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【特集】【今週読まれた記事】2日取引開始前、1万7000円乗せの予言

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は2月27日から3月4日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 2月12日の日経平均株価1万4865円安値の後、1万6000円を挟んだもみ合いに移行。26-27日のG20財務相・中央銀行総裁会議を通過し、「2番底」と「戻り」のどちらへ向かうか注目された今週の相場は、3月2日に661円高で25日移動平均線を回復。4連騰で週末には1万7000円を奪回と、マーケットが出した「答え」は戻り相場継続でした。

 そして今週、株探で目立ったページビュー(PV)増加を見せたのが、マーケットに先んじて1万7000円奪回の「答え」にたどり着いた人気連載でした。伊藤智洋氏の「日経平均株価・短期シナリオ」では、661円高となる2日の取引開始前の記事で「目先は上昇を継続して、1万7000円以上へ上げる公算」を明言。通常時を大きく超えるPVを得ました。

 その日の取引開始前に全体相場のシナリオを予測する「日経平均株価・短期シナリオ」は日刊連載のためPVが分散し、単独の記事としては特集記事にかなわないのですが、連載記事トータルでは多くの方に読んでいただいています。そのなかで2日朝の記事は特に大きなPVを獲得し、果たして日経平均はその日に600円を超える急騰で、戻り相場継続の流れを決定づけたのでした。

 なお、週末4日に紹介されたメインシナリオは「4月頃まで1万8000円前後を目指す流れ」です。来週も「日経平均株価・短期シナリオ」からは目が離せない状況が続きそうです。

 さて、戻り相場継続となれば、銘柄紹介記事がアクセスを伸ばす状況です。今週、特にPVが大きかったのが以下の3本。

  利益成長“青天井”銘柄リスト 54社選出 <成長株特集>
  注目が高まる【REIT】高利回りベスト30 <割安株特集>
  爆上げモードの低位株、「次の一手」 <うわさの株チャンネル>

 大人気の「利益成長青天井」シリーズですが、今回は10-12月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込んでいる銘柄を紹介しています。景気不透明感が増したこの時期に最高益更新というはっきりとした結果を出した珠玉の銘柄群です。

 また、3つ目の「爆上げモードの低位株」は、個人投資家の皆様のエンジンが暖まってきたなと感じさせる一本。低位材料株の蠢動は、相場の復活には欠かせません。

 アクセス上位には銘柄紹介記事がこの後も大量に続きます。

  「IPO」22社に“宝”は眠っているか? <株探トップ特集>
  海外投資家が注視する【高ROE】ベスト 50 <経営効率特集>
  物色難に打ち勝つ「好業績」ゴールデンクロス株 <株探トップ特集>
  中小型株上昇に乗る「高配当・好業績・低PBR」リスト <株探トップ特集>
  【決算総括】逆風下の10-12月期に「高収益堅持」銘柄リスト <成長株特集>
  時代が変わる、株価が動く ― 最強テーマ「フィンテック&AI」急動 <株探トップ特集>

 下の2記事は先週半ばの記事なのですが、今週に入っても根強く読まれ続けました。

 暴落時に比べればPVは落ちたものの、全体相場についての記事も多くの方に読んでいただいています。特に人気だったのは2日の相場観特集「日経平均661円高! 今後の相場を読む」でした。

  証券ジャパン 大谷正之氏「3月末に1万8000円目指す」
  Argo Navis 清水洋介氏「一段高視野で金利低下メリット株に妙味」
  ブーケ・ド・フルーレット 馬渕治好氏「G20を境に潮目が変わった市場」

 3氏ともに、戻りのメドとして1万8000円を打ち出しています。この価格は冒頭に紹介した「日経平均株価・短期シナリオ」とも一致するところ。来週も、「春の訪れ」を感じさせる相場が続いてもらいたいですね。

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