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2017年11月18日06時30分

【特集】【今週読まれた記事】上昇トレンド復帰はいつ? 下値と日柄に集まった注目

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は11月11日から17日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 勢い良く上昇してきた株価がさらに勢いを増し、ある日上ヒゲや大陰線をつけて下落に転じる。下落の勢いも上昇時と同じく強く、何日か強烈な下落が続いた後に今度は猛烈なリバウンドが入り、乱高下を何度か繰り返す。やがて徐々に上下動の振れ幅も小さくなっていき、穏やかな横ばいの時期に移る。株探においでくださる相場経験豊富な皆様であれば、見慣れた光景ではないかと思います。

 11月9日に典型的な天井のサインを発した日経平均株価はセオリー通りの下落に転じ、8日から15日まで6日続落。25日移動平均線に接すると同時に大幅なリバウンドを演じ、そして週末は大幅高で始まった後に値を消して、小幅高で終了したものの日足は長めの陰線。長く勢いある上昇の後の急落とリバウンドという、“見慣れた光景”を東京市場に描いています。

 こんな時にはどう振る舞うべきなのでしょう。「当面、日経平均は高値波乱状態に入る」と週初に断言し、対応策を紹介して大きな支持を集めたのは「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 高値波乱あれど上昇トレンド崩れず!」。「(1)投じている資金を次第に減らす。(2)利益が乗っている銘柄は次第に利食っておく。(3)連騰銘柄を買わない。(4)新規投資は押し目狙いに徹する」という北浜氏のアドバイスは、今回の局面だけではなく、長い投資家人生においても役立つものとなりそうです。

 続いて北浜氏が言うのは「ただ、お断りしておきたいが、目先高値波乱があるだろうという予測であり、上昇トレンドが崩れてしまうということではない」という見立て。そうであれば、上昇トレンドに復帰する前の下値メドが知りたいところ。今週のアクセスランキングには、それに触れた記事が複数並びました。週初恒例の相場観特集では「調整入り東京市場、『下値メド』と『反転時期』」をテーマに識者にインタビュー。下値メドについて、松井証券・窪田朋一郎氏は「年末に向けての下値は2万1900円近辺」、Argo Navis・清水洋介氏は「2万2000~2万3000円を中心とする一進一退」、三木証券・高橋春樹氏は「2万2000円水準が、調整の下値メド」としています。

 下値メドより知りたいのは、次はどこまで上がるかということ。「半値戻しは全値戻し」という、株式市場に伝わる古くからの格言を引き、「3万8915円がバブル崩壊後28年目に、ようやく意識され始めたのは確かではないか」と言うのは「【杉村富生の短期相場観測】 ─ 政治が安定、日米関係が良好なときは株高!」。日経平均の予想1株利益が1495円(執筆時点)であることから、2015年6月24日につけたPER16.6倍を当てはめた「2万4817円」を一つの目安と示しています。

 下落局面をチャンスに変える投資を説き、ランキング1位となったのは「中村潤一の相場スクランブル 『買いの好機到来!“全固体電池”関連株浮上へ』」。「今回の下落局面では中小型株の下げがきつく、仕切り直しとなっている銘柄が多数」であるがゆえに、「前向きに買い場探しの場面」と指摘。全固体電池という強力な相場テーマが動き出しているとして、数々の有望株を紹介し、多くのアクセスを集めました。

 決算集中期間が終了したためでしょうか、全固体電池関連以外でも投資テーマ物の記事が活気づいています。「揺れる中東、緊迫のサウジ―『オイルマネー関連株』を狙え <株探トップ特集>」、「今だからフリマアプリ関連株、メルカリ上場延期も“注目銘柄”続出中 <株探トップ特集>」、「『AIスピーカー』関連の注目度高まる、LINEのテレビCM開始で認知度上昇<注目テーマ>」がアクセスを伸ばしたほか、「日本橋に空を――“首都高地下化”構想で関連株は浮上するか <株探トップ特集>」がよく読まれました。

 出そろった決算を振り返る記事では、過去最高益銘柄を紹介する青天井シリーズが今回も大人気でした。8日から10日に発表された決算を対象にした「利益成長【青天井】銘柄リスト 〔第2弾〕 35社選出 <成長株特集>」がランキング上位入り。38社の最高益企業を紹介した〔第1弾〕も2週連続のランキング入り。11日(土)、12日(日)にアクセスを伸ばし、週末に有望株を探索する投資家の皆様に繰り返し読まれたようです。

 サプライズ決算は15日から通常時の配信体制に戻っていますが、人気は決算集中期間中と変わりありません。

  ★本日の【サプライズ決算】続報 (11月10日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (11月13日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (11月14日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (11月15日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (11月16日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (11月17日)

 なお、15時10分にいち早くサプライズ決算をお知らせする超速報、35分に適宜配信の超速報・続報の株探プレミアム専用記事配信は決算集中期間終了後も変更はありません。

 その日に発表された増収増益企業をリストアップした「好調持続が期待される、7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集>」も、11月10日版11月13日版11月14日版と前週末から今週にかけて配信した全記事がランキング入りしました。

 決算以外も含めた大引け後発表の株価材料を網羅した「明日の好悪材料」はもちろん全記事が上位にランクインしています。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月10日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月13日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月14日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月15日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月16日発表分)

 決算集中期間は株主優待についての発表も集中します。「今週の【株主優待】発表の銘柄一覧 (11月6日~10日)」で紹介した企業数はいつにない多さとなりました。新規に株主優待を発表した企業は合計6社。優待愛好家の方であれば要チェックではないでしょうか。

 高配当利回り銘柄紹介では、「11月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」が人気でした。11月の権利付き最終日は27日。いよいよ権利取りはラストスパートです。

 少額投資シリーズは「5万円以下で買える、増収増益・低PBR『お宝候補』」を取り上げました。【東証1部】編 27社【2部・新興】編 33社がともにランキング上位入り。全体相場の動きが止まったならば、低PBRのバリュー株に物色が循環してくる可能性が高まります。少額で投資できるという利点とともに、そうした視点からも参考になる銘柄リストとなっています。

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