【特集】【今週読まれた記事】年末高へ“スピード調整”
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
10月相場の初週、日経平均株価はスピード警戒感から利益確定売りに押される結果となりました。年末へ向けて一段の上昇を目指すために必要な調整とみたいところですが、このところ上下に一方通行の相場が続いていることが懸念されます。こうした時は、全体相場の流れや上値下値のメドを確認することで対処がしやすくなるのではないでしょうか。
今週のランキングトップとなったのは、人気コラム「【杉村富生の短期相場観測】 ─ 年内に2万5000円台を奪回する基本シナリオ!」。杉村氏は、日経平均はPERで見ると底値ゾーンにとどまっており、「PERが上昇するには需給、人気の改善が不可欠だが、年内には2万5000円台を奪回できるのではないか」と指摘しています。また、9月28日夜に配信した「緊急検証・日経平均“2万6000円到達”の確度――アベノミクス相場“頂点奪回”で起きること <株探トップ特集>」では、松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏が「2万5000円ですら単なる通過点となる可能性」を指摘するなど、上値への期待感はかなり高まっています。
一方、「伊藤智洋が読む『日経平均株価・短期シナリオ』」の伊藤氏は5日の記事で「日経平均株価は、8月30日~9月7日と同程度の調整場面へ入っている公算」「下値の目安は2万3588円」と、調整がもう少し続くと予想しています。また、「富田隆弥の【CHART CLUB】 『下値抵抗線を注視の10月相場』」の富田氏は、「チャート的には『2万5000円~2万7000円』を目指してもおかしくはない」としながらも、「テクニカル指標は過熱を極めており、何かをキッカケに調整に転じるリスク」にも言及しており、「現在の日経平均の下値抵抗線は2万3770円処、NASDAQなら7920ポイント近辺だ。10月はその下値を注視しながらの対応となろう」と注意を促しています。
日経平均が27年ぶり高値奪回を成し遂げた要因について理解を深めることも大切です。「到来“外国人買いの季節”、資金流入『本番はこれから』 <株探トップ特集>」では、高値奪回は外国人が買いに転じたことが主因としており、その理由を詳しく解説しています。また、「次の外国人投資家買いのカタリスト(契機)となりそうなのが日米の決算発表」と指摘しており、10月下旬から始まる国内企業の決算で上方修正が続けば「一段の外国人買いを呼び込むとみられる」と予想しています。
今週の<相場観特集>では、全体相場の展望について読みの確かさに定評のあるベテラン市場関係者3氏に意見を聞きました。ぜひ参考になさってください。
大塚竜太氏【下期相場入り、復活の東京市場ここからの戦略】(1) <相場観特集>
藤井知明氏【下期相場入り、復活の東京市場ここからの戦略】(2) <相場観特集>
田部井美彦氏【下期相場入り、復活の東京市場ここからの戦略】(3) <相場観特集>
そのほか、相場コラムで人気となっているのは「米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長による優れた米国の金融政策」によって投資環境が好転したことを指摘した「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ “鬼門”乗り越え浮揚する10月、続伸相場に乗る!」や、不動産市場で“混乱の芽”が膨らんでいることに着目し、「日米両国で不動産市場の混乱が表面化した場合、“調整”にとどまらぬ株価下落が生じる可能性」に懸念を表した「不動産市場が映す株式相場“変調の芽” <東条麻衣子の株式注意情報>」も人気となっています。
今年のノーベル賞が発表されました。10月1日、医学・生理学賞を日本の本庶佑特別教授が受賞したことで大きなニュースとなり、株式市場にも影響を与えました。株探では9月26日に「2018年『ノーベル賞』発表目前、有力関連銘柄を総検証<株探トップ特集>」を配信し、本庶教授とその研究成果にも言及しました。この記事は10月1日以降大きな注目を集め、先週の記事ながらランキングトップ10に入る快挙となりました。
投資テーマ関連の記事でも、本庶教授のノーベル賞受賞から連想された「バイオテクノロジー」「医療」の人気が高まっています。そのほか、次世代映像規格「4K・8K」関連銘柄を特集した「“新4K・8K衛星放送”開始まであと2ヵ月、新時代幕開けで関連株は <株探トップ特集>」が多くのアクセスを集めるなど、投資テーマに対する関心が高くなっています。どの記事もお見逃しなく。
Society5.0へ――超スマート社会目指す「シーテック2018」の見どころは <株探トップ特集>
ラグビーW杯“追い風”予想以上、「ホテル関連株」に注目なワケ <株探トップ特集>
「電子マネー」が13位にランク、政府の消費増税対策で思惑<注目テーマ>
「iPS細胞」に人気化機運、医療分野に革命起こす万能細胞<注目テーマ>
「バイオテクノロジー」に熱視線、本庶佑教授の「PD-1」ノーベル賞受賞が起爆剤に<注目テーマ>
高業績や高利回りの企業を特集した記事では、ドル高・円安が進行するなか「想定為替レートを『1ドル=110円未満』に設定している3月期企業」を特集した「円安進行で期待膨らむ、輸出関連【業績上振れ】候補 33社選出 <成長株特集>」が注目を集めました。通期計画に対する進捗率も考慮し、上方修正する可能性の高い企業がリストアップされています。また、「今後1ヵ月の【上方修正】期待リスト 32社選出 <成長株特集>」は先週の記事ながら大人気となり、2週連続のランクインとなりました。
そのほか、様々な角度から有望銘柄を選出しています。ぜひ銘柄選択の参考にお役だてください。
日経平均“新上昇波動”で注目の「トリプルメリット銘柄」リストアップ <株探トップ特集>
高成長【始動】候補リスト〔第1弾〕 13社選出 <成長株特集>
高成長【始動】候補リスト〔第2弾〕 15社選出 <成長株特集>
10月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>
10万円以下で買える、2ケタ増収増益「お宝候補」29社 【東証1部】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、2ケタ増収増益「お宝候補」20社 【2部・新興】編 <割安株特集>
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 10月3日版
引け後の材料を一覧でチェックできる、もう一つの定番記事【明日の好悪材料】【サプライズ決算】は、今週もすべての記事がランクインする結果となりました。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月28日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月1日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月2日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月3日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月4日発表分)
★本日の【サプライズ決算】速報 (09月28日)
★本日の【サプライズ決算】速報 (10月01日)
★本日の【サプライズ決算】速報 (10月02日)
★本日の【サプライズ決算】速報 (10月03日)
★本日の【サプライズ決算】速報 (10月04日)
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