株とは?株式の基礎知識をわかりやすく解説!

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株(株式)とはどんなものでしょう?このページでは、株の基本的な仕組みから、株主になるとどんな良いことがあるのか、そして株の価値がどのように決まるのかまで、分かりやすく解説していきます。

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会社とお金の関係、そしてあなたの暮らしにもつながる株について詳しく解説します

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株探広告編集局 証券チーム

企画担当者1名、コンテンツ制作・編集者2名で作成。【保有資格】FP2級 / AFP
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実際に10以上の証券口座を開設した上で、各証券会社のメリット・デメリットを比較して記事を作成しています。

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株(株式)とはどんなもの?

(株式)とは、一言でいうと企業のオーナーになる権利のことです。

会社が事業を大きくしたい時や、新しいサービスを始めようとする時など、手元のお金だけでは足りない場合があります。

そのような時に、会社は多くの人から資金を集める手段として「株」を発行するのです。

なぜ会社は株を発行するのか?

会社が株を発行する最大の理由は、事業を成長させるためのお金を集めることにあります。

株主から集めたお金を元手に、会社は新しい工場を建てたり、製品を開発したり、社員を雇ったりします。

これにより、会社はさらに大きくなり、より多くの利益を生み出す可能性が高まります。

株を買うことの意味

株を買うということは、その会社に「出資」すること、つまり事業の資金を提供することを意味します。

つまり、その会社の一部を所有する「オーナー(株主)」の一人となるのです。

株主にとってのメリット:会社の成長による恩恵

株主になることで、会社の成長から恩恵を受けられる可能性があります。

1. 配当金と株主優待

会社が事業で利益を上げた場合、その利益の一部を株主に対して還元することがあります。

配当金: 会社の利益の一部を、保有している株数に応じて現金で受け取れるものです。

株主優待: 会社の商品やサービス、割引券などが受け取れる制度です。

企業によって内容は様々で、株主にとっては株式投資をする魅力の一つとなります。

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企業は、出資してくれた株主への感謝の気持ちとして、そして今後も長く会社の株を保有してもらうための仕組みとして、利益の一部を配当金や優待といった形で還元します。

2. 株価の値上がり

株価は常に変動しています。

会社が成長して業績が良くなると、その会社の株にはより多くの期待が集まり、株価が上がることがあります。

株価が変動する理由

株価は、その会社の業績、業界全体の動き、経済の状況、そして人々の期待など、さまざまな要因によって上下します

例えば、会社が良いニュースを発表すれば株価は上がりやすく、逆に悪いニュースが出れば下がりやすい傾向があります。

株の価値ってどうやって決まるの?

株の価値は、会社が将来どれくらいの利益を出せそうか、どれくらい成長しそうかといった「会社の将来性」への期待が大きく影響します。

また、今その株を買いたい人がどれくらいいるか、売りたい人がどれくらいいるかという「需要と供給」のバランスによっても、株の価値は常に変わっていきます。

会社の業績が良くなったり、新しい技術が注目されたりすると、「この会社の株が欲しい!」という人が増えて、株の価値は上がりやすくなります。

逆に、業績が悪化したり、市場全体に不安が広がったりすると、「この株は手放したい」と考える人が増え、価値が下がる傾向があります。

株主になったらどんな権利があるの?

株を持っている人は、単に会社を応援するだけでなく、会社のオーナーとしていくつかの大切な権利を持っています。

1. 議決権

株主は、会社の重要なことを決める「株主総会」に参加し、意見を述べたり投票したりする権利を持っています。

例えば、会社の役員を選ぶ時や、会社の合併など、大きな決断をする場面で、あなたの持っている株の数に応じて発言権があるのです。

2. 剰余金配当請求権

これは、先ほど説明した配当金をもらう権利のことです。

会社が利益を出した場合、株主は配当としてその一部を受け取ることを請求できます。

ただし、配当を出すかどうか、いくら出すかは会社の判断によります。

3. 残余財産分配請求権

もし会社が解散することになった場合、会社に残った財産(お金や土地など)から借金を返済し、それでも残ったお金があれば、株主は持っている株の割合に応じてそれを受け取る権利があります。

これは最後の権利であり、通常は会社の事業が順調に続くことを目指します。

株ってどこで「生まれて」「取引される」の?

株は、会社が新しく発行する「発行市場(プライマリーマーケット)」と、すでに発行された株が投資家同士で売買される「流通市場(セカンダリーマーケット)」という2つの場所で扱われます。

発行市場:会社と投資家の出会いの場

会社が初めて株を発行したり、新しく資金を集めるために株を追加で発行したりする場所が発行市場です。

ここでは、会社が直接、投資家からお金を受け取ります。

この時に、株の「新規公開(IPO:Initial Public Offering)」が行われることがあります。

IPOとは、これまで個人では買えなかった会社の株が、証券取引所で誰でも買えるようになることです。

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IPOは多くの投資家が注目するイベントの一つです!

流通市場:株が売り買いされる舞台

発行市場で一度投資家が手に入れた株は、次に「証券取引所」という場所で、投資家同士の間で自由に売り買いされます。

私たちが普段「株の取引」としてイメージするのは、この流通市場での売買のことです。

証券取引所は、株の売り手と買い手をつなぎ、公正な価格で取引ができるようにする重要な役割を担っています。

ここで毎日、たくさんの会社の株が、株価を変動させながら取引されています。

株についてのよくある質問

Q

株にはどのようなリスクがありますか?

A

株には、主に以下のようなリスクがあります。

価値の変動リスク: 購入時よりも株の価値が下がり、損をしてしまう可能性があります。

企業の状況によるリスク: 会社の業績が悪くなると、株の価値が下がるだけでなく、配当が出なくなったり、優待が変更・廃止されたりすることもあります。

市場全体のリスク: 個別の会社の状況に関わらず、経済全体や社会情勢などによって、株全体の価値が下がってしまうこともあります。

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