【特集】「自動運転車」に根強い人気、公道での実証実験開始で関心高まる<注目テーマ>
アイサンテク <日足> 「株探」多機能チャートより
1 全固体電池
2 電気自動車関連
3 仮想通貨
4 人工知能
5 量子コンピューター
6 リチウムイオン電池
7 半導体製造装置
8 ロボット
9 人材派遣
10 5G
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「自動運転車」が14位となっている。
12月14日午前、愛知県が幸田町において、全国で初めて公道における「レベル4」の自動運転の実証実験を始めたことをきっかけに、同テーマへの関心が高まっているようだ。「レベル4」とは自動運転の5段階の上から2番目のレベルで、運転席にドライバーを乗せずに走るというレベル。また、同日午後には東京都江東区でも自動運転ベンチャーのZMP(東京都文京区)が「レベル4」の実験を実施しており、これもテーマへの注目度向上に拍車をかけている。
自動運転車の普及には、今後も実証実験を通じて正確さや安全性を高めていく必要があるが、民間の調査機関では2030年に「レベル4」以上の自動運転車が米国と欧州、中国だけで8000万台規模に普及すると予測しており、株式市場の関心は高い。この日は前述の愛知県の実験に参加しているアイサンテクノロジー<4667>が急反発。この日はほかに目立った動きは見られないものの、同社と並ぶ関連銘柄の代表格であるアートスパークホールディングス<3663>やディー・エヌ・エー<2432>、ルネサスエレクトロニクス<6723>やアクセル<6730>、岡谷鋼機<7485>などにも注目しておきたい。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)