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【特集】【今週読まれた記事】過去に学ぶ“不透明感”の先

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は2月26日から3月4日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 日経平均株価は3週続落、前週末比491円安の2万5985円で今週の取引を終了しました。ロシア軍によるウクライナ侵攻で、日々様々なニュースが飛び交い市場が振り回されています。日経平均も1週間の高安が1200円超とボラティリティの高い相場環境となっています。4日、ロシア軍はウクライナの原子力発電所を攻撃、日経平均は一時前日比802円安の2万5774円まで急落しました。

 この日の引け後、株探では緊急特集「核戦争危機か!? ロシア軍の原発攻撃が暗示する株暴落の予兆 <株探トップ特集>」を配信。急落の背景と最新の情勢について詳しく解説し多くのアクセスを集めました。また、先週配信した「日経平均急反騰は本物か、プーチン大統領の野望成就で変わる未来図 <株探トップ特集>」は今週のアクセスランキング11位を獲得。読み返すことで先週からアップデートされた情報や識者の見方の変化などが明確になり、よりウクライナ情勢への理解が深まります。

 人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─底打ち転換のシグナル『初白』銘柄に注目!」の北浜氏は、過去にロシア(旧ソ連)が行った侵攻では市場がどのように反応したかを振り返り、「市場が嫌うのは不透明感であり、方向性が決まればそれとともに走り始める」と指摘。落ち着きを取り戻した後に躍進が期待できる“初白”銘柄を挙げ、アクセスランキング1位に輝きました。

 日経平均の下値メドはどの水準になるのでしょうか。「富田隆弥の【CHART CLUB】 『突っ込み安値を探る3月』」の富田氏は、テクニカル分析を駆使し「概ね『2万4000~2万4500円』」と想定しています。2月28日に<相場観特集>で見通しを伺った松井証券シニアマーケットアナリスト窪田朋一郎氏も「深押しがあれば2万4500円前後まで下値を試すケースも考えられる」と指摘。下落リスクの大きな相場が続きそうです。

 相場コラムは今週もすべて上位ランキング入りする人気となっています。どの記事もお見逃しなく。

  【杉村富生の短期相場観測】 ─“恐怖の瞬間”はリスクを取るチャンス!
  【村瀬智一が斬る!深層マーケット】リスク回避のなか内需系や成長期待の中小型株に注目
  【和島英樹のマーケット・フォーキャスト】 ─米金融引き締めと地政学リスクの行方

  鈴木英之氏【ウクライナ情勢で乱高下、年度末相場を占う】(1) <相場観特集>
  窪田朋一郎氏【ウクライナ情勢で乱高下、年度末相場を占う】(2) <相場観特集>


 3月期末を控え、配当に関する特集記事に注目が集まっています。東証1部の3月高配当銘柄にスポットを当てた「3月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト50 『東証1部』編 <割安株特集>」が今週のランキング2位を獲得したほか、「2部・新興」編や基準月に限らず全銘柄を対象にした高配当銘柄ランキングも多くの方に読まれ上位入り。<割安株特集>では「10万円以下で買える」シリーズも定番人気となっています。

  3月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト50 「2部・新興」編 <割安株特集>
  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 3月2日版

  10万円以下で買える、財務健全&低PER 33社【東証1部】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、財務健全&低PER 33社【2部・新興】編 <割安株特集>

 スクリーニング記事では、10-12月期(第3四半期)に経常利益が前年同期比“倍増”した3月期決算企業を取り上げた「10-12月期【利益倍増】企業はこれだ! <成長株特集>」を連続配信。〔第3弾〕がトップ10入り、先週配信の〔第2弾〕、最終回の〔第4弾〕も上位入りと大反響を呼びました。まだお読みでない方は下記シリーズの一覧からご覧ください。

  10-12月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第1弾〕 33社選出 <成長株特集>
  10-12月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第2弾〕 37社選出 <成長株特集>
  10-12月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第3弾〕 37社選出 <成長株特集>
  10-12月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第4弾〕 36社選出 <成長株特集>


 投資テーマ関連の記事においても、ロシア-ウクライナ関連が上位を席巻しています。「『ロシア関連』が首位に急浮上、ロシア制裁の反動で企業収益への影響懸念<注目テーマ>」がランキング14位を獲得したほか、ウクライナ侵攻をきっかけに動意する可能性のあるテーマを特集した記事に注目が集まりました。

  ウクライナ侵攻でエネルギー供給懸念、「再生可能エネ」は真価発揮局面 <株探トップ特集>
  ウクライナ危機で穀物相場高騰、「農業関連株」に再評価の芽膨らむ <株探トップ特集>
  3月IPOがスタート、不振卒業に向け「雪解け相場」は来るか <株探トップ特集>
  値上げラッシュで生活防衛急務、リユース関連株は節約新手法で浮上 <株探トップ特集>


 株探プレミアム専用コラムは、今週は2記事を配信。1記事目は専業投資家の“www9945(ハンドルネーム)さん”の再登板で大好評、「すご腕投資家に聞く『銘柄選び』の技」「山っ気ありでも“岸り人”回避で築いた『5つのマイルール』」。マザーズ市場の冷え込みで、中小型材料株を主戦場とする個人投資家には強い向かい風が吹く状況です。今回は投資歴25年の経験からwww9945さんが編み出した、相場からの退場を回避するための“5つのマイルール”を紹介。信用維持率へのこだわりや、老後のための資産を確保しておく取り組みなど、自身の性格を踏まえた上での工夫が「億り人」到達への鍵となりました。こちらの記事はプレミアム未加入の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。

 2記事目は株探“プレミアムリポート”の新作「戸建て業界-勝ち組の条件」第1回、「リモート特需後の勝ち組になるのはどこ? 不動産業で気を吐く『戸建て』」。リモートワークの浸透で、割安に広いスペースが得られる“戸建て”物件の需要が高まり、不動産セクターのなかでも戸建てを手がける企業は業績・株価ともに好調な推移を継続してきました。ただし、足下では需要の一巡も観測されており、転換点を迎えている可能性があります。今回は戸建て市場好調継続の条件や先行きの見通しを、住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」の池本編集長、不動産調査会社「東京カンテイ」の井出上席主任研究員の両氏に伺いました。専門家への貴重なインタビューをまとめた渾身のリポートになります。

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 引け後に発表される多くの開示情報。翌日の株価に影響を与えるためチェックが欠かせませんが、一つひとつ確認するのは大変な労力となってしまいます。【明日の好悪材料】は引け後の材料をまとめて一覧できる株探の看板記事。【サプライズ決算】と併せて活用すれば大きな時短となります。今週配信された記事は以下の通りです。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月25日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月28日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月1日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月2日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月3日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (02月25日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (02月28日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (03月01日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (03月02日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (03月03日)

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