【特集】5万円以下で買える、高ROE・低PBR「お宝候補」14社選出【2部・新興】編 <割安株特集>
セントラル総 <日足> 「株探」多機能チャートより
上場企業の売買単位の引き下げや株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証2部・新興企業でも約270銘柄が5万円以下で購入できる。なかには、今期最高益更新や配当利回り3%超といった「お値打ち株」も存在する。
最低投資金額が5万円以下の銘柄は小額資金で購入できるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、投下した資本に対し企業がどれだけの利益を上げられるかという観点からROE(自己資本利益率)に注目してみた。下表ではROEが上場企業の平均とされる8%を上回り、かつ理論上の解散価値であるPBR(株価純資産倍率)が東証2部市場平均の1.61倍を下回る割安株を探った。
下表は東証2部、ジャスダック、マザーズ上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)予想ROEが8%以上、(3)実績PBRが1.4倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安な「お宝候補」14社を選び出し、「ROEが高い」→「PBRが低い」順に記した。(※ROE、PBR、最低投資金額は22日現在)
なお、22日(金)に配信した「5万円以下で買える、高ROE・低PBR『お宝候補』【東証1部】編」も併せてご覧ください。
予想 実績 最低投資
コード 銘柄 市場 ROE PBR 金額
<8893> 新日建物 JQ 19.72 1.37 24000
<3261> グラン 東M 14.20 1.23 45800
<3242> アーバネット JQ 12.12 1.26 35000
<3238> セントラル総 東2 11.98 0.65 28000
<2437> シンワワイズ JQ 11.42 1.37 43400
<7939> 研創 JQ 10.52 0.95 48700
<5289> ゼニス羽田 東2 10.24 1.13 38200
<4990> 昭和化 東2 9.72 0.99 43300
<4657> 環境管理 JQ 9.55 1.33 44800
<4640> アンドール JQ 9.48 1.40 48500
<2405> FUJIKO 東2 9.35 0.97 45600
<6307> サンセイ 東2 9.29 0.86 30900
<2876> JCコムサ JQ 9.10 0.87 42000
<3306> 日本麻 東2 8.51 1.19 43900
※単位は最低投資金額が円、ROEが%、PBRが倍。
株探ニュース