【特集】今期最高益で低PERの「お宝候補」銘柄リスト　＜割安株特集＞

　米景気への懸念後退や原油価格の底入れ期待を背景に投資家心理が改善し、年初からの大波乱相場が沈静化しつつあり、これまで株価が大きく下げた銘柄に見直し買いが期待される。そこで、本特集では世界景気の減速や円高という逆風の中で今期経常最高益を見込みながら、予想PERが低く割安感が強いことから見直し買いが入りやすい銘柄に注目してみた。

　下表では、金融を除く東証1部上場銘柄を対象に、(1)PERが10倍未満(東証1部平均 15.6倍)、(2)経常利益が今期最高を予想、(3)時価総額500億円以上、──を条件に投資妙味が高い割安銘柄37社を選び出し、PERの低い順に記しました。

　⇒⇒ 2部・新興市場を含めた「最高益を見込む【増益率】ベスト100」も併せて、ご活用下さい。

　　　　　　　　　　　　　　 ┌── 経常利益 ───┐
コード 銘柄　　　　　　PER　 増益率　　今期　　 前期
<4041> 日曹達　　　　　5.9　　26.6　　18900　　14924
<3254> プレサンス　　　6.3　　 9.7　　13238　　12065
<7261> マツダ　　　　　6.6　　 8.2　 230000　 212566
<6486> イーグル工　　　6.8　　 1.5　　17000　　16750
<1808> 長谷工　　　　　7.1　　52.8　　64000　　41889

<4042> 東ソー　　　　　7.1　　16.3　　70000　　60197
<7224> 新明和　　　　　7.6　　14.8　　16500　　14375
<7270> 富士重　　　　　7.6　　39.0　 547000　 393648
<3288> オープンＨ　　　7.8　　18.3　　24000　　20294
<6463> ＴＰＲ　　　　　7.8　　 5.8　　24400　　23063

<7202> いすゞ　　　　　7.8　　 5.7　 198000　 187411
<1821> 三井住友建設　　8.0　　48.4　　17800　　11998
<5486> 日立金　　　　　8.3　　12.3　　97000　　86391
<6201> 豊田織　　　　　8.3　　13.0　 193000　 170827
<6474> 不二越　　　　　8.4　　 6.8　　18500　　17316

<7203> トヨタ　　　　　8.4　　 3.0　2980000　2892828
<9678> カナモト　　　　8.6　　 0.7　　16270　　16164
<1719> 安藤ハザマ　　　8.7　　 4.9　　19000　　18120
<1720> 東急建設　　　　8.7　　91.9　　15400　　 8024
<3151> バイタルＫＳ　　8.7　　42.0　　 8700　　 6125

<6432> 竹内製作所　　　8.7　　15.1　　14100　　12249
<9201> ＪＡＬ　　　　　8.7　　15.2　 202000　 175275
<7248> カルソカンセ　　8.8　　34.4　　38000　　28283
<9506> 東北電　　　　　8.8　　20.0　 140000　 116646
<8074> ユアサ商　　　　8.9　　 1.4　　10500　　10353

<1881> ＮＩＰＰＯ　　　9.0　　 2.4　　37500　　36604
<1959> 九電工　　　　　9.0　　50.9　　27400　　18163
<7250> 太平洋工　　　　9.0　　 1.3　　 8800　　 8691
<4047> 関電化　　　　　9.1　　73.8　　 8500　　 4892
<6371> 椿本チ　　　　　9.1　　 0.6　　22400　　22263

<4633> サカタＩＮＸ　　9.2　　 －　　 11500　　10068
<6471> 日精工　　　　　9.3　　 1.1　　92000　　91002
<4631> ＤＩＣ　　　　　9.5　　 2.1　　50000　　48995
<1973> ＮＥＳＩＣ　　　9.6　　 1.9　　16500　　16189
<2109> 三井糖　　　　　9.6　　26.1　　12000　　 9516

<4114> 日触媒　　　　　9.8　　13.6　　34000　　29941
<5930> 文化シヤタ　　　9.8　　 9.5　　11000　　10045

※単位はPERが倍、経常利益が百万円、増益率が％。

株探ニュース