【特集】10万円以下で買える、増収増益&低PBR 29社【スタンダード】編 <割安株特集>
KIMOTO <日足> 「株探」多機能チャートより
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では790社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期に増収増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)今期の売上高と経常利益が前期比で増加、(4)PBRが0.7倍未満――を条件に投資妙味が高まる29社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは28日現在)
28日(金)に配信した「10万円以下で買える、増収増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増収率 今期 増益率 今期 PBR
<7908> KIMOTO 22300 7.0 10600 32.4 540 0.57
<5658> 日亜鋼 32500 5.8 36500 3.6 2200 0.30
<9067> 丸運 36800 1.8 45800 33.5 940 0.43
<7247> ミクニ 41300 4.1 104000 10.7 3500 0.35
<6165> パンチ 48200 0.4 38500 47.8 2100 0.63
<4409> 東邦化 52200 3.8 52500 48.0 1100 0.58
<7702> JMS 54000 7.2 70000 452 800 0.33
<7987> ナカバヤシ 55100 0.7 61500 145 2460 0.55
<4620> 藤倉化 55200 8.3 57000 8.3 2000 0.43
<8289> オリンピック 55500 14.4 104000 3429 1800 0.49
<1914> 日基技 61900 17.9 27800 12.6 1578 0.54
<5951> ダイニチ工業 70400 1.8 20000 0.5 1300 0.42
<2009> 鳥越粉 70500 6.1 28000 20.8 1670 0.46
<8118> キング 76100 1.8 8700 11.3 1180 0.55
<4113> 田岡化 78900 5.1 30000 9.6 1250 0.66
<7561> ハークスレイ 80100 4.8 49000 10.1 2850 0.61
<8844> コスモスイニ 82000 7.6 134000 3.3 6900 0.62
<5356> 美濃窯 84000 9.5 15500 8.9 1600 0.63
<7871> フクビ 84100 2.7 40800 0.6 2130 0.46
<6203> 豊和工 85000 21.8 24100 69.5 790 0.59
<1810> 松井建 85100 2.1 99000 226 2500 0.52
<2344> 平安レイ 89300 3.1 10389 8.7 1916 0.52
<7514> ヒマラヤ 91800 1.6 61140 24.4 1400 0.68
<5237> ノザワ 94800 1.8 23500 8.4 2100 0.55
<6373> 大同工 94800 1.4 56800 196 2300 0.31
<3951> 朝日印刷 95300 5.3 44100 16.2 2700 0.61
<3417> 大木ヘルス 96500 4.0 348000 1.3 3300 0.47
<7670> オーウエル 97400 1.3 72000 11.4 1350 0.48
<1967> ヤマト 99500 5.6 51000 41.6 3300 0.66
※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、増益率・増収率が%、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配・配当未定の銘柄は除いた。
株探ニュース