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【特集】【今週読まれた記事】“中小型材料株”機動的トレードで乗り切るコロナ戦乱相場

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は4月11日から17日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 “緊急事態宣言”の全国拡大、13都道府県の“特定警戒”指定。新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるため、移動・外出の自粛が更に強く求められています。人の移動は経済活動そのものであり、それを止めることで被る損失は計り知れません。米国では3月小売売上高が前月比マイナス8.7%と驚愕の数字となりましたが、これから日本も深刻な打撃を数字で確認することになると予想されます。

 そのなか、今週の日経平均株価は前週末比398円高の1万9897円と続伸。2万円大台を視野に捉える水準まで戻しました。しかし、これをもって「これから明らかになる経済の落ち込みについては織り込み済み」と見る方は多くないのではないでしょうか。ウイルス終息の目途は立っておらず、最終的な損失がどれほどになるかまだ誰にもわかりません。経済指標や企業の決算発表を慎重に見極める必要があるでしょう。

 アクセスランキングトップ10入りした、13日の引け後配信の「明日の株式相場戦略=ワクチンやDNA装置などバイオ周辺」では、「相場の先見性をもってしても新型コロナウイルスの影響は一朝一夕に織り込めるとは思えない」と指摘した上で、テーマ性を内包する小型材料株の機動的なトレードを提案しました。東証マザーズ指数は先週プラス12.9%、今週プラス10.3%と際立って強く、中小型株優位の状況を明示しています。

 16日の「明日の株式相場戦略=AI関連株に繚乱の気配」では、現在の東京市場は「実勢経済の落ち込みをネガティブ視した下値模索の動き」「アフターコロナで頭角を現す産業やサービス形態を局地的に先取りする動き」の2つの流れが並行していると指摘しました。その状況下、「新型コロナによるマイナス効果を受けにくく、ともすればコロナ駆逐の一角を担うような銘柄」をピックアップした「コロナ戦乱相場で買われる株、我が道を突き進む『驚速5銘柄』 <株探トップ特集>」がアクセスランキング首位を獲得。2位以下をダブルスコアで引き離す断トツの人気となりました。

 一日の相場を総括し、翌日の戦略を指南する「明日の株式相場戦略」は毎日17時から18時頃の配信。まとめて読めば一週間の流れを詳細に知ることができます。ぜひご覧ください。

  明日の株式相場戦略=ワクチンやDNA装置などバイオ周辺
  明日の株式相場戦略=森より木を見る相場、中小型株にうねり
  明日の株式相場戦略=立ち向かうAIとアフターコロナの半導体に着目
  明日の株式相場戦略=AI関連株に繚乱の気配
  来週の株式相場戦略=日経平均の半値戻しが焦点、高値警戒感も台頭か


 人気相場コラム「【村瀬智一が読む!深層マーケット】 ─直近IPOやインデックスイベントなど需給を手掛かりに選別」の村瀬氏も、10日執筆の記事で「新興市場の中小型株、特に直近IPO銘柄の強い値動きが目立っていた」と述べています。また、直近IPOの動向を追った「“直近IPO”を見直せ! 動乱乗り越える成長企業を追え <株探トップ特集>」も人気となり、上位ランキング入りとなりました。

 そのほか、相場コラムは今週もすべてランクインしています。全体相場は極めて予想しづらい状況が続いています。様々な角度から展開される識者の意見はとても参考になります。どの記事もお見逃しなく。

  【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 緊急事態宣言の発令効果を先取り
  【杉村富生の短期相場観測】 ─当面は上値が重くなる、と考える理由?
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「2万円接近だが、慎重姿勢を忘れず」

  米国市場は正念場の決算シーズン突入、戻り相場の行方を探る <株探トップ特集>


 物色対象を探す上でも最重要のキーワードとなるのは“新型コロナ”。投資テーマ関連の記事もその流れに沿った特集が多くの方に読まれました。なかでも食料の安定供給に対する懸念が浮上し始めていることから、農業関連の銘柄に注目した「アフター“コロナ”と食料争奪戦の世界、急浮上『農業関連株』を追う <株探トップ特集>」はランキングトップ10入り。そのほか多くの新型コロナ関連記事がランクインしました。

  生活重要拠点「食品スーパー」、コロナ禍で高まる市場価値 <株探トップ特集>

  「ワクチン療法」が26位にランク、新型コロナ感染阻止に期待高まる<注目テーマ>
  「バイオテクノロジー関連」が22位、新型コロナ関連で思惑買いの動き<注目テーマ>
  「宅配」が9位にランク、外出自粛で宅配市場は活性化<注目テーマ>


 株探プレミアム専用記事は、今週は3記事を配信。ファイナンシャルプランナーの清水香さんによる「それって常識?人生100年マネーの作り方」の第2回「新型コロナウイルス感染拡大で、やっぱり民間の医療保険は必要?」は、今まさに確認しておきたい“新型コロナ感染に備えて医療保険は必要なのか”がテーマです。新型コロナによる感染症は医療費のほとんどが公費負担となることを解説し、その上で“深刻なリスクは別にある”と指摘しています。それは何でしょうか。保険を正しく理解し、本当の意味でのリスクマネジメントを学べる注目の連載です。

 2記事目は、特別配信「すご腕投資家・DUKE。さんに聞く『コロナ相場を乗り切る技』-第1回」。「新高値ブレイク投資術」で“億り人”となったDUKE。さんに緊急インタビューしました。日経平均2万円目前の現在、「もう大底は脱した」とばかりに強気の買い出動をしてよいタイミングなのかを伺いました。DUKE。さんは「まだ黄信号」との見方。その判断理由や上昇トレンド転換の条件などを詳しくお聞きしています。

 3記事目は「需給で読み解く株式市場、検証:ショック安の行方 (2) ―今後に予想される個人投資家の現金買い―」。需給を切り口に株式市場を展望するシリーズの2回目です。今回、マーケット分析で20年以上のキャリアを積む若桑カズヲ氏が注目するのは、個人投資家の売買動向。リーマン、コロナの2つのショック時の信用評価損益率を基に「今回のショック安は未だ下げ余地があるとも読める」と警鐘を鳴らします。

 プレミアム専用コラムは非会員の方でも1ページ目が無料で読めます。また、株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。必読の両記事、ぜひご覧ください。

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 業績スクリーニング記事では、先週配信した「発表迫る、20年3月期【業績上振れ】期待リスト〔第2弾〕 <成長株特集>」が2週連続の上位ランクイン。“中小型株”に照準を絞った「好業績の中小型株、20年3月期【上振れ期待】候補〔第1弾〕 <成長株特集>」も多くのアクセスを獲得しています。そのほか定番の<割安株特集>も多くの方に読まれました。

  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 4月15日版
  4月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>
  10万円以下で買える、今期増益&低PBR 23社【東証1部】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、今期増益&低PBR 19社【2部・新興】編 <割安株特集>


 引け後の材料をまとめてチェックできる株探の定番記事「【明日の好悪材料】」と「本日の【サプライズ決算】」。上手く使えば大いなる時短となる株探の人気記事です。今週掲載された記事は以下の通りです。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月10日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月13日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月14日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月15日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月16日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (04月10日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (04月13日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (04月14日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (04月15日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (04月16日)

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