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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3023 ラサ商事

東証S
1,875円
前日比
-3
-0.16%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.8 1.04 3.63 0.51
時価総額 225億円
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決算発表予定日

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<動意株・28日>(前引け)=シスメックス、トピー、ラサ商事

 シスメックス<6869>=急動意。800円を超える急騰をみせ8469円まで上値を伸ばす場面があった。検体検査機器の大手でグローバル展開しており、海外売上比率は8割を超えるなど世界を舞台に活躍している。27日、尿検査装置の新モデルを発売したことを発表、旗艦モデルの小型機種で、新興国や先進国の中小規模病院向けの需要獲得を見込んでいる。同社は1995年に世界で初めてフローサイトメトリー法を活用した尿中有形成分の自動定量分析を実用化し、以降は尿沈渣検査分野の技術進展に大きく貢献してきた実績がある。株価は7月下旬以降に調整色を強め、前日はザラ場に7500円台まで売られ、年初来安値をつけた5月12日以来の安値をつけていただけに、目先リバウンド狙いの買いも流入した。

 トピー工業<7231>=5日ぶりに急反発。27日の取引終了後、非開示だった23年3月期上期(4~9月)の連結業績は売上高1600億円(前年同期比27.9%増)、経常損益23億円の黒字(前年同期は15億8800万円の赤字)になりそうだと発表。これが好感されているようだ。国内自動車生産台数の減少や石炭価格の上昇などの影響があるものの、原材料やエネルギーコストを反映した販売価格の適正化に加え、建設機械用足回り部品や鉱山向け超大型ホイールの堅調な需要の取り込みなどで吸収する。また、構造改革などによるコスト改善も利益回復につながるという。併せて、従来無配としていた上期配当を20円(前年同期は無配)実施し、下期配当は従来計画の70円から50円に修正することも発表している。

 ラサ商事<3023>=急反発。同社は鉱物資源や機械を取り扱う専門商社だが、足もとの業績は会社側想定を上回って推移している。資源高に伴い、材料の販売価格が上昇し利益率向上をもたらしている。27日取引終了後、23年3月期通期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の19億円から23億円(前期比10%減)に上方修正し、今期の年間配当も従来計画の50円から58円に大幅増額した。これにより、配当利回りは前日終値換算で6%強と高水準。収益見通しと配当計画の上乗せが好感される形で投資資金が流入している。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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