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東京株式(大引け)=107円安、半導体関連など売られ円安効果も限定的に

 28日の東京株式市場はリスク回避目的の売りが優勢だった。前日の米国株市場でハイテク株中心に値を下げる銘柄が多く、これを受けてセンチメントが悪化した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比107円37銭安の2万6340円50銭と3日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は10億4796万株、売買代金概算は2兆3226億円。値上がり銘柄数は826、対して値下がり銘柄数は911、変わらずは101銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方から広範囲に売りが先行する展開だった。前日の米国株市場では10年債利回りが終値で3.84%台まで上昇し、これを背景にハイテク系グロース株中心に売りが優勢となった。NYダウは小幅プラス圏を維持したものの、ナスダック総合株価指数は反落し、東京市場でもハイテクセクター中心に向かい風が意識される地合いとなった。米国ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の下げが目立ち、東京市場でも半導体主力株に売りがかさんだ。米長期金利上昇を受け外国為替市場ではドルが買われ、一時1ドル=134円台まで円安が進行したが、輸出株の中でこれを好感する動きはまばらだった。日経平均の下げ幅は一時250円近くまで広がったが、その後は値ごろ感からの押し目買いが入り下げ渋る動きもみせた。

 個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が下げたほか、ファーストリテイリング<9983>、メルカリ<4385>なども安い。ソフトバンクグループ<9984>、日本電産<6594>なども売りに押された。村田製作所<6981>も軟調。SREホールディングス<2980>、スギホールディングス<7649>が急落、アイスタイル<3660>も大幅安。ラクス<3923>も大きく値を下げた。

 半面、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが堅調、オリエンタルランド<4661>も上昇した。日本製鉄<5401>が堅調な動き。資生堂<4911>が買い優勢だったほか、三菱重工業<7011>も頑強。ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>が急騰、ピックルスホールディングス<2935>、TOKYO BASE<3415>が大幅高。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>、ソースネクスト<4344>も物色人気。

出所:MINKABU PRESS

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