証券会社の売買手数料ランキング[2023年08月版]
証券会社選びのポイントとして、とても重要視されているのが株の売買手数料。
取引回数が多くなれば多くなるほど手数料の大小の重要度が増します。同じ商品を買うとき少しでも安いお店を選ぶことと同じで、同じ銘柄を買うなら少しでも手数料の安い証券会社を選びましょう!
当サイトでも各証券会社の現物株・信用取引の手数料の最新動向をウォッチして、比較・ランキングで紹介します!
2023年8月31日、楽天・SBI、両証券会社より、国内株式売買手数料無料化に関するプレスリリースがそれぞれ発表されました。
こちらの記事では、楽天・SBI証券のプレスリリース以前の、各証券会社の手数料を比較してランキング化しております。
手数料無料化に関して詳細が気になる方は、楽天・SBI証券、日本株の取引手数料無料化!をご覧ください。
- 各証券会社の売買手数料の比較表
- 証券会社の手数料ランキング
- 1位:SBIネオトレード証券
- 2位:DMM株
- 3位:SBI証券
- 3位:GMOクリック証券
- 5位:岡三オンライン
- 楽天・SBI証券、日本株の取引手数料無料化!
- 【取引・コース別】証券会社ごとの手数料比較
- 【現物取引】1約定制の手数料を比較
- 【現物取引】1日定額制の手数料を比較
- [信用取引]1約定制の手数料を比較
- [信用取引]1日定額制の手数料を比較
- ネット証券会社のQ&A
- ネット証券と総合証券の違いはなんですか?
- 「現物取引」と「信用取引」の違いはなんですか?
- 国内株式の取引金額に応じて、手数料は違いますか?
- 株取引の手数料が安い証券会社はどこですか?
- 1日に複数取引を行うのですが、手数料がお得になるサービスはありますか?
各証券会社の売買手数料の比較表
まずランキングの前に、各証券会社の現物取引と信用取引の売買手数料比較表をお見せしたいと思います。
証券会社によって2つの手数料形態があることをまず押さえておきましょう。
- ・1約定制:一回の注文・取引ごとに発生する手数料です。
- ・1日定額制:一日の約定代金の合計によって決まる手数料です。
証券会社 | ![]() |
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1約定制 10万 |
99円 | 99円 | 99円 | 99円 | 90円 | – | 88円 | 108円 | 88円 |
1約定制 50万 |
275円 | 275円 | 275円 | 275円 | 260円 | – | 198円 | 385円 | 198円 |
1約定制 100万 |
535円 | 535円 | 535円 | 535円 | 460円 | – | 374円 | 660円 | 374円 |
1日定額制 10万 |
0円 | 0円 | 0円 | 550円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | – |
1日定額制 50万 |
0円 | 0円 | 0円 | 550円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | – |
1日定額制 100万 |
0円 | 0円 | 0円 | 550円 | 0円 | 1100円 | 0円 | 0円 | – |
その他 | 25歳以下 0円 |
– | 25歳以下 0円 |
– | – | 25歳以下 0円 |
– | 25歳以下 0円 |
25歳以下 0円 |
詳細 | SBI証券 ≫詳しく見る |
楽天証券 ≫詳しく見る |
auカブコム ≫詳しく見る |
マネックス証券 ≫詳しく見る |
GMOクリック ≫詳しく見る |
松井証券 ≫詳しく見る |
ネオトレード ≫詳しく見る |
岡三オンライン ≫詳しく見る |
DMM株 ≫詳しく見る |
※調査日:2023年5月22日
100万円を超える1回の取引が大きい場合は1約定制で100万円を超えても手数料が安い証券会社を
といったように使い分けるのがおすすめ!
それでは以上の比較表を踏まえて、次から証券会社の手数料ランキングをご紹介します!
証券会社の手数料ランキング

- ・1約定制の手数料が最安水準!
- ・1日定額制は100万円まで手数料無料!
- ・信用取引の手数料は一律0円!
常に業界最安水準の手数料を提供してくれるSBIネオトレード証券。
手数料は安ければ安いほど嬉しいもの。個人投資家には大変ありがたいオンライン証券ですね。
現物・信用取引の手数料コストを見直したい・新しく信用取引を始めたい という方は要チェックな証券会社です♪
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)の手数料 | |
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取引手数料 | 【一律(つどつど)プラン(1約定制)】
~5万円:50円 ~10万円:88円 ~20万円:100円 ~50万円:198円 ~100万円:374円 ~150万円:440円 ~300万円:660円 300万円~:880円 |
【定額(おまとめ)プラン(1日定額制)】
~50万円:0円 ~100万円:0円 ~150万円:880円 ~200万円:1,100円 ~300万円:1,540円 200万~:以降100万円ごとに295円 |

- ・1約定制の手数料が最安水準!
- ・25歳以下は国内株式の現物取引手数料が0円!(※キャッシュバック)
- ・米国株取引手数料0円!
売買代金が5万円以下なら55円、10万以下でも88円と驚愕の安さ。
25歳以下は国内現物手数料が全額キャッシュバックや米国株手数料0円など ユニークな手数料サービス形態が評価ポイント!
手数料も当然のことながら、信用取引の際に発生する信用金利も低く、更に手数料の1%がポイントとして付与されるため、現物取引でも信用取引でもアクティブトレーダーもおすすめ!
DMM株(DMM.com証券)の手数料 | |
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取引手数料(1約定制のみ) | ~5万円:55円 ~10万円:88円 ~20万円:106円 ~50万円:198円 ~100万円:374円 ~150万円:440円 ~300万円:660円 300万円~:880円 |

- ・現物・信用取引の1日定額制(アクティブプラン)では それぞれ100万円まで手数料0円!
- ・20〜25歳では国内株式の現物取引手数料が0円!(※キャッシュバック)
サービスの総合力がとても高いSBI証券ですが、手数料の安さでも存在感を発揮!
1日定額制「アクティブプラン」では現物・一般信用・制度信用のそれぞれ100万円までが0円と、手数料の安さがアンケートでも評価されています。
更に25歳以下の方は国内現物株式が手数料無料!や、未成年口座も毎月1万円までは同取引の手数料0円と、手数料キャンペーンも充実している点が高評価!
SBI証券の手数料 | |
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取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文制)】 ~5万円:55円 ~10万円:99円 ~20万円:115円 ~50万円:275円 ~100万円:535円 ~150万円:640円 ~3,000万円:1,013円 3,000万円~:1,070円 |
【アクティブプラン(1日定額制)】 ~100万円:0円 以降100万円ごとに:440円 | |
最近のプレスリリース | 【2023年9月22日】 【新NISA】SBI証券なら、米国株式&海外ETFの売買手数料ゼロ! |

- ・現物・信用取引の1日定額制では それぞれ100万円まで手数料0円!
- ・FXのスプレッド(手数料)も業界最安水準!
- ・規定の条件をクリアにより「信用取引VIPプラン」が適応!
SBI証券と並び同着3位にランクインのGMOクリック証券!
現物・信用とも非常に安い取引手数料を提供しています。
ちなみにFXのスプレッド(手数料)も業界最安レベル!
さらに、信用取引において、規定の条件をクリアした大口投資家の方には、「信用取引VIPプラン」が適応!
このVIPプランでは、信用取引手数料が無料になるほか、制度信用取引の買方金利が2.75%から1.8%に割引になります。 大口での信用取引をする投資家にとってはかなり魅力的かも?
GMOクリック証券の手数料 | |
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取引手数料 | 【1約定ごとプラン(1注文制)】 ~5万円:50円 ~10万円:90円 ~20万円:100円 ~50万円:260円 ~100万円:460円 ~150万円:550円 ~3,000万円:880円 3,000万円~:930円 |
【1日定額プラン(1日定額制)】 ~100万円:0円 ~200万円:1,238円 以降100万円ごとに:+295円 |

- ・現物・信用取引の1日定額制では それぞれ100万円まで手数料0円!
- ・20〜25歳では国内株式の現物取引手数料が0円!(※キャッシュバック)
- ・全ての投資信託の買付手数料無料!
現物・信用とも定額プランがオススメ!特に現物取引で売買代金が100万まで手数料無料!低位株狙いのトレーダーには外せない1社です♪
更に25歳以下は国内株式の現物取引手数料が全額キャッシュバック!
さらに岡三オンラインでは、全ての投信の買付手数料を無料にしています。投資初心者でも扱いやすい投信の買付手数料が無料なのはとても嬉しいですね。
岡三オンラインの手数料 | |
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取引手数料 | 【1約定ごとプラン(1注文制)】 ~5万円:108円 ~10万円:108円 ~20万円:220円 ~50万円:385円 ~100万円:660円 ~200万円:1650円 ~500万円:2310円 ~1000万円:3300円 |
【1日定額プラン(1日定額制)】 ~100万円:0円 ~200万円:1,430円 以降100万円ごとに:+550円 |
楽天・SBI証券、日本株の取引手数料無料化!
2023年8月31日、ネット証券大手である楽天証券とSBI証券は、9月以降、国内株式(日本株)の売買手数料を無料にするという発表を行いました。
手数料無料化は国内の証券会社としては初めての試みで、二社の発表以来とても話題になっています!

編集者
積極的に株式取引を行う投資家にとってメリットしかないニュースですね!
そこで、楽天・SBI両証券会社の今回の手数料無料化の具体的な内容について詳しく見ていきましょう!
楽天証券

楽天証券では、10月1日(日)(10月2日(月)約定分)から、国内株式(現物/信用)取引手数料が0円になる ”ゼロコース” をスタートすることを発表しています!
これにあわせて、単元未満株であるかぶミニ™の売却手数料も0円に引き下げになるとのことです。
約定代金 | 国内株式取引手数料 | ||
---|---|---|---|
現物取引 | 信用取引 | かぶミニ™ | |
約定代金 にかかわらず |
0円 |
SBI証券

それに対してSBI証券も、9/30(土)発注分から、国内株式の売買手数料が無料となります!楽天証券同様、現物/信用取引、S株(単元未満株)が対象です。
約定代金 | 国内株式取引手数料 | ||
---|---|---|---|
現物取引 | 信用取引 | S株 | |
約定代金 にかかわらず |
0円 |
大手ネット証券の2社が率先して、手数料無料化などの取り組みを行ってくれるのは投資家として非常にありがたいことです。

編集者
今後も大きなサービス改善を行ってくれるのも期待できますので、楽天・SBI証券どちらも口座開設しておくのも一つの手です。
【取引・コース別】証券会社ごとの手数料比較
現物・信用取引の手数料を取引コース(1約定制 or 1日定額制)と購入代金ごとに一覧掲載しています。
売買代金や取引コースによって最安証券会社が変わります。
少しでも手数料の安い証券会社をお探しの方はぜひ下記の手数料一覧で比較してみてください。
※手数料は全て税込み表記です。
・【現物取引】1約定制の手数料を比較
・【現物取引】1日定額制の手数料を比較
・[信用取引]1約定制の手数料を比較
・[信用取引]1日定額制の手数料を比較
気になった手数料比較表をクリックして確かめてみてください!
現物取引の 1約定制 : 価格別の手数料を比較
売買代金別の手数料比較一覧 (現物取引 1約定制) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
証券会社名 | 現物取引の手数料 (1約定制) | ||||||
5万 | 10万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 | 500万 | |
![]() |
55円 | 99円 | 275円 | 275円 | 535円 | 1013円 | 1013円 |
![]() |
55円 | 99円 | 275円 | 275円 | 535円 | 1013円 | 1013円 |
![]() |
55円 | 99円 | 275円 | 275円 | 535円 | 3069円 | 4059円 |
![]() |
55円 | 99円 | 275円 | 275円 | 535円 | 1013円 | 1013円 |
![]() |
50円 | 90円 | 260円 | 260円 | 460円 | 880円 | 880円 |
![]() (旧ライブスター) |
50円 | 88円 | 198円 | 198円 | 374円 | 660円 | 880円 |
![]() |
108円 | 108円 | 385円 | 385円 | 660円 | 1650円 | 2310円 |
![]() |
55円 | 88円 | 198円 | 198円 | 374円 | 660円 | 880円 |
【補足】 |
※価格別に手数料最安を赤字、2番目を太字にしています。 ※松井証券に1約定制コースはありません |
※調査日:2023年5月22日
現物取引の1日定額制 : 価格別の手数料を比較
売買代金別の手数料比較一覧 (現物取引 1日定額制) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
証券会社名 | 現物取引の手数料 (1日定額制) | ||||||
5万 | 10万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 | 500万 | |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1718円 | 2598円 |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 3300円 | 5500円 |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 3300円 | 5500円 |
![]() |
550円 | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 | 2750円 | 5500円 |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1100円 | 3300円 | 5500円 |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1,691円 | 2,281円 |
![]() (旧ライブスター) |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1540円 | 2130円 |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1980円 | 3080円 |
【補足】 |
※価格別に手数料最安を赤字、2番目を太字にしています。 ※DMM株に1日定額制コースはありません |
※調査日:2023年5月22日
信用取引の1約定制 : 価格別の手数料を比較
売買代金別の手数料比較一覧 (現物取引 1日定額制) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
証券会社名 | 現物取引の手数料 (1日定額制) | ||||||
5万 | 10万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 | 500万 | |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1718円 | 2598円 |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 3300円 | 5500円 |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 3300円 | 5500円 |
![]() |
550円 | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 | 2750円 | 5500円 |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1100円 | 3300円 | 5500円 |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1,691円 | 2,281円 |
![]() (旧ライブスター) |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1540円 | 2130円 |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1980円 | 3080円 |
【補足】 |
※価格別に手数料最安を赤字、2番目を太字にしています。 ※DMM株に1日定額制コースはありません |
※調査日:2023年5月22日
信用取引の1日定額制 : 価格別の手数料を比較
売買代金別の手数料比較一覧 (信用取引 1日定額制) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
証券会社名 | 信用取引の手数料 (1日定額制) | ||||||
5万 | 10万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 | 500万 | |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1404円 | 2284円 |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 3300円 | 5500円 |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 3300円 | 5500円 |
![]() |
550円 | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 | 2750円 | 5500円 |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1100円 | 3300円 | 5500円 |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1320円 | 2200円 |
![]() (旧ライブスター) |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
![]() |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1430円 | 2090円 |
【補足】 |
価格別に手数料最安を赤字、2番目を太字にしています。 ※DMM株に1約定制コースはありません |
※調査日:2023年5月22日
ネット証券会社のQ&A
-
Q
ネット証券と総合証券の違いはなんですか?
-
A
一番の大きな違いは、実店舗と担当者の有無です。
総合証券は実店舗があり、個別に特定の担当者がつくので、投資に関してのアドバイスや相談にのってくれるメリットがあります。
一方、ネット証券会社には実店舗や担当者が存在しませんが、「手数料の安さ」や「株式売買の手軽さ」などのメリットがあるため、手軽に自分のペースで投資ができます。
-
Q
「現物取引」と「信用取引」の違いはなんですか?
-
A
大きな違いの1つに、取引可能額の違いがあります。
現物取引では、証券会社に預けた金額内での取引になります。
一方、信用取引では、保有している株と証券会社に預けた金額の合計の約3倍の金額まで取引が可能になります。
-
Q
国内株式の取引金額に応じて、手数料は違いますか?
-
A
違います。
100万円まで手数料無料の証券会社もありますので投資額が少ない人にはおすすめです。
-
Q
株取引の手数料が安い証券会社はどこですか?
-
A
一般的に店舗型の証券会社に比べてネット証券は手数料が安いことがメリットの一つですが、その中でも 株の手数料ランキング の上位3社(DMM株 ・ SBIネオトレード証券 ・ SBI証券 )は手数料が安いネット証券としておすすめできます。
特にDMM株(DMM.com証券)は25歳以下の現物手数料0円・米国株の手数料0円、信用取引時のコストである金利も安い上、取引量に応じてポイントも貰えるため 総合的にも取引コストが安いネット証券と言えます。ちなみに現在、新規口座開設で1ヶ月手数料無料サービスを実施中です!
また、以上で紹介した証券会社でそれぞれ口座を開設して、手数料無料の範囲内で取引されるのもおすすめです!
-
Q
1日に複数取引を行うのですが、手数料がお得になるサービスはありますか?
-
A
あります。
証券会社によっては、1日の売買合計金額で手数料が決まる「定額制プラン」を用意している会社があります。1日の取引金額が100万円までは手数料無料の証券会社も中にはあります。