ドーン Research Memo(5):主力の受託開発とクラウドサービスが伸長、過去最高売上・利益を更新
■決算動向
(1) 2016年5月期通期の業績動向
ドーン<2303>の2016年5月期通期の売上高は753百万円(前期比26.9%増)、営業利益108百万円(前期比708.9%増)、経常利益115百万円(前期比485.2%増)、当期純利益101百万円(前期比589.7%増)となり、大幅に業績は向上した。売上増に関しては、官公庁及び電力会社の設備管理向けのシステムの受託開発が好調であったことや防災関連のクラウドサービスの新規契約の獲得が順調に進んだことが要因だ。利益増に関しては、1)売上高の増加、2)受託開発においてプロジェクト管理及び内製化を徹底したこと、3)相対的に収益性の高いクラウドサービスや保守契約の伸長が要因である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
《HN》
提供:フィスコ