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2016年11月12日06時30分

【特集】【今週読まれた記事】トランプ大統領「ご祝儀相場」が始まった、好決算株は仕込みの好機

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は11月5日から11日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 今週もまた、東京株式市場では歴史的な乱高下が繰り広げられました。米大統領選挙の開票が行われた9日、ヒラリー・クリントン候補有利との事前予想を覆し、集計はドナルド・トランプ候補優勢で進行。これを受け日経平均株価は一時1000円超の急落に見舞われました。ところがその日の米国では、トランプ次期大統領の経済政策への期待からNYダウ平均が大幅高。一時1ドル=101円台まで売り込まれていた為替も105円台までドル高・円安が進み、翌日の日経平均も急騰。1000円安の翌日に1000円高という、稀に見る相場展開となりました。

 背景には何があったのでしょうか? 大暴落と大暴騰の2日間の、個人投資家の皆様の見事な立ち回りを紹介しアクセスを伸ばしたのは「1000円安・1000円高を演出した『アルゴ売買』の真実 <うわさの株チャンネル>」。アルゴリズム売買が値幅を異様なレベルに拡大させるなか、個人投資家は9日の安値を拾い、翌日には利益確定に回っていたとの消息を伝えています。また、「トランプ大統領」の時代について分析した、「武者陵司のストラテジーブレティン 『新大統領は米国の新時代を開くか?』」、「トランプ大統領誕生で日本はどうなるのか!?~地政学リスクの高まりと米国向け輸出減少が懸念」、「乱世か治世か―誕生“トランプ大統領”揺れる世界、日本株の行方 <株探トップ特集>」が人気を集めたほか、投資テーマページのランキングでは「防衛関連」が急上昇しています。

 大統領選前の記事もランキング上位に並び、トランプ氏勝利なら「日経平均1000円超のショック安も」という市場の声を伝えた「トランプかヒラリーか、9日決着『米大統領選』世界の運命 <株探トップ特集>」、「大きなイベントを直前にした時には、『後出しジャンケン』をお勧めしている」と見事な危機回避をアドバイスした「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 迫る米大統領選、『後出しジャンケン』で臨む!」が人気を集めました。

 さて、そのドナルド・トランプ氏の米大統領選の勝利演説は見事なもので、当選後の株価上昇にある程度は寄与したのではないかと思われます。それは、プロレス用語でいう“ベビーターン”を思わせるものでした。ベビーターンとは、興行上のストーリーで悪役(ヒール)を演じていたレスラーが、善玉(ベビーフェイス)に役を転じることをいいます。トランプ氏が、ニューヨーク証券取引所に上場する米プロレス団体「WWE」に参加していたことはよく知られています。ヒールとして大統領選を走り抜けたトランプ氏はいま、株式市場というリングではベビーフェイスに転じ、「ご祝儀相場」が始まったのかもしれません。

 さて、国内に目を向ければ、決算発表の集中期間もあとわずかで終わり。途中、米大統領選をめぐる波乱展開で業績への評価からかけ離れた値動きとなっただけに、好決算が織り込まれていない銘柄や、上昇トレンドから一時的に調整が入った銘柄を思わぬ安値で拾うチャンスがあるかもしれません。今週、ランキングトップとなったのは恒例の「利益成長“青天井”銘柄リスト【第1弾】 37社選出 <成長株特集>」。7-9月期に経常利益が過去最高を更新し、さらに通期業績も過去最高を計画している銘柄をピックアップ。旬の有望株を見つけ出す最適のリストとなっています。なお、第2弾は13日(日曜日)配信予定です。

 膨大な数の決算発表の中から、7-9月期に増収増益を達成した銘柄をリストアップするシリーズも必見です。

  底打ちの7-9月期「増収増益」銘柄リスト 38社選出 <成長株特集> 11月4日版
  底打ちの7-9月期「増収増益」銘柄リスト 39社選出 <成長株特集> 11月7日版
  底打ちの7-9月期「増収増益」銘柄リスト 40社選出 <成長株特集> 11月8日版
  底打ちの7-9月期「増収増益」銘柄リスト 26社選出 <成長株特集> 11月9日版
  底打ちの7-9月期「増収増益」銘柄リスト 35社選出 <成長株特集> 11月10日版

 今週のランキング上位に入ったのは先週末から今週にかけ配信した上記の記事ですが、前週に配信した記事の中にも、まだまだ評価不足の銘柄が埋もれているかもしれません。2日以前に決算発表を行った銘柄を対象に通期予想に対する進捗率に着目した「7-9月期『絶好調』の対通期“高進捗”銘柄リスト <成長株特集>」は、今週も根強いアクセスを集めていました。

 急落と急騰が同居する今週は、上昇トレンドの銘柄を追いかけると同時に、売られ過ぎの割安株にも目を向けたいところ。配信から日がたってしまったため内容には変化が出ているかもしれませんが、今週の割安特集記事として人気を集めた「急落時で見直される 低PER『お宝候補』リスト 33社選出 <割安株特集>」、「相場急落で売られた【低PER&低PBR】銘柄リスト41社選出 <テクニカル特集> 11月9日版」の中には見直し買いを期待できる銘柄が混じっていることが期待されます。また、今月に配当権利取りを迎える銘柄を対象とした、「11月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」、決算月にかかわらず高配当利回りをリストアップした「【高配当利回り株】ベスト50 <割安株特集> (11月4日現在)」もアクセスを伸ばしました。

 投資テーマの記事では、有機ELと自動運転関連を特集した記事が大人気でした。「立ち上がる 有機EL “4兆円”メガマーケット、『王道』関連株を今 <株探トップ特集>」は巨大市場へ成長中の有機EL関連の有望企業を特集。また、「年末IPO戦線『ZMP』降臨か、その実力と自動運転関連株を探る <株探トップ特集>」は繰り返し注目を集める自動運転関連銘柄の“現在地”を書きアクセスを集めました。

 連載陣の記事では「【植木靖男の相場展望】 ─ 株価の値動きに重視を」、「富田隆弥の【CHART CLUB】 『雲行き怪しい11月』」が人気だったほか、識者の声を聞く相場観特集「米大統領選9日『勝敗』判明、その後の展開は?」が(1)(2)(3)ともによく読まれました。

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