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【市況】東京株式(前引け)=大幅続伸、米株高に追随し2万7000円台を回復

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 30日前引けの日経平均株価は前営業日比527円67銭高の2万7309円35銭と大幅続伸。前場のプライム市場の売買高概算は6億1148万株、売買代金概算は1兆6434億円。値上がり銘柄数は1644、対して値下がり銘柄数は155、変わらずは37銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、リスク選好のなか日経平均は大幅続伸で2万7000円台を回復した。前週末の米国株市場でNYダウが500ドルを超える上昇を示したほか、ハイテク株への買い戻しが活発化し、ナスダック総合株価指数も大きく上値を追ったことで投資家心理が改善した。日経平均は朝方に高く始まった後も一貫して上値を追う形となった。先物主導で500円を超える上昇で前場はほぼ高値引けに近い形となっている。プライム市場全体の約9割の銘柄が上昇している。

 個別では売買代金トップのレーザーテック<6920>が大きく買われたほか、東京エレクトロン<8035>など半導体関連株が高い。また、キーエンス<6861>、任天堂<7974>なども買い優勢。リクルートホールディングス<6098>も上昇した。アトラエ<6194>が急騰、SREホールディングス<2980>、SHIFT<3697>なども値を飛ばした。半面、日本郵船<9101>など海運株が利食われ、東京海上ホールディングス<8766>なども軟調。タツモ<6266>が急落、タマホーム<1419>も大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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