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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):日本ライフL、住友鉱、ヤフー

日本ライフL <日足> 「株探」多機能チャートより
■日本ライフライン <7575>  4,825円  +125 円 (+2.7%)  本日終値
 日本ライフライン<7575>が続伸で上場来高値街道を走る展開。同社はペースメーカーなど心臓領域を得意分野とする医療器具輸入商社で心房細動治療用カテーテルなども手掛け自社開発製品でも強みを持っている。高ROE銘柄が人気化するなか、同社のROEは29.2%と高く、注目されている。業績は研究開発コストを吸収して大幅増収増益を継続、18年3月期営業利益は前期比23.3%増の94億7200万円を計画しているが上振れの可能性が高いとみられている。

■住友金属鉱山 <5713>  1,411円  +35.5 円 (+2.6%)  本日終値
 住友金属鉱山 <5713> が大幅続伸。テンプルトン・グローバル・アドバイザーズ・リミテッドが19日付で、同社株式の保有に係る大量保有報告書(5%ルール報告書)を関東財務局に提出したことが買い材料視された。報告書によると、テンプルトン・グローバル・アドバイザーズ・リミテッドと共同保有者の同社株式保有比率は5.24%となり、新たに5%を超えたことが判明した。これを受けて、需給思惑から買いが先行しているようだ。なお、保有目的は純投資としている。

■ヤフー <4689>  476円  +11 円 (+2.4%)  本日終値
 ヤフー<4689>が3日ぶり反発。ここIT関連株の下げが目立っていた米国株市場では、前日にグーグルやアマゾンをはじめ軒並み高に買われており、その流れが同社株の買い戻しを誘発した。また、同社は19日取引終了後、エクサスケーラー、HPCシステムズ協力のもと、ディープラーニングに特化したスーパーコンピューター「kukai」を開発。スパコンの省エネランキング「GREEN500」で世界第2位を獲得したことを発表、これも株価を刺激する格好となった。

■東京エレクトロン <8035>  16,370円  +345 円 (+2.2%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>、SCREENホールディングス<7735>、信越化学工業<4063>など半導体関連株が軒並み高となった。前日の米国株市場では投資家心理の好転を受けてNYダウが急伸となり過去最高値を更新したほか、ハイテク株比率の高いナスダック指数も4日ぶりに大幅高に切り返した。FANG株と呼ばれるフェイスブックやアマゾン、グーグルなども大きく上値を伸ばし、この流れを受けて、東京市場でもここ調整モードにあった半導体関連株に見直し買いが流入している。足もとの収益環境は良好で、一部の車載向け半導体などに需要一服感が指摘されるものの、半導体市況にはこれまでのシリコンサイクルを覆す構造的な追い風が吹いている、との見方は強い。

■資生堂 <4911>  4,122円  +76 円 (+1.9%)  本日終値
 資生堂<4911>が6連騰で連日の上場来高値更新。インバウンド特需の剥落でいったん下値模索を強いられた消費関連株が今年5月を境に戻り足を強めている。同社株もその一角で、直近ゴールドマン・サックスが売り推奨から買い推奨に切り替えるなど風向きは追い風。5月中旬以降の上昇局面では陽線の多さが際立っており、「ファンド系などの機関投資家資金が買い直しているのではないか」(市場関係者)との観測もあるようだ。同社が展開する化粧品の最高級ラインである「クレ・ド・ポーボーテ」が人気を博しており、収益への貢献期待が株価面にもポジティブ材料となっている。

■ISID <4812>  2,695円  +47 円 (+1.8%)  本日終値
 ISID<4812>が続伸。同社はきょう、トヨタ自動車<7203>向けに、VR(仮想現実)技術を用いて遠隔地間で3D車両情報を共有するシステムのプロトタイプを開発したことを明らかにした。このシステムは、離れた複数の拠点にいるユーザーが、インターネット空間上に配置した実物大の精緻な車両のモデルを共有し、コミュニケーションを図ることができる。

■ブリヂストン <5108>  4,832円  +81 円 (+1.7%)  本日終値
 ブリヂストン<5108>が3日続伸、年初来高値圏で売り物を吸収し頑強な動きを続けている。株価は昨年7月を境に1年間にわたる下値切り上げ波動を形成中だ。SMBC日興証券では、19日付で同社株の投資評価を「1」継続、目標株価を5000円から5500円に引き上げており、これが株高を後押しする材料となっている。同証券では、想定以上に原料安が加速したことを背景に、ブリヂストンの業績予想を上方修正、17年12月期営業利益を従来予想の4750億円から4900億円(前期比9%増)に増額した。なお、会社側計画は4520億円(同0.5%増)であり、そこから380億円の上振れを見込んでいる。

■兼松エレクトロニクス <8096>  3,480円  +55 円 (+1.6%)  本日終値
 兼松エレクトロニクス<8096>が後場上げ幅を拡大し、上場来高値を更新した。午後2時ごろ、昨年6月に発表した中期経営計画について、目標とする31年3月期の経常利益を従来計画の73億円から100億円へ引き上げたことが好感された。17年3月期業績で、目標数値を上回ったことから上方修正したという。また、配当方針についても、従来計画では「継続的な安定配当」としていたが、これに「配当性向50%以上」を加えており、株主還元に対する期待も高まっているようだ。

■任天堂 <7974>  37,450円  +490 円 (+1.3%)  本日終値
 任天堂<7974>の上値指向は不変。4月中旬を境に一直線の戻り足をみせ、2008年10月以来となる4万円大台復帰のシナリオも現実味を帯びてきた。時価総額は5兆3000億円前後で、5兆4000億円台のソニー<6758>とのデッドヒートにも注目が集まっている。家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の出荷が大方の予想を大きく上回っており、同社の収益成長に期待が膨らんでいる。市場では、「スーパーマリオ」など強力な人気タイトルの投入に伴い、今後スイッチの売り上げを後押しするとの思惑も根強い。会社側では18年3月期の営業利益を650億円(前期比2.2倍)と計画しているが、大幅な上方修正が濃厚とみられている。

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