IPOはどの証券会社で買えばいい?IPOおすすめ証券会社ランキング[2025年版]
未上場企業が証券取引所に新たに上場する際に, 公開価格で株式を購入することをIPO(新規公開株)といいます。
相場環境や地合いにも関係してきますが、上場時の初値が、公募価格を上回ることが多いです。
そのため、IPO株投資は儲かる確率が非常に高い投資手法として個人投資家に人気です!
IPO株の取り扱いは総合証券会社が有利だと思われがちですが, ネット証券でも取り扱っています。そして, 抽選の公平さから総合証券会社よりもネット証券の方が当選確率が高いといわれています。
このページでは「これからIPO投資をやりたい株初心者」や「IPOが当たりやすい証券会社で応募したい!」と考えている方に向けて、『IPO取扱実績』『抽選方法の違い』などIPO投資におすすめの証券会社選びのポイントを徹底比較&ランキングを紹介します!
※調査日:2025年5月26日
**SBIネオトレード証券/SBIネオモバイル証券/FOLIO含む
- IPO比較一覧
(取扱実績・配分比率・抽選ルール比較) - IPOおすすめ証券会社ランキング
- 1位:SBI証券
- 2位:楽天証券
- 3位:マネックス証券
- 4位:松井証券
- 5位:岡三オンライン
- 6位:三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)
- 7位:SBIネオトレード証券
- 8位:DMM株
- 9位:GMOクリック証券
- IPOや証券会社に関するQ&A
- IPOとはなんですか?
- IPOの抽選ルールを教えてください。
- IPOの当選確率をあげる方法はありませんか?
- 証券会社で募集されるIPO銘柄に違いはありますか?
- IPOに応募する際にどれぐらいの資金が必要ですか?
- IPOにおすすめの証券会社を教えてください。
IPOサービス比較一覧
(取扱実績・配分比率・抽選ルール比較)
各証券会社のIPOに関するサービスを比較してみました。
IPOを目的とするのならば、注目すべきポイントは以下の2つです。
- ・IPO取扱実績
- ・抽選方法
IPOの取扱件数は、多ければ多いほど抽選機会が増えますので、とても重要なポイントと言えます。
例えば、2024年のSBI証券は、ネット証券の中で最多の76件のIPO取扱いがありました!
次のポイントとして、どれだけ公平にIPO株式が配分されるか、といった抽選方法も評価ポイントとなります。
ほとんどのネット証券会社は1人1票(資金に関係なく、1申し込みのみ)もしくは1口1票(応募の口数に応じて1票、資金力勝負)の形式をとっています。
スクロールしてご覧ください→| 証券会社 | 取扱実績 | 抽選方法 配分比率 |
抽選ルール | 事前入金 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024年 | 2023年 | 2022年 | ||||
SBI証券 |
76社 | 91社 | 89社 | 完全抽選:60% IPOチャレンジポイント:30% SBI基準による配分:10% |
1口1票 | 必要 |
楽天証券 |
54社 | 60社 | 65社 | 完全抽選:100% | 1口1票 | 必要 |
マネックス証券 |
50社 | 53社 | 61社 | 完全平等抽選:100% | 1人1票 | 必要 |
松井証券 |
55社 | 70社 | 54社 | 完全平等抽選:70% |
1人1票 | 不要 |
岡三オンライン証券 |
49社 | 49社 | 37社 | 完全平等抽選:10% ステージ制抽選:90% |
1人1票 | 不要 |
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券) |
20社 | 24社 | 23社 | 平等抽選:10% | 1人1票 | 必要 |
SBIネオトレード証券 |
23社 | 23社 | 19社 | 完全平等抽選:10% ステージ制抽選:90% |
1人1票 | 不要 |
DMM株 |
10社 | 10社 | 12社 | 完全平等抽選:100% | 1人1票 | 不要 |
GMOクリック証券 |
0社 | 0社 | 0社 | 完全平等抽選:100% | 1人1票 | 必要 |
IPOおすすめ証券会社ランキング
IPOは取り扱いがある証券会社全てで申し込みが可能となっており、多くの口座を持っている方が当選する確率は大きく上がります!
以下のランキングを参考にまだ証券口座を開設していない証券会社があれば、すぐに口座を開設しておきましょう!
IPO取扱数No1!2024年も全IPOの約9割となるの76社のIPOを引き受けています。
また、ネット証券の中で珍しく、主幹事証券会社を務めていることも多いのも大きな評価ポイント!
仮に抽選が外れても、IPO応募回数に応じてポイントが付与され、それを利用することで抽選確率が上がる「IPOチャレンジポイント」も魅力の一つ。
| SBI証券のIPO | ||
|---|---|---|
| IPO取扱実績 | 2024年 | 76社 |
| 2023年 | 91社 | |
| 2022年 | 89社 | |
| 抽選方法 | 方式 | 完全抽選:60% IPOチャレンジポイント:30% SBI基準による配分:10% |
| 抽選ルール | 1口1票 | |
| 事前入金 | 必要 | |
| NISA口座 | 〇 | |
IPOチャレンジポイントとはSBI証券が提供する独自ポイントプログラムサービスです。
簡単に言うと、
『IPOに応募して外れた場合、IPOチャレンジポイントが加算されて以降のIPO募集時にそのポイントを使ってチャレンジポイント枠で当選できる(可能性が出る)』
となります。
IPOチャレンジポイント枠(個人配分数の3割)はポイントが多い順に当選させる仕組みですので、まず積極的に応募を行いチャレンジポイントを貯めて、絶対に当選したいと思った勝負どころで使うのが一番良い活用方法と言えます。
毎年実績が安定してきた楽天証券のIPO。
2024年の取扱実績は54社!1口1票制とはいえ、配分は100%抽選と、IPO当選の可能性は十分にあると言えるでしょう!
IPOには外せない証券会社となりましたね。
| 楽天証券のIPO | ||
|---|---|---|
| IPO取扱実績 | 2024年 | 54社 |
| 2023年 | 61社 | |
| 2022年 | 65社 | |
| 抽選方法 | 方式 | 完全抽選:100% |
| 抽選ルール | 1口1票 | |
| 事前入金 | 必要 | |
| NISA口座 | ○ | |
IPO全体の半数の取り扱いを誇る上、資金力がなくても「100%完全平等」な抽選が魅力のマネックス証券のIPO。
ライバル(口座数)の多さ・取扱実績・抽選方法から見ると バランスがよくIPOおすすめの証券です。
| マネックス証券のIPO | ||
|---|---|---|
| IPO取扱実績 | 2024年 | 50社 |
| 2023年 | 53社 | |
| 2022年 | 61社 | |
| 抽選方法 | 方式 | 完全平等抽選:100% |
| 抽選ルール | 1人1票 | |
| 事前入金 | 必要 | |
| NISA口座 | 〇 | |
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2024年は55社と 全上場銘柄の多くを引き受け。
ここ数年で、IPOの取扱数が大幅に増えており、IPOの取扱に力を入れているのがわかります。
松井証券もIPOには外せない証券となりましたね。
PO実績もあり、事前入金不要で抽選に参加できる点もおすすめです。
| 松井証券のIPO | ||
|---|---|---|
| IPO取扱実績 | 2024年 | 55社 |
| 2023年 | 70社 | |
| 2022年 | 54社 | |
| 抽選方法 | 方式 | 完全平等抽選:70% |
| 抽選ルール | 1人1票 | |
| 事前入金 | 不要 | |
| NISA口座 | 〇 | |
判定期間中の手数料に応じて, 3段階にステージが分かれて抽選。
日常的に取引を行う同社のユーザーであれば, より抽選確率が上がりやすくなります。申し込み時の資金拘束がなく, 投資効率もアップ!
| 岡三オンラインのIPO | ||
|---|---|---|
| IPO取扱実績 | 2024年 | 49社 |
| 2023年 | 52社 | |
| 2022年 | 39社 | |
| 抽選方法 | 方式 | 完全平等抽選:10% ステージ制抽選:90% |
| 抽選ルール | 1人1票 | |
| 事前入金 | 不要 | |
| NISA口座 | 〇 | |
岡三オンラインではステージ制度を設けていて、過去3ヵ月の判定期間内の取引実績に応じて抽選を3回行うことができます。
| ステージ種類 | 判定基準 |
|---|---|
| ステージS | 判定期間中に一度でも 信用取引手数料優遇コース「プレミアゼロ(日本株累計売買金額が10億円以上、投資信託の平均残高が3,000万円以上 または 信用建玉の平均残高が5,000万円以上)」 または「プラチナ(日本株累計売買金額が5億円以上 または 投資信託の平均残高が1,000万円以上)」が適用 または、判定期間中の手数料合計が100万円以上 |
| ステージA | 判定期間中の手数料合計が10万円以上100万円未満 |
| ステージB | 判定期間中の手数料合計が10万円未満 |
第一抽選(45%)・第二抽選(45%)・第三抽選(10%)とIPO抽選を計3回行い、「ステージS」の場合は3回、「ステージA」の場合は2回、「ステージB」の場合は1回です。
2024年は20社の取扱い。グループに三菱UFJモルガン・スタンレー証券があり, 同社が主幹事を務めた際には多くの株数が分配されます。
| 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)のIPO | ||
|---|---|---|
| IPO取扱実績 | 2024年 | 20社 |
| 2023年 | 26社 | |
| 2022年 | 23社 | |
| 抽選方法 | 方式 | 平等抽選:10% |
| 抽選ルール | 1人1票 | |
| 事前入金 | 必要 | |
| NISA口座 | 〇 | |
2017年からIPOの取り扱いをスタート。
SBIグループへの参入で実績も伸ばし、2023年は21銘柄の取扱い。
同社は手数料が安いことで人気があり、IPO抽選時に資金が不要。効率的に投資資金を利用することが可能です。
| SBIネオトレード証券のIPO | ||
|---|---|---|
| IPO取扱実績 | 2024年 | 23社 |
| 2022年 | 23社 | |
| 2022年 | 19社 | |
| 抽選方法 | 方式 | 完全平等抽選:10% ステージ制抽選:90% |
| 抽選ルール | 1人1票 | |
| 事前入金 | 不要 | |
| NISA口座 | 〇 | |
手数料が安い事で人気のDMM株も、他社よりは少ないですが安定してIPO実績を持つようになりました。
100%平等抽選なので、誰にでも当選チャンスがあります。
| DMM株のIPO | ||
|---|---|---|
| IPO取扱実績 | 2024年 | 10社 |
| 2023年 | 10社 | |
| 2022年 | 12社 | |
| 抽選方法 | 方式 | 完全平等抽選:100% |
| 抽選ルール | 1人1票 | |
| 事前入金 | 不要 | |
| NISA口座 | 〇 | |
本数は少ないが、GMOグループのIPOは引き受けがある。2024年は取扱いがありませんでしたが、100%平等抽選なのでIPOを取りこぼしなく応募したい方は要チェックの証券会社。
| GMOクリック証券のIPO | ||
|---|---|---|
| IPO取扱実績 | 2024年 | 0社 |
| 2023年 | 0社 | |
| 2022年 | 0社 | |
| 抽選方法 | 方式 | 完全平等抽選:100% |
| 抽選ルール | 1人1票 | |
| 事前入金 | 必要 | |
| NISA口座 | 〇 | |
IPOランキング1位は取扱数が最も多いSBI証券でした。
SBI証券の場合は、IPO主幹事証券会社であることも多く(2024年は全86社中11社)、取扱い株式数が多いことも大きな特徴です!
IPO抽選に外れたとしても、IPOチャレンジポイントを貯めることができ、応募回数が増えるごとにだんだんと当選確率がアップしていくのもSBI証券ならではのサービスです!
IPOに関するQ&A
-
Q
IPOとはなんですか?
-
A
IPOとは「 Initial Public Offering 」の略称で、成長段階にある株式非公開企業が、初めて株式を一般投資家に公募することで、資金を調達する手段として利用されます。
通常、これまで非公開であった企業がIPOを行うことで、株式市場でその企業の株式の売買が可能になります。
個人投資家でも証券会社などを通じて、簡単に購入を申し込めるため(必ず当選するわけではない)、多くの投資家が応募する人気サービスです。
その人気の理由は、IPO後その株式が値上がりすることが多いため、利益が出やすい という点です。
-
Q
IPOの抽選ルールを教えてください。
-
A
IPOの抽選ルールは証券会社によって大きく異なります。
ぜひIPO比較表の項目をご確認ください。
ほとんどのネット証券会社は1人1票(資金に関係なく、1申し込みのみ)もしくは、1口1票(応募の口数に応じて1票、資金力勝負)の形式をとっています。
-
Q
IPOの当選確率をあげる方法はありませんか?
- A
-
Q
証券会社で募集されるIPO銘柄に違いはありますか?
- A
-
Q
IPOに応募する際にどれぐらいの資金が必要ですか?
-
A
IPO銘柄によって公募価格は大きく異なるものの、大体が数百円から4,5千円の間に収まることが多いです。
そのため、購入金額は、100株単位での売買になるので、大体数万円から40,50万円前後になります。
例えば、2023年にIPOした 楽天銀行(5838) は、公募価格が1,400円であったため、応募するのに必要な最低金額は、140,000円でした。
-
Q
IPOにおすすめの証券会社を教えてください。
- A
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