<注目銘柄>=放電精密、EV向け電池関連として要注目場面に
放電精密加工研究所<6469>の1000円近辺のもみ合いは絶好の買い場といえよう。金属放電加工のトップ企業で航空機業界向けエンジン部材の需要拡大や、自動車向けでは排ガス浄化装置用など金型の需要を取り込んでいる。その技術力の高さには定評がある。
ポイントとなるのは世界的な電気自動車(EV)の普及加速でリチウムイオン電池などの2次電池需要が逼迫していること。増産必至のリチウム電池だけでなく、リチウム電池に代替するマグネシウム電池の存在も改めて注目されている。
昨年、大手自動車メーカーがマグネシウム2次電池の実用化にメドをつけたとの観測が関連株を強く刺激した経緯はまだ記憶に新しい。放電精密は「燃料電池関連部品の受託加工などについては、過去に情報をリリースしたことがあるが、現時点で開示できるものとそうでないものがある」(会社側)としているが、マグネシウム電池関連の受託加工などで今後同社に活躍余地が広がる可能性が意識されている。
株価は動き出すと速く、昨年10月には1000円未満の株価が短期間で1480円の高値まで買われた実績を持つ。18年2月期第1四半期の営業損益は赤字幅拡大で株価はいったん売り込まれたが、通期見通しに影響はない。通期営業利益は前期比2ケタ増益の4億1900万円を会社側では見込んでいる。(銀)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
ポイントとなるのは世界的な電気自動車(EV)の普及加速でリチウムイオン電池などの2次電池需要が逼迫していること。増産必至のリチウム電池だけでなく、リチウム電池に代替するマグネシウム電池の存在も改めて注目されている。
昨年、大手自動車メーカーがマグネシウム2次電池の実用化にメドをつけたとの観測が関連株を強く刺激した経緯はまだ記憶に新しい。放電精密は「燃料電池関連部品の受託加工などについては、過去に情報をリリースしたことがあるが、現時点で開示できるものとそうでないものがある」(会社側)としているが、マグネシウム電池関連の受託加工などで今後同社に活躍余地が広がる可能性が意識されている。
株価は動き出すと速く、昨年10月には1000円未満の株価が短期間で1480円の高値まで買われた実績を持つ。18年2月期第1四半期の営業損益は赤字幅拡大で株価はいったん売り込まれたが、通期見通しに影響はない。通期営業利益は前期比2ケタ増益の4億1900万円を会社側では見込んでいる。(銀)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)