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【特集】【今週読まれた記事】“上昇相場は終わらない”宣言に支持、AI・仮想通貨関連などで新展開

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は5月20日から26日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 今週の日経平均株価は前週末比79円高の1万9670円で始まり、同96円高の1万9686円で終了。週足チャートではほぼ寄引同事線を形成しました。もう少し長いスパンで振り返ると、ゴールデンウイーク明けに海外市場で進んだリスクオンの流れを追いかけて急騰した日経平均は、5月16日に2万円大台まであと1円51銭まで接近。その後に米トランプ大統領のロシアゲート問題が火を吹き、18日に一時1万9500円を割り込む水準まで下落。そこから値を戻し、3月半ばまでのもちあい相場で上値のフシとなっていた重要な価格帯1万9600円どころの上方カイ離を回復した――というのが東京株式市場の現在地と言えるでしょうか。

 それでは、ここからの東京市場の行き先はどちらなのでしょう? 圧倒的なページビュー(PV)で今週のアクセスランキング1位に輝いたのは「上昇相場は終わらない、株価躍進候補“最強セレクション10銘柄” <株探トップ特集>」。ロシアゲート疑惑により日米で株価が急落した直後の週末に配信、日米とも企業業績は好調で「マクロ・ミクロ両面でファンダメンタルズがしっかりしていれば、株式市場には結局、上昇気流が戻ってくる」と指摘、18年3月期の営業増益率予想で上位に位置する有望銘柄を紹介し多くの方に読まれました。上昇相場は終わらない、東京市場の進む先は上方。株探読者の皆様がアクセスランキングを通じて教えてくれるのは、そんな未来のようです。

 アクセスランキング2位は「『AI関連株』繚乱、待つのは“史上最大”大相場か―― <うわさの株チャンネル>」。「株価躍進候補“最強セレクション10銘柄”」には及ばなかったものの、この記事も大変な数のアクセスを集めました。ソフトバンクグループ <9984> のビジョンファンド発足が呼び込んだ人工知能(AI)関連株の一斉買いと、全世界的に進むAI技術開発の流れを解説し多くの方に読まれました。AI関連をめぐっては、「ソフトバンクが一段高、カリスマ投資家参戦も背景に商い高水準でAI人気先導」や「日本サードが6連騰、エヌビディア関連としてあっという間の4割高」などの個別株動向の記事もアクセスを伸ばしました。

 “上昇”をキーワードとするものは、株式だけではありません。「爆騰『ビットコイン』、新常識“有事の仮想通貨買い”が導く未来は <株探トップ特集>」はビットコインなど仮想通貨の急騰と、流れ込むジャパンマネーという構図を紹介。日本企業の仮想通貨への取り組みと有望株をあわせて紹介し人気となりました。投資テーマの記事ではそのほか、「10兆円“王手”総菜市場、食品『ラストリゾート』の有望株は <株探トップ特集>」、「2020年『教育ICT』変革の旅、見えてきた“拡大期”と注目の株 <株探トップ特集>」がアクセスを集めました。

 業績に焦点を当てた記事は、出そろった3月期決算銘柄をあらゆる角度からスクリーニングした記事が多数ランク入り。最も重要な利益の点から銘柄を紹介したランキング上位記事がこちら。

  18年3月期【連続最高益】更新リスト 36社選出 〔第1弾〕 <成長株特集>
  18年3月期【利益成長株】ベスト30 〔大中型株編〕<成長株特集>
  18年3月期【利益成長株】ベスト30 〔中小型株編〕<成長株特集>

 「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第3弾〕 34社選出 <成長株特集>」、「18年3月期【最高益】銘柄リスト〔第2弾〕 29社選出 <成長株特集>」は前週の配信ながら今週もアクセスを伸ばしました。「18年3月期に最高益見込む、低PBR『お宝候補』 38社選出【東証1部編】 <割安株特集>」は最高益かつ割安な銘柄を探りランキング入り。増収という観点から有望企業をリストアップして人気だったのは「18年3月期【売上成長株】ベスト30 <成長株特集>」。利益は売上高が伸びた後についてくるもの。大幅増収企業に目を配ることで、成長株をいち早く発見できるかもしれません。

 割安株特集では少額投資シリーズの「5万円以下で買える、今期最高益『お宝候補』28社選出 <割安株特集>」が人気だったほか、高配当株を紹介した記事では東証1部上場銘柄が対象の「【高配当利回り株】ベスト50 <割安株特集> (5月19日現在)」、東証上場全銘柄を対象とした「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 5月24日版」がよく読まれました。「まだ間に合う、5月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」で紹介した銘柄は権利取り最終日を過ぎてしまいましたが、権利落ち後に株価が低迷した時期は後から振り返れば仕込み時だったという場合もあります。長いスパンで投資を考える方ならば、チェックする価値があるかもしれません。

 相場観特集では【上昇軌道“完全復帰”いつ? 漂い始めた割安感】と題し、第一生命経済研究所・桂畑誠治氏あかつき証券・藤井知明氏東洋証券・檜和田浩昭氏にインタビュー。日経平均の1株利益が1400円近辺に上昇していることから、PER15倍計算でも2万1000円近くまでの上値余地があるとの指摘が複数聞かれました。連載陣では「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ トランプ・リスクを跳ね返す新主役株」が数々の有望株を紹介しいつもながらの人気だったほか、「【植木靖男の相場展望】 ─ 辛抱を強いられる段階か」、「富田隆弥の【CHART CLUB】 始まったセルインメイ」がアクセスを集めました。

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