ソーバル Research Memo(9):連続増配を継続中、株主優待でQUOカードを贈呈
■株主還元策
ソーバル<2186>は株主還元策として配当金と株主優待制度を導入している。また、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図るため、2017年9月1日付で1:2の株式分割を実施した。株式分割後ベースでの2018年2月期の1株当たり配当金は前期比3.0円増配の24.0円(配当性向51.4%)となり8期連続増配、期初計画からは実質1.5円の増配とした。同社では配当性向で35%以上を目標に配当を実施していく方針を示しているが、ここ数年は40%を超える水準で推移している。今後も収益が拡大し、M&Aなど特段の資金需要が発生しない限りは増配が期待できるものと思われる。
一方、株主優待としては毎年、8月末時点の株主に対してQUOカードを贈呈している(100?1,000株未満の株主に対しては500円相当、1,000株以上の株主に対しては2,000円相当)。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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提供:フィスコ