【特集】「コロナウイルス」が6位にランク、東京都は警戒レベルを引き上げ<注目テーマ>
川本産業 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 デジタルトランスフォーメーション
2 半導体
3 テレワーク
4 5G
5 水害対策
6 コロナウイルス
7 グローバルニッチ
8 半導体製造装置
9 人工知能
10 国土強靱化
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「コロナウイルス 」が6位となっている。
東京都は15日、新型コロナウイルスの警戒レベルを4段階で最も深刻な「感染が拡大していると思われる」に引き上げた。これは同日に開催された専門家の分析をもとに評価する会議を踏まえたもので、会議では1週間の平均で新規陽性者数が168.4人と前の週に比べて約1.5倍に増加したことや、感染経路が分からない患者は77.3人で前の週の約2倍となったことなどが報告された。また、この状況が仮に4週継続した場合、接触歴など不明の新規陽性者が今の16倍程度に拡大する可能性があるとしている。
小池知事は会見で飲食店などへの休業要請には踏み込まなかったものの、感染防止対策がとられていない店舗の利用を避けるとともに、不要不急の都外への外出を控えるよう呼び掛けた。
この日の東京株式市場で感染防止関連株に大きな動きはみられていないが、今後の動向によっては衛生材料大手の川本産業<3604>、「イータック抗菌化スプレーα」の主成分を供給しているマナック<4364>、アルコール製剤を展開するニイタカ<4465>、除菌・抗菌剤を手掛ける昭和化学工業<4990>、赤外線サーモグラフィ大手の日本アビオニクス<6946>、高性能マスクを扱う興研<7963>などに再び関心が向かう可能性がある。
出所:MINKABU PRESS