貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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7013 IHI

東証P
3,564.0円
前日比
+25.0
+0.71%
PTS
3,580円
23:33 04/26
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
1.70 2.81 11.36
時価総額 5,513億円
比較される銘柄
三菱重, 
日立造, 
三井E&S
決算発表予定日

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【今週読まれた記事】 ツレ安“好業績”銘柄に勝機あり、マーケットの裏で進む動きとは

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は4月1日から7日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 地合い悪の相場が続いています。“セル・イン・メイ”の元はウォール街の格言ですが、今では日本でもよく使われるようになりました。季節ごとの上げ下げのアノマリーは馬鹿にしたものではなく、「5月に売れ」という言葉を念頭において行動することは、投資資金を守る上で価値あるものと言えるでしょう。しかし、2017年の“下げ”は、それよりも早いタイミングでやってきたようです。

 震源地は金融マーケットの外、国際情勢の悪化。「動乱の北東アジア、崩落の日経平均-的中した不安と下値メド <株探トップ特集>」は日経平均株価が一時328円安と急落し、年初来安値を更新した6日に配信。下落の理由を探り多くの方に読まれました。目下の株式市場では防衛関連の銘柄が値を飛ばしていますが、「本当にマーケットが臨戦モードなら三菱重工業 <7011> やIHI <7013> が動き出す」という市場関係者の指摘は、国際関係の緊張と株式市場の行方を考える上で、頭に置いておきたい見方です。また、「中村潤一の相場スクランブル 『最強の銘柄選択、米中首脳会談後に浮かぶもの』」では、この相場展開の裏側で進む自動車セクターの売り・機械セクターの買いという銘柄リバランスについて紹介。その意味するところを分析しています。

 久しぶりに訪れた悪地合いで、しばらく鳴りを潜めていた低PBR銘柄紹介の記事がランキング上位に食い込んできました。「相場急落でバーゲン機会“接近中”、要監視対象【低PER&低PBR】銘柄30社 <テクニカル特集> 4月6日版」は25日移動平均線の下方カイリが10%以上に達した銘柄の中から、低PERかつ低PBRの銘柄をリストアップしたもの。業績が黒字基調で財務不安もなく、さらに株価も割安とあれば売られ過ぎの後には反発が待っているもの。下方カイリへの注視は、現在の相場環境をしのぐ一手かもしれません。

 とはいえ、「落ちてくるナイフはつかむな」という相場の教えもあり、トレードに絶対の自信を持つ方でなければ急落中の銘柄の安易なキャッチは慎みたいところ。ではどうすれば? というと、ここは基本に立ち返り、好業績銘柄の安値を拾いにいくのが良さそうです。外部要因により全体相場が調整する場面では好業績銘柄もツレ安し、相場環境が好調な時には考えられなかったような安値で優良株を仕込めることもしばしば。株探においでくださる歴戦の投資家の皆様は、そんなマーケットの上げ下げのリズムをよくご存知で、今週のアクセスランキング上位には業績好調銘柄の紹介記事がずらりと並びました。

  最強選抜「10銘柄」再び、“4月高”待つ「業績躍進」候補株 <株探トップ特集>
  高成長「始動」候補リスト 33社選出 <成長株特集>
  【大復活】四半期“最高益”更新リスト 〔第1弾〕 35社選出 <成長株特集>
  【大復活】四半期“最高益”更新リスト 〔第2弾〕 39社選出 <成長株特集>
  好業績相次ぐ、17年12月期【最高益】銘柄リスト 35社選出 <成長株特集>

 人気の少額投資シリーズの「5万円以下で買える、17年3月期“上振れ”期待『お宝候補』28社選出 <割安株特集>」も、少額投資が可能かつ業績好調銘柄のリストに含めていいかもしれません。記事では通期予想に対する進捗率が高く、かつPERが低い銘柄を紹介しています。また、「もやもや『東京市場』でスポットライト、中期“大成長”候補株 <株探トップ特集>」は中期経営計画で数期先に向けて大幅な業績成長を打ち出している銘柄を紹介。こちらも成長株候補の一つと言えそうです。

 毎週人気を集める高配当利回り銘柄の紹介記事ですが、高配当が下値抵抗力として作用することを考えれば、こうした地合いのマーケットでその価値は通常時以上に高まっていると言えそう。今月に権利取り日を迎える銘柄を紹介した「4月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」を筆頭に、東証1部銘柄を対象とした「【高配当利回り株】ベスト50 <割安株特集> (3月31日現在)」、東証全体を対象にした「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 4月6日版」が人気を集めました。

 投資テーマを特集した記事では、「<話題の焦点>=AIが人間を超える!“シンギュラリティ関連”に注目」がアクセスを伸ばしたほか、「拡大『O2O市場』、リアルとネット融合の今 <株探トップ特集>」、「“豊洲問題”が投げかけるもの―脚光『土壌汚染対策』株 <株探トップ特集>」がよく読まれました。

 個別記事では、シャープ <6753> [東証2]の上昇について伝えた「シャープが一時約4年ぶり500円乗せ、『東芝と逆相関の動き』との声も」がネット上で注目を集めてアクセスを伸ばしました。一方の東芝 <6502> についても、「エフィッシモが東芝の株式買い増し、保有割合9.84%に」と、気になるニュースが毎日飛び出す状況が継続中です。

 連載陣の記事では、「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 日本企業の“超元気印”を狙え!」、「【杉村富生の短期相場観測】 ─ 春相場は不発? 前号の見方は撤回する!」が多くのアクセスを集めたほか、相場観特集「減速“トランプ相場”、上昇トレンド復帰はいつ」では、株式評論家・植木靖男氏証券ジャパン・大谷正之氏に聞いた4月相場の見通しがよく読まれました。

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