貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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8591 オリックス

東証P
3,198.0円
前日比
+17.0
+0.53%
PTS
3,195.2円
11:29 04/26
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.2 0.99 2.94 2.68
時価総額 38,854億円
決算発表予定日

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2018年の注目テーマ:脱デフレによる資産価格上昇、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

12/26付の「DailyOutlook」では、脱デフレによる資産価格上昇について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『国内景気は17年9月に「いざなぎ景気(65年11月~70年7月の57ヵ月)」を抜いて戦後2番目の景気拡大局面となった。2017年10月に有効求人倍率が1.55倍と74年1月以来の水準にまで上昇するなど人手不足感が強まっている。失業率は足元で3%割れが続くなど低水準にあり、人材確保のため、今後、給与の上昇圧力が強まろう。賃金と物価は相関性があり、賃金の上昇は物価の上昇につながりやすい』と伝えています。

続けて、モノの価値が継続的に下がることでお金の価値が相対的に高くなるデフレから脱却することで、お金よりモノの価値が高まってくる、として『株式を含めた資産価値の上昇が期待されよう。資産の代表格ともいえる不動産価格の上昇も見込まれ、関連セクターに追い風となろう。また、国内金利に上昇圧力がかかり始めれば、利ざやの改善期待が高まりメガバンク等の銀行株も恩恵を受けよう』と分析しています。

さらに、『需要増を受け、設備投資→業績拡大→賃金上昇→消費回復といった経済の好循環が期待される。設備投資については、製造業で日本と中国の単位労働コストが逆転していることや、非製造業で人手不足が深刻化していることに加え、政府の税制支援等が本格化することも、設備投資の国内回帰を促進する動きとして注目される。デフレ脱却の動きは国内設備投資関連銘柄にも恩恵が波及しそうだ』とまとめています。

最後にレポートでは、『資産価格上昇等の恩恵が期待される主な銘柄』を紹介しています。具体的には三菱UFJ<8306>や住友不<8830>、オリックス<8591>など全10銘柄が挙げられていますので、詳しくは12/26付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《DM》

 提供:フィスコ

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