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東京株式(大引け)=62円高、朝安後切り返すもTOPIXは安く商いも低調

 20日の東京株式市場は方向感の定まらない動きで、日経平均株価は午前中は軟調に推移したが、後場に入ると買い戻されプラス圏に切り返した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比62円26銭高の3万8633円02銭と3日続伸。プライム市場の売買高概算は13億1087万株、売買代金概算は3兆1756億円。値上がり銘柄数は746、対して値下がり銘柄数は840、変わらずは60銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日の米国株市場が休場で手掛かり材料不足のなか様子見ムードの地合いとなった。欧州ではフランスやドイツなど主要国の株価指数が総じて軟調だったことから、午前中は幅広い銘柄に売り圧力が表面化し、日経平均は一時300円を超える下げに見舞われた。しかし、後場に入るとインデックス買いを足場に戻り足に転じた。米株価指数先物(ナスダック100指数)が強調展開を示しているのを横目に半導体関連株などに買い戻しが入り、日経平均を押し上げプラス圏に切り返す形に。結局、日経平均はこの日の高値圏で着地している。ただ、銀行などバリュー株に売りが目立ちTOPIXはマイナス圏で引けた。値下がり銘柄数も値上がり銘柄数を上回っている。また、全体売買代金は3兆1000億円台にとどまるなど、今年に入ってからの最低水準だった。

 個別では、売買代金トップとなったレーザーテック<6920>が後場に入り高くなり、同2位のディスコ<6146>、同3位のアドバンテスト<6857>なども買いが優勢だった。イビデン<4062>も上値を伸ばした。リクルートホールディングス<6098>が堅調、信越化学工業<4063>、TDK<6762>なども買いが優勢だった。第一三共<4568>が高く、日本郵政<6178>もしっかり。サンケン電気<6707>、ニッコンホールディングス<9072>などが商いを伴い大幅高に買われた。藤田観光<9722>の3日連続急伸も目を引く。

 半面、ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが軟調。任天堂<7974>が値を下げ、三井物産<8031>も安い。日本郵船<9101>も下落した。さくらインターネット<3778>が大幅安、前日ストップ安に売り込まれたFPパートナー<7388>が続急落となったほか、曙ブレーキ工業<7238>も利食われた。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2024年06月20日 15時50分

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