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【特集】【今週読まれた記事】噴出の時を待つマグマ、2018年への明るい予感

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は12月16日から22日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 2017年もあと1週間となりました。海外勢はクリスマス休暇で動きが止まり、市場エネルギーは低下。日経平均株価の値動きも徐々に小さくなっています。とはいえ、日足チャートは来年に向けて期待が募る形となっています。下値は11月16日安値2万1972円、12月6日安値2万2119円と切り上げが進行。上値のフシ2万3000円突破に向けたマグマが溜まりつつあることがうかがわれます。

 もっとも、機関投資家資金の活動がにぶり全体出来高が減少しようとも、個人投資家資金が主役の中小型株の世界では別の光景が繰り広げられています。新年を待たずに、マグマは火を噴き始めている。その一端を紹介し、今週のアクセスランキング1位に輝いたのが、「トヨタの本気が“EV新次元相場”の幕を上げる―特選関連株リストアップ <株探トップ特集>」です。トヨタ自動車 <7203> とパナソニック <6752> が電池事業で協業に向かう動きが、周辺企業の株価に強い刺激を与え、「株価の居どころを大きく変えてくる銘柄」を出現させると示唆。その候補となる銘柄を紹介し、高水準のアクセスを集めました。

 ランキング2位となったのは「超絶マッハ上昇波へGO! 年内勝負の『高速回転』10銘柄 <株探トップ特集>」。1位の「トヨタの本気が“EV新次元相場”の幕を上げる」が来年以降も続く歴史的変化の波を捉えようとしたものであるのに対し、こちらは年内の割り切り勝負銘柄の紹介。長期と短期、異なる2つの投資軸の両方に意味があるのが株式投資の奥深い魅力というもの。「大局観に基づけば、今の東京市場は宝の山」。短期勝負であっても、それは近視眼的に目先の有望株に飛びつくものではない。1989年バブル高値以降の日米株式市場の値動きという30年近い相場の流れを概観し、その中で歴史的上昇を果たしたこの2017年という年の大詰めに買える有望株は? そうした長期的視点に基づいて選びだした短期勝負銘柄の紹介が好評を博しました。

 全体相場上昇へのマグマは噴出の時を待っていますが、企業業績上昇のマグマはいつ終わるとも知れない噴出を続けている。そう言いたくなるほど今の東京株式市場には業績好調企業があふれています。「好業績の小型株、中間期に続き“再”【上方修正】候補リスト <成長株特集>」は全体のアクセスランキング3位、スクリーニング物の記事では1位に輝きました。10月以降に18年3月期の経常利益見通しを上方修正した452社から、さらなる業績上振れが期待できる企業34社をリストアップ。その一覧には予想PER10倍未満の銘柄がいくつも並び、上昇余地はまだまだ大きいとの期待が募ります。同じく小型株ひしめく東証2部市場から有望株を紹介した「年末“東証2部”スペシャル、24の『割安&好業績』銘柄リスト <株探トップ特集>」も人気でした。

 週後半の配信のためランキングは中位止まりだったものの、「高成長【始動】候補リスト〔第1弾〕 30社選出 <成長株特集>」もオススメしたい記事。業績変貌への出発点を捉えられれば、大化け株を発見する可能性が高まることは言うまでもありません。いわば最高益銘柄を紹介する人気特集“青天井”シリーズに、これから先に入ってくる予備軍銘柄をリストアップしていると言えるでしょう。そしてこちらは正真正銘の“青天井”特集の「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第3弾 30社選出 <成長株特集>」。貫禄の2週連続上位入りです。

 連載陣の記事は今週も数々の有望銘柄を紹介し、高水準のアクセスを集めました。「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 再浮上へツメを研ぐ!投信・外国人買いがマグマ起爆剤に」、「【植木靖男の相場展望】 ─小型仕手株で師走相場を取る!」、「富田隆弥の【CHART CLUB】 『チャート屋泣かせの2017』」が人気だったほか、「中村潤一の相場スクランブル 『2017年の“大トリ爆進株”を探せ』」は2週連続でランキング入りしました。

 仮想通貨に関した記事への注目は相変わらず高く、今週は「ビットコイン高騰のなか関連銘柄に資産を振り向ける動きが強まる」がランキング入り。 ビットコインをはじめとした仮想通貨の値動きの激しさは仕手株のそれを思わせるほど。なお、仮想通貨の詳細な情報は姉妹サイト「みんなの仮想通貨」で提供しています。

 少額投資シリーズは「10万円以下で買える、連続最高益・低PER『お宝候補』」を紹介。【東証1部】編 15社【2部・新興】編 18社がともにアクセスを集めました。高配当株紹介では、「12月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」が人気でした。権利付き最終日は26日。一足遅いクリスマスプレゼントとなるでしょうか。

 その他の投資テーマものでは、「厳冬襲来、“大雪関連株”最新事情―「急騰候補」と注意点 <株探トップ特集>」、「“アジア水ビジネス”最新事情、技術力で期待の銘柄は? <株探トップ特集>」がアクセスを集めました。

 前週配信のものも含め、注目テーマ紹介では以下の記事がよく読まれました。

  「自動運転車」に根強い人気、公道での実証実験開始で関心高まる<注目テーマ>
  「人工知能」関連に物色人気再燃の兆し、政府がAI用新型半導体支援<注目テーマ>
  「半導体製造装置」関連に関心、需要増で設備投資競争に拍車<注目テーマ>
  「5G」関連への関心続く、自動運転やIoTに欠かせない技術<注目テーマ>

 明日の好悪材料、サプライズ決算は今週も配信した全記事がアクセスランキング上位に入りました。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月15日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月18日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月19日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月20日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月21日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月15日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月18日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月19日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月20日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月21日)

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