【特集】10万円以下で買える、今期最高益＆低PER 24社【プライム】編 ＜割安株特集＞

　少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ＳＢＩ証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。

　東証プライム上場企業では257銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が市場平均を下回る銘柄に注目してみた。

　下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)予想PERが15倍以下――を条件に投資妙味が高まる24社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは5日現在)

　なお、7日(日)16時に「10万円以下で買える、今期最高益＆低PER【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

　　　　　　　　　　 最低投資　　┌ 経常利益 ┐　　予想
コード 銘柄名　　　　　　金額　 増益率　　 今期　　 PER
<2353> 日本駐車場　　　 21000　　 10.9　　 6900　　13.9
<2471> エスプール　　　 32400　　　2.9　　 2726　　14.0
<4093> アセチレン　　　 37400　　　2.4　　 2500　　 8.1
<8897> ミラースＨＤ　　 53600　　 23.2　　16000　　 6.8
<3679> じげん　　　　　 58300　　 16.0　　 6300　　13.9

<7167> めぶきＦＧ　　　 61470　　 19.0　　75000　　11.8
<8368> 百五銀　　　　　 67100　　 10.7　　22200　　10.7
<3834> 朝日ネット　　　 68600　　 10.8　　 2200　　11.9
<6742> 京三　　　　　　 68900　　 84.1　　 6000　　 9.8
<8860> フジ住　　　　　 79800　　　0.9　　 6700　　 6.4

<4680> ラウンドワン　　 80100　　　3.1　　25060　　12.7
<3475> グッドコムＡ　　 82000　　　161　　 4673　　 7.3
<3924> ランドコンピ　　 82900　　　9.0　　 1900　　11.7
<9332> ＮＩＳＳＯ　　　 83300　　 24.3　　 3800　　11.4
<1332> ニッスイ　　　　 84000　　　9.5　　35000　　10.9

<2157> コシダカＨＤ　　 84300　　 28.0　　 9939　　10.2
<2374> セントケア　　　 85900　　　3.9　　 3278　　 9.9
<1429> 日本アクア　　　 89500　　　6.3　　 3100　　13.4
<7347> マーキュリア　　 93500　　 97.4　　 3000　　 9.0
<7186> コンコルディ　　 95030　　 41.6　 109000　　14.8

<3245> ディアライフ　　 97300　　 21.3　　 7500　　 8.3
<3167> ＴＯＫＡＩ　　　 97500　　　3.0　　16000　　14.2
<4097> 高圧ガス　　　　 97800　　　8.2　　 7200　　11.2
<5288> アジアパイル　　 99300　　　0.8　　 6300　　 9.7

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が％、PERが倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80％以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
※今期配当が無配・未定の企業は除いた。

株探ニュース