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3479 ティーケーピー

東証G
1,213円
前日比
-32
-2.57%
PTS
1,214.6円
14:11 11/27
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.2 1.18 13.93
時価総額 514億円
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ティーケーピー---ラジオNIKKEIマーケットプレス9月11日放送


ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』9月11日放送において、ティーケーピー<3479>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

最初に紹介するのは証券コード<3479>東証マザーズ上場のティーケーピーです。

ティーケーピー<3479>は、貸会議室ビジネスを軸とした「空間再生流通事業」を展開しています。不動産オーナーから遊休不動産等を大口で割安に仕入れ、会議室や宴会場などに「空間」を「再生」し、それを法人に小口で販売・シェアリングを行う独自のビジネスモデルに特徴があります。遊休不動産の有効活用を図りたい不動産オーナーと、低コストで効率的に会議室を利用したい法人のニーズを結び付けるところに新たな市場を創出し、高い成長性を実現してきました。ケータリングや宿泊などの周辺サービスによる差別化や高付加価値化にも取り組んでいます。貸会議室は目的や予算に応じて5つのグレードに分かれるが、直近の会議室数は2017年5月末時点において合計1,839室(うち、海外46室)に上り、全国の主要都市に幅広く展開しています。年間利用企業数は22,500社(うち、上場企業2,000社)を誇り、8割の高いリピート率により安定収益基盤となっています。今年2017年3月に東証マザーズに上場しました。

ティーケーピーは、2020年2月期を最終年度とする中期経営計画を推進しています。注力分野はホテル事業であり、宿泊研修市場を確立することによって成長を加速する戦略です。2020年2月期の目標として、売上高385億4300万円(3年間の平均成長率20.6%)、営業利益58億1300万円(利益率15.1%)を掲げています。特に、2020年2月期のホテル・宿泊部門については、予定を含む現在開発中の7ホテルによる業績寄与を織り込み、売上高70億5600万円(売上構成比18.3%)、営業利益18億4600円(利益率26.2%)を見込んでいます。もっとも、これまでの既存事業の伸びやホテル事業等による上乗せ期待から判断して、業績全体の伸び率にやや加速感が足りない印象もあります。既に手元にある案件のみを積み上げた計画となっていることが理由であり、保守的な前提での計画と言えます。

2018年2月期の業績予想については、売上高で前期比22.1%増の268億3900万円、営業利益で前期比21.4%増の32億7100万円と増収増益を見込んでいます。積極的な新規出店の継続、とりわけ高付加価値なグレードを中心にした展開が増収に寄与する見込みです。また、会議室料だけでなく、ケータリングなど料飲及び宿泊の売上を中心に周辺サービスが伸長する計画となっています。期末の会議室数は1,946室(前期末比194室増)、注力するホテル数は4物件を想定しています。

第1四半期の業績が高い進捗率であったことや、今後の出店計画の前提及びその実現性などから判断して、業績予想の達成は十分に可能であると判断されます。上振れの可能性を含めて、出店計画の進捗や周辺サービス拡大の動きに注意する必要があるでしょう。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《MW》

 提供:フィスコ

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