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東京株式(大引け)=548円安、金利上昇を嫌気して大幅続落

 3日の東京株式市場は、リスク回避ムードが強まるなか日経平均は前日に続く大幅安となり3万2000円近辺まで水準を切り下げた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比548円41銭安の3万2159円28銭と大幅続落。プライム市場の売買高概算は17億9463万株、売買代金概算は4兆3391億円。値上がり銘柄数は158、対して値下がり銘柄数は1666、変わらずは11銘柄だった。

 前日に今年最大の下げ幅を記録した日経平均だったが、きょうも売り圧力の強さは拭えなかった。前日の欧州株市場が全面安に売られたほか、米国株市場でもNYダウが4日ぶりに反落し、金利上昇を警戒してハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下げがきつかったことが東京市場でも嫌気された。国内でも日銀の政策修正を背景に10年債利回りが一段と上昇、センチメントが弱気に傾いている。後場取引時間中に円安が進み、日経平均も下げ渋る場面はあったものの、引けにかけて売り直される展開となった。2営業日で1300円あまりの急落となった。値下がり銘柄数は1600を上回りプライム市場全体の9割に達した。なお、売買代金はきょうも4兆円を上回り、これで5営業日連続4兆円以上の売買代金をこなしたことになる。

 個別では、断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が軟調だったほか、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体関連に売られるものが目立っている。ニデック<6594>が安く、TDK<6762>は大幅安となった。ソニーグループ<6758>も売りに押された。三菱商事<8058>、三井物産<8031>など総合商社も売られた。NOK<7240>、ヤマハ発動機<7272>、カカクコム<2371>などが急落したほか、NTN<6472>も下値を探った。

 半面、ソシオネクスト<6526>が底堅さを発揮し、川崎汽船<9107>が物色人気に。伊藤忠テクノソリューションズ<4739>が値を飛ばした。HOYA<7741>もしっかり。イー・ガーディアン<6050>がストップ高で値上がり率首位となった。JVCケンウッド<6632>が急騰、サンリオ<8136>も買いを集めた。インテリジェント ウェイブ<4847>も大幅高。

出所:MINKABU PRESS

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