話題株ピックアップ【昼刊】:メルカリ、ソニーG、JFE
■メルカリ <4385> 2,069円 +137 円 (+7.1%) 11:30現在
東証マザーズ指数が急反発に転じている。全体相場は主力大型株中心に買い戻しの動きが鮮明となっているが、中小型株への買いも足もとで目立っている。マザーズ指数は今月12日に620台で底入れを確認後も戻りの鈍い状況が続いていたが、きょうはリバウンドを鮮明としている。マザーズ指数への影響度の大きい時価総額上位銘柄ではメルカリ<4385>が一時9%超の大幅高で2100円台まで上値を伸ばしており、同指数の上昇を後押ししている。このほか、ビジョナル<4194>、フリー<4478>、JTOWER<4485>など旧マザーズ銘柄の主力株が軒並み高い。
■ソニーグループ <6758> 11,935円 +510 円 (+4.5%) 11:30現在
ソニーグループ<6758>が3日続伸している。5月26日から27日に開催した事業説明会で、イメージセンサーの生産能力アップなどを発表した。主力の長崎工場(長崎県諫早市)で、今年7月に拡張部分の稼働を開始するほか、更なる拡張に向けた工事を5月に着工しているという。また、同説明会では家庭用ゲーム機「プレイステーション5」(PS5)の増産なども発表しており、これらが好感されている。
■ブロードリーフ <3673> 381円 +16 円 (+4.4%) 11:30現在
ブロードリーフ<3673>が大幅反発している。光通信<9435>が27日の取引終了後、財務省に提出した大量保有報告書で、光通信のブロドリーフ株式の保有割合が5.08%となり、新たに5%を超えたことが判明したことを受けて、需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は純投資という。なお、報告義務発生日は5月20日。
■日経レバ <1570> 14,015円 +540 円 (+4.0%) 11:30現在
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が4%の上昇で1万4000円台を回復した。5日・25日・75日移動平均線が収れんする1万3000円台半ばから上に放れる動きを示している。日経レバは日経平均株価に連動するETFで価格変動率が2倍に基本設定されているのが特徴。全体相場のボラティリティが高まる場面では個人投資家などの参戦が活発化する傾向が強い。ここにきて米国株市場が急速な戻り局面に移行しており、東京市場もこれに追随する動きをみせている。ここ最近の日経平均は米国株との連動性が薄れていたが、きょうは前週末の米株大幅高を素直に好感する流れとなっている。日本時間今晩の米国株市場はメモリアルデーのため休場となるが、足もと米株価指数先物は堅調な値動きをみせていることもあて、買い安心感が浮上しているようだ。
■JFE <5411> 1,606円 +50 円 (+3.2%) 11:30現在
ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>が続伸している。28日付の日本経済新聞朝刊で「2024年度、二酸化炭素(CO2)排出量の少ない電炉を使って高級鋼材の生産を始める」と報じられており、これが好材料視されている。記事によると、従来はCO2を大量に出す高炉でしか高級鋼材は作れなかったが、電炉で製造する高級鋼材の品質を高める独自技術を開発。脱炭素の要請が強まるなか、サプライチェーン全体でCO2排出を減らしたい自動車業界などの需要を取り込むとしている。
■日本マイクロニクス <6871> 1,473円 +41 円 (+2.9%) 11:30現在
日本マイクロニクス<6871>が続伸している。前週末27日の取引終了後、韓国子会社がアドバンストプローブカードの新工場を建設すると発表しており、これが好感されている。今後の半導体需要の拡大に対応する生産スペースの確保が目的で、総投資額は約250億ウォン(約25億円)。22年8月に着工し、23年6月の完成を予定している。なお、22年12月期業績への影響はないとしている。
■山一電機 <6941> 1,880円 +44 円 (+2.4%) 11:30現在
山一電機<6941>が3日続伸している。前週末27日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を40万株(発行済み株数の1.89%)、または7億円としており、取得期間は6月1日から9月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行や、資本効率の向上を通じた株主への利益還元を図ることが目的という。
■パイロット <7846> 5,020円 +65 円 (+1.3%) 11:30現在
パイロットコーポレーション<7846>は4日続伸。前週末27日の取引終了後、インドに製造販売子会社を設立すると発表しており、これを好感した買いが入っている。新会社PPIN(仮称、所在地ハリヤナ州)は、経済成長が堅調で有望な市場と見込まれるインドにおけるシェアアップを図ることが目的。なお、営業開始は23年7月を予定しており、同件による22年12月期業績への影響は軽微としている。
■住友大阪セメント <5232> 3,345円 +40 円 (+1.2%) 11:30現在
住友大阪セメント<5232>が反発している。前週末27日の取引終了後、5月31日付で291万3700株(発行済み株数の7.82%)の自社株を消却すると発表したことが好感されている。なお、消却後の発行済み株数は3432万9517株となる。
■東京エレクトロン <8035> 59,350円 +230 円 (+0.4%) 11:30現在
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置の主力銘柄が高い。前週末の米国株市場ではエヌビディア<NVDA>が5.4%高に買われたのをはじめ半導体株への買い戻しが加速、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も4%高と急伸をみせたことで、この流れが東京市場にも波及している。FRBの金融引き締め強化に対する過度な警戒感が後退し、米長期金利が2.7%台で落ち着いた動きとなっていることで、これまで売り込まれていたグロース株へのショートカバーが活発化している。半導体セクターはその流れに乗る形で戻り局面にある。東京市場でも中国経済の減速を背景に半導体の需給環境に不透明感が漂うなか、同関連株の調整が続いていたものの、足もとではファンダメンタルズ面から時価は割安との判断も働いている。
■セルム <7367> 949円 +150 円 (+18.8%) ストップ高買い気配 11:30現在
セルム<7367>はストップ高の949円水準でカイ気配となっている。前週末27日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことを好感した買いが入っている。上限を90万株(発行済み株数の13.4%)、または7億円としており、取得期間は5月30日から8月29日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を実行するためとしている。
■エスエルディー <3223> 612円 +65 円 (+11.9%) 一時ストップ高 11:30現在
エスエルディー<3223>が急反発している。東京証券取引所が前週末27日の取引終了後、上場廃止に係る猶予期間銘柄の指定を解除したことが好感されている。同社は21年2月期に債務超過となったのに伴い上場廃止に係る猶予期間銘柄となっていたが、27日に有価証券報告書を関東財務局に提出し、22年2月期に債務超過を解消したことが要因としている。
■ブロードE <4415> 994円 +68 円 (+7.3%) 11:30現在
ブロードエンタープライズ<4415>は急反発している。この日の寄り前、空き家買い取り・賃貸管理サービスを提供する大阪エステート(大阪府岸和田市)と業務提携契約を締結したと発表しており、これが好材料視されている。今回の提携により、ブロードエンタープライズのマンション向け高速インターネット「B-CUBIC」及びIoTインターホンシステム「BRO-LOCK」を、大阪エステートの不動産管理事業で管理する賃貸物件の所有者に紹介、導入提案を行うという。なお、同件に伴う業績への影響は軽微と見込む。
■ライトアップ <6580> 1,960円 +128 円 (+7.0%) 11:30現在
ライトアップ<6580>が大幅反発している。この日の寄り前、東京都千代田区に補助金・助成金自動診断システム「Jシステム」をOEM提供し、5月にスタートしたと発表したことが好感されている。同システムを活用することで、区内の事業者は自社の状況に適した公的支援制度をインターネットで容易に探すことができ、必要に応じて申請サポートを提供する環境が実現する。同社では今後、「Jシステム」を通じて区内企業の支援を共同で実施するという。
●ストップ高銘柄
GMOリサーチ <3695> 3,095円 +504 円 (+19.5%) ストップ高買い気配 11:30現在
サイバーステップ <3810> 505円 +80 円 (+18.8%) ストップ高買い気配 11:30現在
クラスターテクノロジー <4240> 516円 +80 円 (+18.3%) ストップ高買い気配 11:30現在
メディカルネット <3645> 491円 +76 円 (+18.3%) ストップ高買い気配 11:30現在
うるる <3979> 1,121円 +150 円 (+15.5%) ストップ高 11:30現在
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
東証マザーズ指数が急反発に転じている。全体相場は主力大型株中心に買い戻しの動きが鮮明となっているが、中小型株への買いも足もとで目立っている。マザーズ指数は今月12日に620台で底入れを確認後も戻りの鈍い状況が続いていたが、きょうはリバウンドを鮮明としている。マザーズ指数への影響度の大きい時価総額上位銘柄ではメルカリ<4385>が一時9%超の大幅高で2100円台まで上値を伸ばしており、同指数の上昇を後押ししている。このほか、ビジョナル<4194>、フリー<4478>、JTOWER<4485>など旧マザーズ銘柄の主力株が軒並み高い。
■ソニーグループ <6758> 11,935円 +510 円 (+4.5%) 11:30現在
ソニーグループ<6758>が3日続伸している。5月26日から27日に開催した事業説明会で、イメージセンサーの生産能力アップなどを発表した。主力の長崎工場(長崎県諫早市)で、今年7月に拡張部分の稼働を開始するほか、更なる拡張に向けた工事を5月に着工しているという。また、同説明会では家庭用ゲーム機「プレイステーション5」(PS5)の増産なども発表しており、これらが好感されている。
■ブロードリーフ <3673> 381円 +16 円 (+4.4%) 11:30現在
ブロードリーフ<3673>が大幅反発している。光通信<9435>が27日の取引終了後、財務省に提出した大量保有報告書で、光通信のブロドリーフ株式の保有割合が5.08%となり、新たに5%を超えたことが判明したことを受けて、需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は純投資という。なお、報告義務発生日は5月20日。
■日経レバ <1570> 14,015円 +540 円 (+4.0%) 11:30現在
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が4%の上昇で1万4000円台を回復した。5日・25日・75日移動平均線が収れんする1万3000円台半ばから上に放れる動きを示している。日経レバは日経平均株価に連動するETFで価格変動率が2倍に基本設定されているのが特徴。全体相場のボラティリティが高まる場面では個人投資家などの参戦が活発化する傾向が強い。ここにきて米国株市場が急速な戻り局面に移行しており、東京市場もこれに追随する動きをみせている。ここ最近の日経平均は米国株との連動性が薄れていたが、きょうは前週末の米株大幅高を素直に好感する流れとなっている。日本時間今晩の米国株市場はメモリアルデーのため休場となるが、足もと米株価指数先物は堅調な値動きをみせていることもあて、買い安心感が浮上しているようだ。
■JFE <5411> 1,606円 +50 円 (+3.2%) 11:30現在
ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>が続伸している。28日付の日本経済新聞朝刊で「2024年度、二酸化炭素(CO2)排出量の少ない電炉を使って高級鋼材の生産を始める」と報じられており、これが好材料視されている。記事によると、従来はCO2を大量に出す高炉でしか高級鋼材は作れなかったが、電炉で製造する高級鋼材の品質を高める独自技術を開発。脱炭素の要請が強まるなか、サプライチェーン全体でCO2排出を減らしたい自動車業界などの需要を取り込むとしている。
■日本マイクロニクス <6871> 1,473円 +41 円 (+2.9%) 11:30現在
日本マイクロニクス<6871>が続伸している。前週末27日の取引終了後、韓国子会社がアドバンストプローブカードの新工場を建設すると発表しており、これが好感されている。今後の半導体需要の拡大に対応する生産スペースの確保が目的で、総投資額は約250億ウォン(約25億円)。22年8月に着工し、23年6月の完成を予定している。なお、22年12月期業績への影響はないとしている。
■山一電機 <6941> 1,880円 +44 円 (+2.4%) 11:30現在
山一電機<6941>が3日続伸している。前週末27日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を40万株(発行済み株数の1.89%)、または7億円としており、取得期間は6月1日から9月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行や、資本効率の向上を通じた株主への利益還元を図ることが目的という。
■パイロット <7846> 5,020円 +65 円 (+1.3%) 11:30現在
パイロットコーポレーション<7846>は4日続伸。前週末27日の取引終了後、インドに製造販売子会社を設立すると発表しており、これを好感した買いが入っている。新会社PPIN(仮称、所在地ハリヤナ州)は、経済成長が堅調で有望な市場と見込まれるインドにおけるシェアアップを図ることが目的。なお、営業開始は23年7月を予定しており、同件による22年12月期業績への影響は軽微としている。
■住友大阪セメント <5232> 3,345円 +40 円 (+1.2%) 11:30現在
住友大阪セメント<5232>が反発している。前週末27日の取引終了後、5月31日付で291万3700株(発行済み株数の7.82%)の自社株を消却すると発表したことが好感されている。なお、消却後の発行済み株数は3432万9517株となる。
■東京エレクトロン <8035> 59,350円 +230 円 (+0.4%) 11:30現在
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置の主力銘柄が高い。前週末の米国株市場ではエヌビディア<NVDA>が5.4%高に買われたのをはじめ半導体株への買い戻しが加速、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も4%高と急伸をみせたことで、この流れが東京市場にも波及している。FRBの金融引き締め強化に対する過度な警戒感が後退し、米長期金利が2.7%台で落ち着いた動きとなっていることで、これまで売り込まれていたグロース株へのショートカバーが活発化している。半導体セクターはその流れに乗る形で戻り局面にある。東京市場でも中国経済の減速を背景に半導体の需給環境に不透明感が漂うなか、同関連株の調整が続いていたものの、足もとではファンダメンタルズ面から時価は割安との判断も働いている。
■セルム <7367> 949円 +150 円 (+18.8%) ストップ高買い気配 11:30現在
セルム<7367>はストップ高の949円水準でカイ気配となっている。前週末27日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことを好感した買いが入っている。上限を90万株(発行済み株数の13.4%)、または7億円としており、取得期間は5月30日から8月29日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を実行するためとしている。
■エスエルディー <3223> 612円 +65 円 (+11.9%) 一時ストップ高 11:30現在
エスエルディー<3223>が急反発している。東京証券取引所が前週末27日の取引終了後、上場廃止に係る猶予期間銘柄の指定を解除したことが好感されている。同社は21年2月期に債務超過となったのに伴い上場廃止に係る猶予期間銘柄となっていたが、27日に有価証券報告書を関東財務局に提出し、22年2月期に債務超過を解消したことが要因としている。
■ブロードE <4415> 994円 +68 円 (+7.3%) 11:30現在
ブロードエンタープライズ<4415>は急反発している。この日の寄り前、空き家買い取り・賃貸管理サービスを提供する大阪エステート(大阪府岸和田市)と業務提携契約を締結したと発表しており、これが好材料視されている。今回の提携により、ブロードエンタープライズのマンション向け高速インターネット「B-CUBIC」及びIoTインターホンシステム「BRO-LOCK」を、大阪エステートの不動産管理事業で管理する賃貸物件の所有者に紹介、導入提案を行うという。なお、同件に伴う業績への影響は軽微と見込む。
■ライトアップ <6580> 1,960円 +128 円 (+7.0%) 11:30現在
ライトアップ<6580>が大幅反発している。この日の寄り前、東京都千代田区に補助金・助成金自動診断システム「Jシステム」をOEM提供し、5月にスタートしたと発表したことが好感されている。同システムを活用することで、区内の事業者は自社の状況に適した公的支援制度をインターネットで容易に探すことができ、必要に応じて申請サポートを提供する環境が実現する。同社では今後、「Jシステム」を通じて区内企業の支援を共同で実施するという。
●ストップ高銘柄
GMOリサーチ <3695> 3,095円 +504 円 (+19.5%) ストップ高買い気配 11:30現在
サイバーステップ <3810> 505円 +80 円 (+18.8%) ストップ高買い気配 11:30現在
クラスターテクノロジー <4240> 516円 +80 円 (+18.3%) ストップ高買い気配 11:30現在
メディカルネット <3645> 491円 +76 円 (+18.3%) ストップ高買い気配 11:30現在
うるる <3979> 1,121円 +150 円 (+15.5%) ストップ高 11:30現在
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース