芦森工は特損計上も底堅さ発揮、エアバッグ代替需要の思惑底流に需給相場の気配
芦森工業<3526>は全般悪地合いのなか売りに押される展開ながら、下げ幅は限定的。同社は29日取引終了後、本社ビル売却に伴い譲渡損4億6700万円を18年3月期第1四半期に特別損失として計上することを発表した。
ただ、本社ビル売却は、業務効率化の一環として本社機能を大阪工場に移転・統合するための施策で、譲渡代金は積極的な設備投資などに活用する予定としていることから、悪材料としてはインパクトが小さかったもよう。本業が好調という背景に加え、同社はタカタ<7312>が民事再生法適用を申請したことを受け、エアバッグ代替需要の思惑から26、27日と大商いで連日の大幅高に買われた経緯があり、需給相場の兆しをみせている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
ただ、本社ビル売却は、業務効率化の一環として本社機能を大阪工場に移転・統合するための施策で、譲渡代金は積極的な設備投資などに活用する予定としていることから、悪材料としてはインパクトが小さかったもよう。本業が好調という背景に加え、同社はタカタ<7312>が民事再生法適用を申請したことを受け、エアバッグ代替需要の思惑から26、27日と大商いで連日の大幅高に買われた経緯があり、需給相場の兆しをみせている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)