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外為サマリー:150円60銭台で推移、リスクオンのドル買いが下支え

 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=150円66銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円00銭弱のドル安・円高となっている。

 14日に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回り、同日のニューヨーク市場でドル売り・円買いが優勢だった流れを引き継いでスタートした。ただ、内閣府が朝方発表した7~9月期の国内総生産(GDP)速報値が前期比年率2.1%減と、3四半期ぶりのマイナス成長になったことが伝わると為替相場は円売りで反応。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業などのドル需要が意識されやすかったこともあり、ドル円相場は午前9時40分過ぎに150円79銭まで下げ渋った。仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過したあとは戻りが鈍くなる場面もあったが、日経平均株価の大幅高を受けたリスクオンのドル買い・円売りに支えられるかたちで150円60銭台を中心に推移した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0873ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0170ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=163円81銭前後と同1円50銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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