金の注目株”(2) 有機ELの追い風を受け <個別株特集>
  ゴールデンウイーク特選“黄金の注目株”(3) 中計前倒し達成の勢い <個別株特集>
  ゴールデンウイーク特選“黄金の注目株”(4) 時流乗る直近IPO銘柄 <個別株特集>

 いずれも選りすぐりの期待株で、検討対象に加えていただきたいところ。連休最終日にも「“黄金の注目株”(5)」を配信予定です。

 為替動向を特集した「【FX】連休明け“狙い目通貨”はコレ、売買ポイント徹底解説 <GW特集>」、「【FX】“パニック相場”再来の条件、仏大統領選後の為替相場は <GW特集>」も多くの方に読まれました。「連休明け“狙い目通貨”はコレ」ではドル円以外の注目通貨の動向を、「仏大統領選後の為替相場は」では昨年の英国民投票や米大統領選のようなサプライズがあるかどうかを為替市場の視点から分析し、興味深く読まれたようです。

 GW特集ではそのほか、少額投資シリーズの「10万円以下で買える、高ROE『お宝候補』リスト 37社選出 <GW特集>」、「5月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <GW特集>」が人気を集めました。

 GW特集以外の記事もよく読まれています。決算発表の集中期間中は?日配信の増収増益予想銘柄の速報は、複数記事が上位にランキング入り。

  高成長企業を探る! 18年3月期【増収増益】リスト <成長株特集> 4月28日版
  高成長企業を探る! 18年3月期【増収増益】リスト <成長株特集> 5月1日版
  高成長企業を探る! 18年3月期【増収増益】リスト <成長株特集> 5月2日版

 月曜に配信した相場観特集「幻想のセルインメイ、希望の現実買い」では、人気評論家・雨宮京子氏へのインタビューがいつもながら多くのアクセスを集めました。「潤沢な待機資金は出番到来とばかりに、好業績銘柄をターゲットとした買いを入れている。“セル・イン・メイ”は幻影で終わりそうだ」。力強い予想が多くの個人投資家の背中を押しているようです。三木証券・高橋春樹氏も「関心は上場企業のファンダメンタルズに向かう」との見解。3月期の業績予想は為替が1ドル=115円から108円へのドル安・円高が進行する時期に策定されており、「円安進行となれば“余力を秘めた業績見通し”ということになる」との分析は、今期の企業業績の進捗を図る上で、重要な前提として頭に入れておきたいところです。

 株探トップ特集では4月30日配信の「上昇エンジン始動へ、究極の『低位バリュー株』15選 <株探トップ特集>」、5月1日配信の「吹き始めた追い風、“上昇気流”待つ『22銘柄』リストアップ <株探トップ特集>」が人気でした。投資テーマを紹介した記事では「急騰2.5倍高“ぷらっと”再現なるか、『ホームIoT』銘柄新展開 <株探トップ特集>」がアクセスを伸ばしたほか、4月22日配信の「生まれるか“大化け株”、観測『機械株』強烈ビッグウェーブ <株探トップ特集>」が読まれ続けています。

 そのほか連載記事では「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ “黄金”の大型連休には“魔物”が潜む?」、「【杉村富生の短期相場観測】 ─ 性格によって、順張りと逆張りの資産配分を決める!」、「富田隆弥の【CHART CLUB】 『戻り正念場の5月連休前後』」がそろってアクセスを伸ばしました。

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