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【特集】アルファ Research Memo(4):営業活動によるキャッシュ・フローが着実に増加

アルファCo <日足> 「株探」多機能チャートより

■アルファ<3434>の業績動向

3. 財務状況と経営指標
2018年3月期上期末の財務状況では総資産が前期末比1,187百万円減少している一方で、純資産が1,328百万円増加し、自己資本比率が46.0%から49.8%へ向上し、中期計画目標の50%に肉薄している。この要因は新規連結による長短借入金の増加が一巡し上期は減少に転じたことが主たる要因である。

注目すべきは営業活動によるキャッシュ・フローの着実な増加である。営業活動によるキャッシュ・フローが2013年3月期以降着実に増加、2018年3月期上期も投資活動を活発化させるなかで2017年3月期上期比18.5%増の2,117百万円を稼ぎ出した。投資活動によるキャッシュ・フローの減少もASSA ABLOY ABの譲受で一巡、今後、フリーキャッシュ・フローの拡大局面に入るとみられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)

《MW》

 提供:フィスコ

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