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【特集】【今週読まれた記事】テレワークの裾野に育つ社会変革“大相場”の萌芽

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は7月11日から17日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 今週の日経平均株価は一進一退ながらじりじりと値を上げる展開。一時6月10日以来となる2万3000円大台にあと35円まで迫る場面もあり、前週末比405円高の2万2696円で取引を終了しました。今週の<相場観特集>で見通しを伺ったauカブコム証券 投資情報室 マーケットアナリストの山田勉氏は「当面は日経平均で2万2000円~2万3000円程度のボックス圏推移が続く」と予想しており、となると現状はボックス圏の上限付近。来週は半ばから連休となることもあり、一段の上昇はやや想定しづらい局面かもしれません。

 山田氏は更に「今の相場のポイントとなっているのは2極化であり、買われる銘柄群とそうでない銘柄群がはっきりしている」と、米国市場でNASDAQが史上最高値を更新した影響を受け、日本でも半導体やIT関連に投資資金が集中していることを指摘。相場コラムの“3大人気執筆者”北浜流一郎氏、杉村富生氏、植木靖男氏の3氏もそれぞれの視点でNASDAQに触れ、持論を展開しています。今週も相場コラムは多くのアクセスを集めました。どの記事もお見逃しなく。

  【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ コロナ禍に打ち勝つ銘柄にマネーは向かう!
  【杉村富生の短期相場観測】 ─ 続く流れに逆らうな、ついていくのが儲けの道!
  【植木靖男の相場展望】 ─ 中段の保ち合いが二重構造に
  武者陵司 「日本を蘇生に導くハイテク大ブーム」<前編>
  武者陵司 「日本を蘇生に導くハイテク大ブーム」<後編>
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「日米とも放れ方向に注目」
  植草一秀の「金融変動水先案内」 ―コロナ警戒論とコロナ軽視論の戦い

  大谷正之氏【再び週明けロケットスタート、日経平均の上値は】(1) <相場観特集>
  山田勉氏【再び週明けロケットスタート、日経平均の上値は】(2) <相場観特集>


 新型コロナウイルスの感染拡大が問題視され始めた当初は、ほとんどの人がこれほどまで被害が拡大・長期化するとは想定していませんでした。しかし、現在では“ウィズコロナ”という言葉が登場し、世界は新型コロナと共に歩まざるを得ないことを受け入れた社会に向けて舵が切られています。出勤せずに在宅で仕事ができる“テレワーク”はウィズコロナ時代における投資テーマの大本命であり、物色の裾野は更なる広がりをみせています。「『テレワーク時代』本格始動! 株価3ケタ台の“隠れ本命株”リスト <株探トップ特集>」は、テレワークのシステムそのものよりも“そこから派生する市場”のほうがはるかに大きいとして、まだ株価3ケタ台の中低位株でありながらテレワークがもたらす社会変革の流れに乗り、大相場の可能性を孕む厳選5銘柄を紹介。この記事は2位以下に大きな差をつけて今週のアクセスランキングトップを獲得しました。

 「“できる営業”はオンライン商談へ、関連株立ち上がりの兆し <株探トップ特集>」は、テレワークと同様に“営業活動”にもオンライン化の流れが到来していることを指摘し、関連銘柄を多数紹介して多くの方に読まれました。また、外出自粛による影響を受け実店舗の売上が減少するなか、需要が増している“eコマース”の新潮流を追った「迫られる変革ここにも “実店舗”売上減と『D2C』関連飛躍の実像 <株探トップ特集>」もランキング上位入りするなど、今週はウィズコロナ時代の社会変革をテーマにした記事がよく読まれました。

 更に、人気の集中している投資テーマ“テレワーク”や“デジタルトランスフォーメーション(DX)”にも深く関連する“クラウド関連”の注目銘柄を特集した「大飛翔! 巨大旋風に乗るクラウド関連『驚異の株高候補5銘柄』 <株探トップ特集>」が、昨年11月配信の記事にも関わらず掘り起こされ上位ランキング入りしました。NASDAQ最高値更新を受けたIT関連への投資資金集中の流れは、アクセスランキングにも如実に表れています。

 そのほか、以下の記事もよく読まれています。銘柄選択の参考にぜひご覧ください。

  「夏の株主優待」シーズン特選株、狙うは“業績拡大中” <株探トップ特集>
  最高値圏を駆け上がる金相場の深層、ウィズコロナで新上昇局面に突入 <株探トップ特集>
  いま再び「グローバルニッチトップ」 経産省“お墨付き”優良企業の価値 <株探トップ特集>
  「半導体」が3位にランク、レーザーテックに続く出世株を探す動きに期待<注目テーマ>
  「コロナウイルス」が6位にランク、東京都は警戒レベルを引き上げ<注目テーマ>


 株探の新サービス「GPIFが保有する銘柄一覧」を掲載開始しました。告知記事がランキングトップ10入りするという異例の注目度となりましたので、当欄でもご紹介いたします。

 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、2020年3月末時点で日本株の運用資産が35兆3082億円と日本市場の最大株主です。また、全体の運用資産は150兆6332億円と、世界最大級の機関投資家です。今回、株探ではGPIFの銘柄保有リストを掲載開始しました。昨年度からの変更がわかりやすく可視化されており、市場や時価総額でソートも可能です(※時価総額ソートは株探プレミアム限定機能)。世界的にも注目されるGPIFの動向が詳しく分析できるようになっています。ぜひご活用ください。


 スクリーニング系の記事では、20年12月期上期(1-6月期)決算発表を前に、通期計画に対する進捗率が高く“上方修正”する可能性が高い企業にスポットを当てた「上方修正“先回り”、20年12月期【業績上振れ】候補 <成長株特集>」がトップ10入りとなりました。上方修正はポジティブサプライズとなって株価に影響することが多く、事前にチェックできれば大きなアドバンテージとなります。

 また、先週配信した「上方修正“先回り”、20年6月上期【業績上振れ】候補 <成長株特集>」が2週連続上位入り。「採れたて2月期1Q好決算、中間期【上方修正先回り】候補 16社選出 <成長株特集>」も週半ばの16日配信にも関わらず多くのアクセスを集めており、来週のランキングにも登場することが確実となっています。

 <割安株特集>では、「7月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」が人気となりました。以下の記事も併せてご覧ください。

  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 7月15日版
  10万円以下で買える、高ROE&好業績 19社【東証1部】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、高ROE&好業績 22社【2部・新興】編 <割安株特集>


 株探プレミアム専用コラムは、大人気“すご腕さんに聞く「銘柄選び」の技”シリーズ「コロナ相場でしくじり、とりでみなみさんの教訓~第3回」となる「損切り一辺倒では『安値覚え』と、リベンジ買いのゴング鳴らす」を配信。コロナ相場で1億6000万円あった資産を半分にまで減らしてしまった“とりでみなみ”さんですが、その後の対応で1億4000万円までリカバリーに成功しています。今回はとりでさんが「これはやばいかも」と感じて始めた“撤退戦”について語られます。本記事は経験談の中に“証拠金維持率66%が危険水域”など、実経験を元にした信用取引のセオリーが満載です。信用取引を行う方は必見の内容となっています。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧になれますのでぜひご覧ください。

 株探プレミアム専用記事は、初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだお試しでない方はぜひ無料体験をお試しください。株価のリアルタイム化、通期業績の25期表示や「成長性」表示など、投資に役立つ多くの魅力的な機能については、リニューアルして見やすくなった「株探プレミアムのご紹介」ページでご確認ください。新公開された「GPIFが保有する銘柄一覧」の“時価総額別ソート機能”もプレミアム限定機能です。皆様のご加入をお待ちしております。


 引け後に発表される開示情報や決算、ニュースリリースなどの膨大な情報をまとめてチェックできる株探の看板記事「【明日の好悪材料】」と「本日の【サプライズ決算】」は、上手く使えば大いなる時短となる株探の人気記事です。今週もすべてランキング入りしました。株式ジャーナリストの和島英樹氏による「和島英樹の『明日の好悪材料Next』」も大好評、ランキング上位が定着しています。

  和島英樹の「明日の好悪材料Next」~第7回「月次売上高が堅調な食品スーパー、100均、ディスカウント店が目立つ」

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月10日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月13日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月14日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月15日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月16日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (07月10日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (07月13日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (07月14日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (07月15日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (07月16日)


 その日一日の株式市場を総括し、翌日の戦略を指南する「明日の株式相場戦略」。今週は、先週のETF分配金に絡む売りから一転して493円高と“倍返し”を演じた株式市場の強さを、バブル的な要素が否めないながらも「だからこそ懐疑の中で育つ相場が継続しているともいえる」と指摘した13日の「明日の株式相場戦略=テレワークや半導体が織りなす強気」がランキングトップ10入りとなりました。

  明日の株式相場戦略=テレワークや半導体が織りなす強気
  明日の株式相場戦略=メインストリートと裏街道
  明日の株式相場戦略=全方位型の個別株戦略で臨む
  明日の株式相場戦略=半導体株の下落は一時的か、米ネットフリックス決算に注目
  来週の株式相場戦略=新型コロナ感染状況を横にらみの相場

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