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【特集】【今週読まれた記事】夏枯れ相場のなか“新興市場”に復調の兆しも

ジャスダック <日足> 「株探」多機能チャートより
 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は8月18日から8月24日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 先週末8月17日から、東証1部の売買代金は6日連続の2兆円割れ。まさに夏枯れの様相を呈しています。株価はボックス相場となって3ヵ月以上が経過。そんななか、低迷が続いている新興市場には復調の兆しも。ジャスダック平均、マザーズ指数ともに4週ぶりの前週比プラスとなりました。まだ“底打ち”と断ずるには尚早ですが、今後の動きに注目したい変化ではないでしょうか。

 新興市場の低迷について、「買い場到来!『新興市場・赤札市』激騰株発掘10選 <株探トップ特集>」では「ともすればセリングクライマックスのスイッチが入ってもおかしくない状況といってよい」と警鐘を鳴らしています。ただし、その上で「今は投資家のセンチメントが冷え込んだ『陰の極』であることが、ここからの投資には逆に有利な材料となる」とも解説し、注目銘柄を挙げています。この記事は多くのアクセスを集め、今週のランキングトップとなりました。

 新興市場、中小型株物色の主役であるのが個人投資家。その個人投資家の動向について「7月中、売り越し続けていた個人投資家が8月に入って買い越しに転じているのだ」と着目するのは、大人気連載コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 星はまた輝く! 悪材解消を待たずに反転へ」の北浜氏。続けて「今後その成果が問われることになるが、成功する確率が高いと見てよい状況だ」と、強気の姿勢でその理由など解説を加えています。なお、投資家の売買動向はこちらから確認できます。

 一方、日経平均株価や全体相場は、今後どのような展開が予想されるのでしょうか。SBI証券シニア・マーケットアドバイザーの雨宮京子氏は、今週の<相場観特集>で「以前よりも下値リスクが意識される状況下で日経平均の『鈍感力』が光を放っている」と、今の地合いではむしろ底堅さを評価できると解説し、多くのアクセスを獲得しました。相場観特集では雨宮氏のほか2氏に展望を伺っています。ぜひ今後の参考にお読みください。

  雨宮京子氏【夏枯れの中も頑強な日本株、ここからの狙い筋は】(1) <相場観特集>
  佐藤正和氏【夏枯れの中も頑強な日本株、ここからの狙い筋は】(2) <相場観特集>
  高橋春樹氏【夏枯れの中も頑強な日本株、ここからの狙い筋は】(3) <相場観特集>


 米中貿易摩擦は長期化が懸念されています。ワシントンで行われた次官級協議は平行線に終わり、米国による追加制裁、さらに中国による報復関税の発動となりました。これについて、「関税引き上げに始まる米中貿易戦争は、世界景気と市場を深刻な困難には導かないだろう」と解説するのは、武者リサーチ代表の武者陵司氏によるコラム「貿易戦争中間総括、米国隆盛、中国退潮の潮目に」。前後編の大ボリュームで米中貿易戦争を解説し、週半ばからの配信にもかかわらずランキング上位に入りました。

 そのほか、連載コラムはいずれも人気となっています。今週も人気筆者によるコラムは多くのアクセスを集めました。それぞれ独自の見解で注目銘柄を挙げており、大いに参考になるかと思います。

  武者陵司 「貿易戦争中間総括、米国隆盛、中国退潮の潮目に」(前編)
  武者陵司 「貿易戦争中間総括、米国隆盛、中国退潮の潮目に」(後編)
  【杉村富生の短期相場観測】 ─ トランプ大統領のマッドマン・セオリーに負けるな!
  秋の彼岸底から年末高? 季節アノマリー強い2018年の“これから” <東条麻衣子の株式注意情報>
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「日足下放れ、お盆で底打ちとなるか」


 「お気に入り銘柄」登録機能や業績20期表示、業績予想の修正履歴など、多くのメリットがある「株探プレミアム」での限定配信コラム「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技」。第2弾の告知記事がランキングに入りましたので、この欄でも紹介させていただきます。今回の第2弾では、2000年代初めから17年までで年間成績がマイナスになったのはライブドアショックが起きた06年と、リーマン・ショックが起きた08年の2回だけという「www9945さん」に、銘柄選びの着眼点や投資法などについて聞いています。ぜひ株探プレミアムに登録して、すご腕投資家の技を参考になさってください。


 4-6月期決算発表が出そろい、株探ではその中から利益成長の著しい企業をピックアップした特集を配信しています。なかでも、経常増益率が前年同期比“倍増”の企業を特集した「4-6月期【利益倍増】企業はこれだ!増益率ベスト30 <成長株特集>」は、先週16日に配信した〔大中型株〕編も上位にランクインするなど大人気となりました。

  4-6月期【利益倍増】企業はこれだ!増益率ベスト30 〔大中型株〕編 <成長株特集>
  4-6月期【利益倍増】企業はこれだ!増益率ベスト30〔小型株〕編 <成長株特集>
  4-6月期【利益倍増】企業はこれだ!増益率ベスト30〔第3弾〕 <成長株特集>

 そのほか、今期最高益予想の企業をピックアップした特集や、高配当の銘柄特集なども人気となっています。

  夏枯れ相場に微かな反転の兆し? 最高益割安株でその日を待つ <株探トップ特集>
  10万円以下で買える、売上&経常最高「お宝候補」32社【東証1部】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、売上&経常最高「お宝候補」32社【2部・新興】編 <割安株特集>

  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 8月22日版
  まだ間に合う、8月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集>


 投資テーマ関連の記事では、「業種別指数で25日線より上の水準に位置している数少ないセクターのひとつ」である“鉄鋼”を特集した「突き上げる“鋼鉄の上昇波動”、始まった『鉄鋼』大相場と要注目の株 <株探トップ特集>」がランキングトップ10に入る人気となりました。そのほか、「人気テーマ【ベスト30】」でも常に上位となっている「サイバーセキュリティ」や「電気自動車」などの解説記事も多くのアクセスを集める結果となりました。

  「サイバーセキュリティ」関連のテーマ性再燃へ、国家安全保障の観点で注目<注目テーマ>
  「電気自動車充電器」が6位に浮上、EV用急速充電池を日中で共同開発へ<注目テーマ>
  「再生医療」に注目度高まる、iPSで血小板再生との報道に関心<注目テーマ>

  夏バテ相場に喝! 「外食三羽烏」カツ・スシ・ヤキニクに妙味あり <株探トップ特集>
  復活なるか「再生エネ関連」、世界的異常気象で再注目 <株探トップ特集>


 引け後の情報をまとめた株探のおすすめ記事、「本日の【サプライズ決算】速報」「明日の好悪材料」は今週も全記事がランクインしております。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月17日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月20日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月21日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月22日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月23日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (08月17日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (08月20日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (08月22日)
  ※21日、23日は「該当なし」

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