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【特集】【今週読まれた記事】2万4000円奪回、“国策”追い風に浮揚力

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は12月7日から13日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 日経平均株価598円高――長い期間“壁”となっていた2万3500円台突破の時は、週末に突然訪れました。米中貿易協議の第1弾合意がトランプ大統領により示唆され、米国株市場が大幅高となったことがきっかけとなって一気に上放れ、昨年10月4日以来の終値2万4000円を奪回しました。

 急展開ではありますが、もちろんこれは米中協議の進展が“思わぬサプライズ”だったということではありません。むしろ、国内・世界を問わずこれまでの動向を注視していた方には“この水準は当然”と映っているのではないでしょうか。東洋証券ストラテジストの大塚竜太氏は、9日に配信した<相場観特集>で「日経平均は“掉尾の一振”で年内2万4000円台乗せをうかがう方向にある」と見通しを語り、「国内に目を向ければ、政府の経済対策発表により全体相場に継続的な浮揚力が加わっていることもポイント」と、国内市場が強気に傾く下地があることも指摘しています。

 相場コラムは今週も人気で、どの記事もアクセスランキングの上位に並んでいます。「【杉村富生の短期相場観測】 ─ 肝要なのは現状を正しく認識すること!」の杉村氏は、6日執筆の記事で「トランプ政権の対中政策は9月以降、微妙な変化をみせている」と、ペンス米副大統領の演説場所に対中姿勢の変化を読み取り、「懸念は無用」と太鼓判を押していました。全体相場を見通す上で識者の見方は大いに参考になります。どの記事もお見逃しなく。

  【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 上値の限界破る堅調高銘柄につく!
  【村瀬智一が斬る!深層マーケット】 ─米中追加関税に関心、年末にかけIPOラッシュへ
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「三角保ち合いからの放れに従う」

  鈴木英之氏【強気相場が継続、年内の着地点MAXはどこに?】(1) <相場観特集>
  大塚竜太氏【強気相場が継続、年内の着地点MAXはどこに?】(2) <相場観特集>


 今週のアクセスランキングトップに輝いたのは「経済対策26兆円の新潮流、『建設・IT融合』で“怒涛の株高”5銘柄 <株探トップ特集>」。“事業規模26兆円の経済対策”となる安倍政権が推進する“国土強靭化”政策で建設セクターへの注目が高まっています。そのなか、「同じく国策に位置づけられる“働き方改革”が長時間労働を規制して、建設業界のマンパワー不足を助長するという皮肉な状況」にあることを指摘し、その解決手段として脚光を浴びる“ICTの導入”という側面から注目銘柄をピックアップ。“国土強靭化”という現在最も有望視されるテーマを捉えた上で、その周辺に広がる巨大なビジネスチャンスをカバーする銘柄を挙げ多くのアクセスを獲得しました。

 “国土強靭化”テーマは「人気テーマ【ベスト30】」でもトップを誇り、「『国土強靱化』がランキング首位、政府の本気の経済対策で投資マネー呼び込む<注目テーマ>」も多くの方に読まれています。そのほか「奔り出す再編思惑、『親子上場解消』で急騰する株を追え <株探トップ特集>」が2週連続でランクインするなど、投資テーマ関連の記事の多くが人気となっており、個人投資家の物色意欲の強さを伺わせる結果となりました。

  5G普及で開花する「遠隔医療」、先端医療の未来図と変身期待の有望株 <株探トップ特集>
  理想買いロード突っ走る「eスポーツ関連」、目指すは巨大なる世界市場<株探トップ特集>
  国土強靱化の裏カード、「廃棄物処理」で騰勢前夜の“掘り出し株” <株探トップ特集>
  「障害者雇用支援」“一億総活躍社会”と“ESG投資”で輝く関連株を追う <株探トップ特集>

  「全固体電池」が3位にランク、太陽誘電は20年度中にサンプル出荷へ<注目テーマ>
 「顔認証」が14位に浮上、Osaka Metroが10日から実証実験開始で注目度アップ<注目テーマ>

 また、来週は“12月IPOシーズン”のピークを迎えることから、12月3日配信の「師走IPO本格スタート、中小型株人気に乗り開花する株はこれだ <株探トップ特集>」が掘り起こされランキング入りしています。


 “株探プレミアム”で人気のコンテンツ、大川智宏「日本株・数字で徹底診断!」の第30回「『次のワークマンの種』を探せ!」が、株探プレミアム専用コンテンツでありながらランキングトップ10に入る快挙となりました。「時価総額300億円以上(計測開始時、約1600銘柄)の中では見事第1位のパフォーマンス」というワークマン <7564> [JQ]ですが、同社を定性面・定量面から分析し、次のワークマン候補を探すのが今回のテーマ。前回の第29回「これから化ける『スイートスポット中小型株』を狙え」も多くの個人投資家の琴線に触れ2週連続ランクインとなりましたが、今回はその上を行く注目度となっています。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧になれます。

 ちなみに、両記事とも3ページ目に銘柄リストが載っています。株探プレミアム非会員の方は読むことができませんが、初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができますので、それを利用すればすぐにお読みいただけます。株探プレミアムは“専用コラム”のほかにも、最大25期の通期業績、銘柄分析に役立つ“成長性”“収益性”タブ、最大22期のキャッシュフロー、業績予想の修正履歴など、多くのコンテンツがご利用いただけます。どれも銘柄選択に役立つ便利な機能ばかりです。この機会にぜひご加入をご検討ください。

 もう一つのプレミアム専用コラム「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技 towaさんの場合-最終回」も上位にランクイン。towaさんの流儀である“期待値”に基づいた投資は個人投資家にとって大変参考になるのではないでしょうか。まだご覧になっていない方はぜひ。


 企業業績を特集した記事では、先週に続き3月期決算企業の20年3月期上期(4-9月)決算から、業績が好調で通期計画に対する進捗率が高く、上方修正する可能性の高い銘柄をリストアップした「上方修正“先回り”、20年3月期【業績上振れ】候補 〔第3弾〕 <成長株特集>」が多くのアクセスを獲得しランキングトップ5入りとなりました。先週配信した〔第1弾〕〔第2弾〕も2週連続でランキング入り。「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第1弾 27社選出 <成長株特集>」も週後半の配信にもかかわらず上位入りとなっています。

  上方修正“先回り”、20年3月期【業績上振れ】候補 〔第1弾〕 <成長株特集>
  上方修正“先回り”、20年3月期【業績上振れ】候補 〔第2弾〕 <成長株特集>
  上方修正“先回り”、20年3月期【業績上振れ】候補 〔第3弾〕 <成長株特集>

 また、先週のランキングトップ記事「師走相場を突き進む! 魅力満載の『株主優待&配当』お値打ち7銘柄 <株探トップ特集>」も引き続き多くの方に読まれランクインしています。そのほか定番人気の<割安株特集>もすべてランキング入りとなっています。

  10万円以下で買える、3期連続増益&低PBR「お宝候補」18社【東証1部】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、3期連続増益&低PBR「お宝候補」15社 【2部・新興】編 <割安株特集>
  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 12月11日版


 注目の連載、テクニカルアナリストの横山利香さんによる「株探」の世界を隈なく探索するための実践ガイド第10回「ゼロから始める『株探』の歩き方 ― (10)損をしたくないなら、売買タイミングをチャートで分析しよう」が配信されました。今回は株価のトレンドを知り、売買のタイミングを計ることができる「オシレーター系のチャート」について詳しく解説。これらの指標を使いこなせば、欲や恐怖心に負けずに適切な値位置で売買できるようになります。この連載を読んでぜひ“株の達人”を目指してください。


 引け後の情報をまとめてチェックできる「明日の好悪材料」「本日の【サプライズ決算】」は今週も大人気となり、すべてランクインしています。うまく使えば大きな時短となる記事です。ぜひご活用ください。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月6日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月9日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月10日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月11日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月12日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月06日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月09日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月10日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月11日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月12日)

 その日の相場を振り返り、翌日の投資戦略を指南する「明日の株式相場戦略」。今週は英国総選挙、メジャーSQを前に様子見ムードが高まった12日の「明日の株式相場戦略=5G×半導体で生まれるビッグウェーブ」が特に多くの方に読まれました。

  明日の株式相場戦略=13兆円財政出動で新たな株高潮流
  明日の株式相場戦略=ワークマンの激騰と全体相場の本音
  明日の株式相場戦略=DX、顔認証、そして決め手はチャート
  明日の株式相場戦略=5G×半導体で生まれるビッグウェーブ
  来週の株式相場戦略=リスクオン相場に転換、18年高値も意識の展開に

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