【特集】「2024年のIPO」が12位と上位維持、キオクシア来月登場で関心高まりへ<注目テーマ>
JPX日経400 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 ペロブスカイト太陽電池
2 仮想通貨
3 データセンター
4 人工知能
5 半導体
6 防衛
7 生成AI
8 JPX日経400
9 円高メリット
10 TOPIXコア30
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「2024年のIPO」が12位と上位圏内をキープしている。
12月IPOラッシュの顔ぶれが明らかになってきた。先週21日に料理レシピ動画サービス「クラシル」を運営するdely<299A>など4社、翌22日にキオクシアホールディングス<285A>を含む4社と一気に8社が東京証券取引所から新規上場を承認。これにより、来月上場を予定している企業の数は18社(名証上場1社含む、重複上場は除く)となった。
今年は注目のIPOが相次いだことから、「2024年のIPO」のテーマには折に触れ投資家の視線が集まった。東京地下鉄<9023>をはじめ、スキマバイトのタイミー<215A>や眼鏡チェーン「Zoff」を運営するインターメスティック<262A>の上場が話題を呼んだ。来月18日に登場するキオクシアは想定時価総額が7500億円程度と今年のIPO案件では東京メトロに次ぐ規模となる見通しで、マーケットの関心が高まることになりそうだ。
この日前引け時点の関連銘柄の値動きではタイミーが上昇。バイオベンチャーのChordia Therapeutics<190A>、集合住宅への電力供給を手掛けるレジル<176A>が高い。半面、東京メトロやインターメスが軟調。宇宙ベンチャーのアストロスケールホールディングス<186A>やオンライン学習サービスのSchoo<264A>が下げているほか、AI関連のHmcomm<265A>やSapeet<269A>、オルツ<260A>などが安い。
出所:MINKABU PRESS