CFD取引におすすめの証券会社ランキング【2024年8月最新】銘柄数や手数料などを徹底比較
「CFD取引を始めてみたい。でもどの証券会社のCFDサービスがおすすめなのかわからない。」というCFD初心者の悩みを解決すべく、”CFD取引におすすめの証券会社ランキング”を作成しました。
比較のポイントや自分にあったおすすめ証券会社の選び方までわかりやすく解説しています。自分の目的にあった証券会社でCFD取引デビューしてみましょう!
目次
CFDの基本知識から知りたい方は、「CFD取引とは?メリット/デメリットや取引方法までわかりやすく解説」も合わせて読んでみましょう。
【初心者におすすめ】自分に合ったCFD口座の選び方!4つのポイントを抑えよう
せっかくCFD取引を始めるのであれば、
- 使いやすい
- 機能が豊富
- 使い続けたいと思える
そんなCFD口座を選びたいですよね。CFD口座を選ぶ際、注目すべきポイントは4つあります。
- 取扱CFD商品数
- 取引手数料
- PCツール/スマホツールの充実度
- CFDデモ口座の有無
それぞれの項目について、なぜ注目すべきなのか、そして何を基準に良し悪しを判断すれば良いのか解説していきます。
取扱CFD商品数
まずは、取扱CFD商品数。
証券口座を開設したものの、「自分が取引したい商品がない!」なんてことになったら本末転倒です。
そのため、CFD口座選びの際は以下の2点を確認するようにしましょう。
- 商品カテゴリーはいくつあるのか
- カテゴリーごとの銘柄数は豊富かどうか
ただCFD初心者の場合、カテゴリーや銘柄数が多すぎるとかえって何を取引したらよいか迷ってしまいます。
GMOクリック証券 | IG証券 | |
---|---|---|
カテゴリー/銘柄数 | ・株価指数CFD/31銘柄 ・商品CFD/6銘柄 ・株式CFD/80銘柄 ・バラエティCFD/16銘柄 |
・株式CFD/約12,000銘柄 ・株価指数CFD/約40銘柄 ・商品CFD/約70銘柄 ・債券先物CFD/約10銘柄 |
スプレッド 参考値 |
2円~9円 | 7~30円 |
少しマイナーなCFD商品も取引したい場合は、IG証券。メジャーなCFD商品をメインに取引したいならGMOクリック証券を使ってみましょう。
取引手数料
CFDを含む投資全般で重要なのが「取引手数料」です。1取引あたりの手数料はごくわずかでも、取引を重ねるうちにコストは膨らんでいくもの。
手数料が数%違うだけでも、長期では数万円の差がでることもあります。
では、CFD取引で気にすべき手数料は何があるのでしょう。主な手数料は以下の4種類です。
- 取引手数料
- スプレッド(買値と売値の差額)
- オーバーナイト金利
- 配当相当分(売り注文をしている場合)
取引手数料は無料にしている証券会社が多いため、最も差が出るのが「スプレッド」。
スプレッドは買値と売値の「差額」のことで、証券会社ごとに独自で決められています。例えば、日経225CFDのスプレッドをみてみましょう。
IG証券 | GMOクリック証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|---|
スプレッド 参考値 |
7~30円 | 2円~9円 | 5円~10円 |
関連記事:日経平均CFDとは?取引方法やおすすめの証券会社をわかりやすく解説
証券会社によってスプレッドに大きな差があることがわかります。
株式CFDメインに取引するのであれば「GMOクリック証券」、金や原油などの商品CFDを取引するなら「IG証券」がスプレッドコストを抑えられておすすめです!
PCツール/スマホツールの充実度
CFD取引をするなら「取引ツール」にもこだわりましょう。こだわるといっても、超高機能なツールを選ぶという意味ではありません。
取引ツールは、CFD取引を続ける上で長く付き合っていくことになります。ですから「自分にとって使いやすい」ツールがあるかどうかを確認してみましょう。
ツールを選ぶときのポイントは以下3点です。
- 操作に迷わないようにメニューや注文画面が配置されているか
- 分析に必要なテクニカル指標や描画ツールの数
- 注文の種類は豊富にあるか
CFDデモ口座の有無
「いきなり取引を始めるのは怖い…」という方は、CFDデモ口座があるかどうかをチェックしましょう。
CFDデモ口座で練習を重ね、利益を得るイメージがつけば本番取引の勝率もあがります。
次からは、CFD銘柄/商品別におすすめの証券会社を紹介して終わろうと思います。
CFD取引おすすめ証券会社ランキング【2024年8月最新版】
GMOクリック証券
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IG証券
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楽天証券
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証券会社名 |
GMOクリック証券 |
IG証券 |
楽天証券 |
取扱商品(カテゴリ) | ・株価指数CFD/31銘柄 ・商品CFD/6銘柄 ・株式CFD/80銘柄 ・バラエティCFD/16銘柄 |
・株式CFD/約12,000銘柄 ・株価指数CFD/約40銘柄 ・商品CFD/約70銘柄 ・債券先物CFD/約10銘柄 |
・株価指数CFD/7銘柄 ・商品CFD/3銘柄 |
取引手数料 | 無料 (スプレッドのみ) |
無料 (スプレッドのみ) |
無料 (スプレッドのみ) |
デモ口座 | あり | あり | あり |
取引ツール | ・GMOクリックCFD(スマホ) ・ブラウザ版取引(PC) ・はっちゅう君CFD(PC) ・PLATINUM CHART(PC) ・FX TOOLBAR(PC) |
・Webブラウザ版取引システム ・IG証券トレーディング・アプリ |
・MetaTrader4(PC) ・MT4 Web取引(PC) ・MetaTrader4(スマホ) |
ブラウザ版MT4 | なし | なし | あり |
口座開設 |
- 取扱商品数
- 取引手数料
- デモ口座の有無
- 取引ツールの種類
- ブラウザ版MT4
GMOクリック証券|総合力と豊富なツールが決め手!
- 豊富なツールで使い勝手が◎
- スプレッドが狭く手数料を抑えられる
- 取扱銘柄のバランスが良く初心者でも始めやすい
- デモ口座もあり練習環境もばっちり
CFD初心者に1番おすすめなのがGMOクリック証券。
GMOクリック証券は、手数料、取引ツール、取扱商品のバランスがとれたCFDサービスを提供しています。
サービスの質が支持されている証拠として、GMOクリック証券は「店頭CFD取引金額シェア」は国内1位の実績を誇っており安心感も◎。
特に、
- 有名な企業や株価指数を取引したい
- 手数料をなるべく抑えたい
- 自分にあった取引ツールを選びたい
- デモ口座で練習をしてから取引を始めたい
と考えている方に特におすすめできます。GMOクリック証券の詳細は以下の表を参考にしてみてください。
GMOクリック証券の評価 |
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オススメ度 | ★★★★★ |
取引手数料 | 無料 (スプレッド、オーバーナイト金利は別) |
取扱商品(カテゴリー/銘柄数) | ・株価指数CFD/31銘柄 ・商品CFD/6銘柄 ・株式CFD/80銘柄 ・バラエティCFD/16銘柄 |
レバレッジ | ・株価指数CFD:10倍 ・商品CFD:20倍 ・株式CFD:5倍 ・バラエティCFD:5倍 |
デモ口座 | あり |
取引ツール | ・GMOクリックCFD(スマホ) ・ブラウザ版取引(PC) ・はっちゅう君CFD(PC) ・PLATINUM CHART(PC) ・FX TOOLBAR(PC) |
ブラウザ版MT4 | なし |
GMOクリック証券の口座を持っている人であれば、CFD口座開設が最短1分で完了する手軽さも魅力のひとつです。
IG証券|圧倒的な取扱商品数!
- 圧倒的な取扱商品数(17,000種以上)
- 商品CFDのスプレッドが狭い
- 日米株の売りも可能で投資の幅が広がる
IG証券は、豊富な取扱商品数が魅力の証券会社。取扱商品の数はなんと「17,000種以上」で、メジャーな投資先はもちろん、マイナーな株価指数や海外株式のCFD取引が可能です。
他にも、原油や金をはじめとした「商品CFD」の手数料が狭く(安く)設定されています。株式のリスクヘッジとして金や原油を取引したいと考えている人に特におすすめです。
IG証券の詳細 |
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オススメ度 | ★★★★☆ |
取引手数料 | 無料 (スプレッド、オーバーナイト金利は別) |
取扱商品(カテゴリー/銘柄数) | ・株式CFD/約12,000銘柄 ・株価指数CFD/約40銘柄 ・商品CFD/約70銘柄 ・債券先物CFD/約10銘柄 |
レバレッジ | ・株式CFD:5倍 ・株価指数CFD:10倍 ・商品CFD:20倍 ・債券先物CFD:50倍 |
デモ口座 | あり |
取引ツール | ・Webブラウザ版取引システム ・IG証券トレーディング・アプリ |
ブラウザ版MT4 | なし |
「基本は現物株式がメインだけど、株式相場が下がっているときも利益を狙いたい!」という方はIG証券のCFDで利益を狙ってみてはいかがでしょうか。
楽天証券|ブラウザ版MT4が優秀
- ブラウザ版MT4ツールが手軽で便利
- デモ口座もあり安心
楽天証券のCFD取引の特徴は、「ブラウザ版MT4ツール」が使える点です。
MT4は、簡単にいうと超高機能チャートのようなもの。自動売買をする際にも使われます。
通常、MT4はダウンロード型が多いのですが、楽天証券ではダウンロード不要で手軽に使えるため、高度なチャート分析をしたいと考えている人におすすめ。
楽天証券の詳細 |
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オススメ度 | ★★☆☆☆ |
取引手数料 | 無料 (スプレッド、オーバーナイト金利は別) |
取扱商品(カテゴリー/銘柄数) | ・株価指数CFD/7銘柄 ・商品CFD/3銘柄 |
レバレッジ | ・株価指数CFD:10倍 ・商品CFD:20倍 |
デモ口座 | あり |
取引ツール | ・MetaTrader4(PC) ・MT4 Web取引(PC) ・MetaTrader4(スマホ) |
ブラウザ版MT4 | あり |
MT4チャートを使って、がっつり分析トレードをしたい人におすすめ。ただし、取扱商品は限られているので事前確認を怠らないよう注意しましょう!
CFDおすすめランキングまとめコメント
総合的に判断すると、CFD初心者であれば「GMOクリック証券」、経験者でがっつりトレードを考えている場合は「IG証券」がおすすめです。
ただ、使ってみないことには自分にあっているかどうかはわからないもの。この機会にデモ口座やCFD口座を開設して、「自分好みかどうか」を吟味してみましょう。
ただ、「おすすめのCFD口座はわかったけど他に選ぶ基準とかはないの?」と疑問に思う人もいるはず。
次の章では、CFD口座の選び方を初心者向けに解説していきます。
CFD銘柄/商品別おすすめ証券会社
今回は、人気の高い3カテゴリーに分けて、それぞれどの証券会社で取引するのがおすすめか理由とともに解説します。
金CFD取引におすすめの証券会社
まずは、安全資産としても良く知られる「金」のCFD取引を考えている人におすすめの証券会社を紹介します。
IG証券|多様な金CFDを用意
金CFDでイチオシなのが「IG証券」です。
IG証券では、以下4種の金および金関連株が取引可能。
- 商品CFD期限なし(スポット)
- 商品CFD期限あり(先物)
- 金ETF
- 金関連銘柄 株式CFD
短期トレードであれば「先物銘柄」、スイングトレード以上のスパンで考えている場合は「スポット銘柄」を取引すれば目的にあった金取引ができます。
さらに、商品CFDのスプレッドはIG証券が最狭水準で提供しているため、コスト面でも優秀。
株式CFD取引におすすめの証券会社
続いて、株式CFD取引を考えている人におすすめの証券会社を紹介。
GMOクリック証券|有名米国企業が厳選されており◎
株式CFDであれば「銘柄が多い方がいい!」と思うかもしれません。しかし、銘柄が多いということはそれだけ「銘柄選定の手間」がかかることになります。
ですから、CFD初心者は「ある程度銘柄が厳選された」証券会社がおすすめ。
GMOクリック証券の株式CFDは、AmazonやApple、マクドナルドなど超有名な米国企業を中心に厳選されているため、銘柄選びがしやすくなっています。
また、他社は米国株CFD取引では片道取引手数料(為替手数料)がかかることがほとんどですが、GMOクリック証券では「無料」になっています。
コストを最小限に抑えて、有名米国企業を取引したい場合にはGMOクリック証券で取引を始めてみましょう。
株式指数(日経平均/ダウ平均など)CFD取引におすすめの証券会社
最後は、株式指数CFDにおすすめの証券会社の紹介です。
結論からいうと、マイナーな株価指数も取引したい場合は「IG証券」、メジャーな株価指数を低コストで取引するなら「GMOクリック証券」がおすすめです。
IG証券は、40銘柄と証券会社のなかでも有数の取扱数を誇っています。ただ、スプレッドはGMOクリック証券と比較すると劣ってしまうので注意が必要。
一方GMOクリック証券は、31銘柄と少々見劣りするものの、業界最狭水準のスプレッドを提供しているため、メジャーな株価指数の取引を考えている人におすすめです。
CFDに関するQ&A
-
Q
手数料が安いCFD口座はどの証券会社ですか?
- A
-
Q
金CFDにおすすめの証券会社はどこですか?
-
A
金関連CFDが豊富なIG証券
金関連のCFDが4種用意されている「IG証券」がおすすめです。種類が豊富な分、相場やトレードスタイルにあった取引ができる可能性が高まります。
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Q
CFDはおすすめしないと言われる理由はなんですか?
-
A
高レバレッジ取引のイメージ
前提としてCFDには自己資金以上の金額が取引できる「レバレッジ」という仕組みがあります。そしてこのレバレッジを高くしすぎると、少し予想と違う方向へ価格が動くと大損失を招く危険性が高まります。こうして高レバレッジ取引=危険=CFDはおすすめしないというイメージが定着してしまったのが原因だと考えられます。
しかし、低レバレッジで取引できるように「余裕をもたせた資金」を用意すれば「リスク」は下げられますよ。
-
Q
CFDのオススメ銘柄や投資手法はありますか?
-
A
証券会社と銘柄による
どの証券会社のCFD口座を選ぶかによって違いますが、仮にGMOクリック証券CFDを選んだ場合・・
GMOクリック証券CFDの取扱商品カテゴリ
- 株価指数CFD(日経225・ダウ30・S&P500など)
- 商品CFD(金・原油・天然ガスなど)
- バラエティCFD(米国VIX・REITなど)
- 株式CFD(Amazon・ディズニー・アリババなど)
GMOクリック証券には上記のようなCFDの商品ラインナップがありますが、この中から「S&P500(米国指数の代表銘柄)、金(インフレ指数の代表銘柄)、REIT(不動産の代表銘柄)、好きな個別銘柄(ちょっとした楽しみ)」で資金を4分割するのも一つのテクニックです。
分散投資になりますし、仮にいずれかが短期間で急上昇した場合には早めに利確をして別の商品を購入する(スイッチング)も可能です。その他、リンクヘッジを目的として米国VIX(恐怖指数)にも資金を投入しておくのもオススメです。
※ただしCFDは金利の支払い等が発生しますので、長期保有はお気をつけください。
関連記事:日経平均CFDとは?取引方法やおすすめの証券会社をわかりやすく解説
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